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2026-02-21

ZIP-FM「Sparkling」(2026年2月21日放送)≪今、観るべき!注目の洋画!≫


 

2017年7月にスタートした名古屋の映画情報サイトCine@nagoya(シネアナゴヤ)は〝名古屋でもっと映画を楽しもう!″を合言葉に名古屋を生活圏とする皆さんに向けて名古屋に特化した映画情報を発信しています。「名古屋で映画に携わる活動がしたい」「名古屋で映画の魅力を伝えたい」という想いではじめたCine@nagoya(シネアナゴヤ)は今年でスタートから8年目。サイトの運営とあわせて、シネマアナウンサーという肩書きで映画イベントの司会やインタビュアーとしてのお仕事をしている水野由美子に面白いお声かけをいただきました。ZIP-FMで毎週土曜日13:00~16:00に放送、清里千聖さんがナビゲーターをしている「Sparkling」内のコーナー「Sparklingrammar」に毎月1回レギュラーで出演し、テーマにあわせた映画を紹介しています。

11回目となる2026月2月21日(土)の放送では、2月のベルリン国際映画祭、3月の第98回アカデミー賞授賞式に向けて、映画界が賞の話題で盛り上がっていて、毎年2月は洋画を観る機会が増えることから≪今、観るべき!注目の洋画!≫を紹介。ラジオ出演に連動する形で、番組で話したアカデミー賞に関連する上映についてなど、ラジオでは話し切れなかったことも含めてまとめました。

放送はradikoでも聴けます!

『レンタル・ファミリー』(2月27日公開)

『レンタル・ファミリー』は『ザ・ホエール』(2023年日本公開)で社会から孤立し、深い後悔を抱えながら生きる主人公チャーリーを繊細かつ圧倒的な存在感で演じ切り「第95回アカデミー賞」主演男優賞を受賞したブレンダン・フレイザーが主演を務め、日本を舞台に描かれる感動のヒューマンドラマです。『ザ・ホエール』で、体重272キロ、極度に肥満した中年男を演じ、極限状態にある男の内面を静かなまなざしと息遣い、わずかな表情の揺らぎで表現。「贖罪」と「愛」を体現し、彼のキャリアの新たな到達点とも言われています。『レンタル・ファミリー』においても、人との関わりの中で揺れ動く心情を丁寧にすくい上げる演技が大きな見どころとなっています。

監督をつとめたHIKARIさんは、大阪出身で10代で渡米してアメリカで映画・テレビ制作を学び、現在もアメリカを拠点に活躍の場を広げいます。長編映画デビュー作の『37セカンズ』(2020年公開)は車いすで生活する若い女性が自立と性、創作への葛藤に向き合いながら一歩を踏み出していく物語で、社会の周縁に置かれがちな存在に温かな光を当てた誠実なまなざしが国際的に称賛され、ベルリン国際映画祭パノラマ部門観客賞を受賞するなど高い評価を受けました。現在、開催中の第76回ベルリン国際映画祭では、コンペティション部門審査員に選出されます。

『レンタル・ファミリー』は東京で暮らす落ちぶれたアメリカ人俳優フィリップは、日本での穏やかな生活にどこか安らぎを感じながらも、本来の自分を見失いかけていました。そんな彼が出会ったのが、“レンタル家族”として依頼人の人生の中で“仮の家族”を演じる仕事。さまざまな依頼を通して、他人の人生の一部を生きる中で、フィリップは次第に自分自身と向き合っていきます。

アカデミー賞俳優と国際的評価を受ける日本人監督のタッグによって生まれ、日本で撮影された本作には、森田望智さんや柄本明さんら実力派俳優が出演。依頼人がなぜ家族に嘘をついてまで“レンタル”を求めたのか――その理由が明らかになるたびに胸を打たれます。平岳大さんが演じるレンタルファミリーの社長の言葉も深く心に響き、「人に必要とされること」「誰かの役に立つこと」を通して見つける“生きる喜び”を静かに問いかけます。日本の風景が洋画のテイストの中で美しく切り取られ、異国の視点から映し出される日本の姿も大きな魅力。世界がまだ知らない日本の物語を、温かなまなざしで描いた一作です。

アカデミー賞の話題作を映画館で観るチャンス!!トークイベントも!

映画界が一年で最も熱くなる季節、アカデミー賞の話題で劇場がにぎわっています。第98回アカデミー賞で作品賞を含む史上最多16部門ノミネートを果たした話題作『罪人たち』(2025年6月日本公開)や13部門でノミネートされている、レオナルド・ディカプリオとポール・トーマス・アンダーソン監督が組んだ『ワン・バトル・アフター・アナザー』(2025年10月日本公開)が凱旋上映中。改めて大スクリーンで体感できる絶好の機会となっています。

さらに、エマ・ストーン主演の『ブゴニア』が2月13日より公開中で、サスペンスのようでいてSF的な要素も孕む予測不能の展開、そして衝撃的なエンディングが観客を驚かせています。4月10日には、『ノマドランド』(20)で第93回アカデミー賞作品賞・監督賞を受賞したクロエ・ジャオ監督の最新作『ハムネット』が公開。シェイクスピアの名作戯曲「ハムレット」誕生の背景にあった悲劇と愛を描く注目作です。

さらに3月1日(日)には、ミッドランドスクエア シネマにて『Ms.メラニーのオスカートーク in シネマ ~知れば知るほどアカデミー賞っておもしろい!~』を開催。第98回アカデミー賞の予想を交えながら、その魅力を深掘りします。受賞作、ノミネート作、そして注目監督の最新作まで、いま映画館では、アカデミー賞につながる作品を一挙に楽しめる絶好のタイミング。スクリーンで“今年の映画”を体感してみてはいかがでしょうか。

2026年2月21日(土)放送のZIP-FM「Sparkling」内のコーナー「Sparklingrammar」で紹介した映画をまとめました。

放送はradikoでも聴けるので、こちらをチェックしてくださいね!
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