「“ただいま”です」出身地・名古屋の映画館で思い出を語る赤楚衛二さん 映画『366日』大ヒットロングラン御礼・名古屋舞台挨拶に登壇
2025年1月10日に公開された映画『366日』は、HYの名曲からインスパイアされたオリジナルの純愛ラブストーリーで、観客動員数200万人、興行収入25億円を突破するロングラン大ヒットとなっています。2008年に発表され、今なお世代を超えて愛される楽曲「366日」をモチーフに、沖縄と東京という2つの都市を舞台にした20年にわたる切なくも美しい物語が紡がれます。高校時代に出会った2人が音楽を通じて惹かれ合い、それぞれに夢に向かって歩む中で訪れる別れと再会。365日では足りないほどの想いを描いた、切なすぎる純愛に胸が締めつけられます。
主人公・真喜屋湊を演じるのは、いま最も注目を集める若手俳優・赤楚衛二さん。ヒロイン・玉城美海には上白石萌歌さん。さらに中島裕翔さん、玉城ティナさん、石田ひかりさん、国仲涼子さん、杉本哲太さんら実力派のキャストが揃い、深みのあるドラマを彩っています。主演の赤楚さんが出身地である名古屋に凱旋し、名古屋駅前のミッドランドスクエアシネマで行われた舞台挨拶に登壇しました。名古屋での思い出や公開後の反響について語ったり、事前に募った質問に次々に答えるなど劇場に集まった大勢のファンと交流していました。(取材日:2025年4月16日)
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直前に食べたポップコーンが気になる赤楚衛二さん ミッドランドスクエアシネマでの思い出を語る
映画『366日』は公開から3か月以上のロングランヒットを記録し、ハリウッドの制作会社がリメイク権を獲得したことでも話題となっています。4月頭に台湾でも公開され、現地に駆けつけた主演の赤楚衛二さんが大熱狂で迎えられるなど、盛り上がりは国内に留まらず、海を越えて広がり続けています。
大ヒットロングラン御礼舞台挨拶が名古屋駅前のミッドランドスクエアシネマで行われました。満席となった劇場の上映前に主演の赤楚衛二さんが登壇し、観客から大きな拍手で迎えられました。マイクを持った赤楚さんは「皆さんこんにちは。真喜屋湊役を演じさせていただきました赤楚衛二と申します」と挨拶しながら、口元を気にする様子を見せ、登壇直前にポップコーンを食べたそうで「ここに今、ずっと詰まってるんです」「めっちゃ詰まってるかもしれない」などとハニカミながら挨拶し、会場を和ませました。赤楚さんの登壇に客席から「おかえり~~」と声がかかると赤楚さんも「“ただいま”です」と返し、さらに観客から「おかえり~~」と声かけが続きました。
ミッドランドスクエアシネマでは4月10日から数量限定で「黒あめ×うすピーナ×ポップコーン♪」が販売されています。春日井製菓の『黒あめ』の材料である黒糖をふんだんに使用され、『うすピーナ♪』の香ばしさとポップコーンの塩味がアクセントとなり、甘味と塩味が絶妙にマッチしたポップコーン。隠し味のバターが風味のバランスを整え、今までにない贅沢な味わいが人気となっています。赤楚さんが名古屋での舞台挨拶の登壇直前に食べたポップコーンはこちらだったかもしれませんね。
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地元での舞台挨拶の感想を聞かれた赤楚さんは「本当に嬉しいですね!やっぱりミッドランドスクエアといえば僕も学生時代にいろんな映画、『パラノーマル・アクティビティ』とか観にきました」と2010年に日本で公開された映画の名前を挙げました。高校生の頃でしょうか?ミッドランドスクエアシネマの思い出として「シートが革だからちょっとゴージャスだなって思っていました。ずっと過ごしてきた思い出の場所なので、こっち側(スクリーン前)に立たせていただけるっていうのは感慨深いですね」と述べました。
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客席からの「カッコ良かった!」に赤楚衛二さん「知ってる!嘘です(笑)」と軽やかにファンと交流
映画『366日』は2024年夏に撮影され、2025年1月に公開、感動の口コミが広がり3か月のロングランヒットとなっています。プロモーション期間を振り返って思い出に残っていることを聞かれると「萌歌ちゃんがとにかくTwitterで弾けてたなっていうのが印象的なんです」と冗談を飛ばし、全体的にプロモーションが楽しかったそうで「点灯式も初めてでした。あとバラエティーで、年末のなかなか出られない番組に出たのが面白かったな」と振り返りました。「見てくれました?皆さん?」と客席に問いかけると大きな拍手が返ってきて「ありがとうございます」と微笑む赤楚さん。さらに客席から「カッコ良かった!」と感想の声が聞こえると、赤楚さんは「え?知ってる!嘘です(笑)ありがとうございます」とファンとの交流を楽しんでいる様子でした。
またHYさんの生演奏付きの舞台挨拶が話題になると「めっちゃ感動しました。僕も泣きそうでした」と話し、涙する上白石さんにハンカチを渡した時のエピソードとして「渡した後に、ペロってしてて、決まりきらないなぁと思っていました」と振り返っていました。
「全然、暑そうな顔してないですよね」右腕を叩き可愛らしいドヤ顔でお芝居の腕前をアピール
舞台挨拶では、全国から募った質問が入ったボックスから赤楚さん自身がカードを選んで読み上げていいました。最初に選んだカードに書かれた「次の閏年、2028年2月29日は、何をしていると思いますか?」を読み上げ、3月1日が誕生日の赤楚さんにとって、33歳の最後の日についての質問。赤楚さんは「カードか免許証か、パスポートの期限が2028年だったと思います。何だったっけ?」とかなり気になっている様子。司会者から「次の閏年までにやっておきたいことは?」と聞かれると「強いて言うならマッチョになっていたいです」と答えました。
続いて赤楚さんがカードを選び「瑞々しい高校生から憂いを帯びた魅力のある男性まで、幅広い年代を演じられていて感動しました」という感想に続き「湊を演じる上で参考にしたことは?」という質問を読み上げました。赤楚さんは参考にしたというわけではないと言及しつつ「よく寝転がって、自転車を漕いで、音楽を聞いてるじゃないですか。某バスケット(ボール)漫画の〇〇みたいだなって思ったことあります」と具体名を挙げずに話しました。(「SLAM DUNK」の流川楓でしょうか?確かにいくつかの共通点はあるかもしれないですね)湊がよく寝っ転がっていることは脚本にも書かれていたようで、赤楚さんは「基本的に落ち込んでて寝転がるが多かったかな。気持ち良さそうに寝っ転がるのは、屋上で美海からもらったMDを聞いている時くらい。あとはずっと落ち込んでます」と振り返りました。司会者から砂浜で寝っ転がってるシーンについて聞かれると「すごく暑くて、本当に火傷するかと思ったんです」と話し「でも全然、暑そうな顔してないですよね」と客席に視線を送りながら右腕を2度叩き、お芝居の腕前をアピールするようなジェスチャーで観客を沸かせ、客席からの大きな拍手を受けて「ありがとうございます。みんな優しいな。地元だから」とつぶやいていました。印象に残っているプロモーションについての質問では「誕生日にできたのはすごい印象的した」と答え「31歳、サーティワンで、自分の出てる作品で皆さんに祝ってもらいながらプロモーションできたのはすごく嬉しかったです」と答えました。
「湊と美海が笑顔で海中道路を自転車で走るシーンが大好きです。あのシーンでは、2人はどんな対応をしていたのでしょうか?」という質問に対して、赤楚さんは「僕も大好きなシーンです」と答えつつ、撮影の合間の赤楚さんと上白石さんの会話として「(自転車の)ギア重くして、どっちが早く走れるか勝負しようぜみたいなやってましたね」と思いがけないエピソードを披露。赤楚さんは上白石さん相手に多少の手加減をするつもりだったそうですが「本番で思いっきり漕いでみたら、圧倒しちゃったこともありましたね」と話しました。湊(赤楚さん)が美海(上白石さん)を追いかけるシーンでしたが「(撮影の)後半で使うか使われるかわかんないところで(赤楚さんが上白石さんを)ブッチギるみたいなこともやっていました。戦っていました」と自転車レースのように楽しんでいたことやHYさんの「AM11:00」を聞きながらの爽やかな撮影だったことを教えてくれました。
映画『366日』は“背中PUSH作品”大ヒットロングランに「今まで経験したことないことをさせていただいてる」と感謝
「地元に帰ってきたって思うのはどのあたりですか?」という質問に「新幹線で名古屋駅を降りた時に匂いが違うんですよ。名古屋の匂いだってなるんですよ」と話すと、客席から聞こえた声を拾おうとした赤楚さん。さらに「昼にひつまぶし弁当をいただきました。名古屋だなって思いました。名古屋に住んでた頃もそんな食べてなかったから、贅沢させていただいております」と名古屋を感じた出来事を話しました。
舞台挨拶も終盤になり、質問として「赤楚さんにとって映画『366日』は、一言で言うと、どんな作品ですか?」と読み上げ、言葉を選びながら「背中を押してくれる作品です」と答えました。続けて「恋愛や人生でしんどい思いをした時に、過去は助けになったり支えになったりしてくれる」と伝え「HYさんの「366日」「恋をして」という曲とともに僕たちの背中を押してくれる作品になってるんじゃないかなと思います」と説明し「“背中PUSH作品”にしましょう!」と映画『366日』を一言でまとめました。
最後の質問として「大ヒットロングラン、今の気持ちを改めて聞きたいです」と読み上げ、赤楚さんは「すごい嬉しいですね!」と率直な感想を述べ、1月の公開から3か月以上が経って名古屋に来られている現状について「いまだにここに立って、『366日』について話している感覚が不思議でしょうがなくて、今まで経験したことないことをさせていただいてる気がしています。それは皆さんが愛してくださったおかげだと思うので。皆さん、ありがとうございます」と客席の観客に向けて頭を下げました。大ヒットロングラン御礼舞台挨拶は名古屋・大阪・沖縄の3ケ所で行われ、全ての会場のチケットが即完売になったことが紹介されると「ありがたいですね。感慨深いです」と改めて感謝の気持ちを伝えました。
名古屋での凱旋舞台挨拶を楽しみにしていたという赤楚さんは「最高の身体でお会いしたいなと思って、僕は今日7時からジムに行って、そのまま皆さまに会いにきました。だから姿勢めちゃくちゃいいです」と話し、代謝が良い状態なのか額の汗をキラリと光らせながら、映画『366日』への熱い想いを口にし「皆さまが何度も観てくださって、愛してくださったおかげで、こうやって名古屋で皆さまとお会いすることができて、本当に感謝でいっぱいです」と重ねて感謝の気持ちを伝えました。そして「これからも、Blu-rayやDVDもありますので、ぜひ何度でも映画『366日』を愛していただけると嬉しいです」と6月25日(水)に発売が決まった、Blu-ray&DVDのPRもして、深々と頭を下げて観客に感謝を伝え、舞台挨拶を締めくくりました。
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作品概要
6月25日(水)Blu-ray・DVD発売 発売・販売元:松竹
主演:赤楚衛二
出演:上白石萌歌、中島裕翔、玉城ティナ、稲垣来泉、齋藤潤、溝端淳平(友情出演)、石田ひかり(友情出演)、国仲涼子、杉本哲太
inspired by HY 「366日」
主題歌:HY「恋をして」(Polydor Records)
監督:新城毅彦
脚本:福田果歩
音楽:日向萌
配給:ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント 松竹
原作:「366日」物語委員会
製作:映画「366日」製作委員会
公開:2025年1月10日(金)
発売・販売元:松竹
©2025映画「366日」製作委員会
公式HP:https://movies.shochiku.co.jp/366movie/
公式Twitter、Instagram、TikTok:@366movie