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2025-10-29

「なにわ男子」の北海道ライブ打ち上げや伝説の食事会を語る 長尾謙杜さんと山田杏奈さん、廣木隆一監督が映画『恋に至る病』名古屋舞台挨拶に登壇


10月24日(金)より公開中の映画『恋に至る病』は斜線堂有紀さんの同名恋愛小説「恋に至る病」(メディアワークス文庫/KADOKAWA刊)を長尾謙杜さんと山田杏奈さんのW主演で実写映画化した作品です。原作者の斜線堂さんはミステリ・サスペンスジャンルと恋愛ジャンルを縦横無尽に横断する俊英作家。小説「恋に至る病」は発売するや否や、TikTokの書籍系アカウントによる紹介動画の再生回数が200万回を超え、30回を超える重版を繰り返している話題作です。監督は映画『月の満ち欠け』で第46回日本アカデミー賞優秀監督賞を受賞した廣木隆一さんです。内気な男子高校生・宮嶺望を演じる長尾さんは人気グループ「なにわ男子」の最年少メンバー。劇場用映画初主演作となった映画『おいしくて泣くとき』をはじめ『室町無頼』『俺ではない炎上』、そして本作での主演抜擢と今年だけで計4作品の出演を果たした最も旬な若手俳優です。宮嶺のクラスメイト・寄河景を演じる山田さんは2016年のスクリーンデビュー以降、『ミスミソウ』『小さな恋のうた』『山女』などで着実にキャリアを重ね、『ゴールデンカムイ』『正体』にて第48回日本アカデミー賞優秀助演女優賞・新人俳優賞をW受賞。本作では“殺人犯へと変わりゆく恋人”という二面性のある役柄を卓越した演技力で魅せます。映画『恋に至る病』で描かれているのは、不器用で一途な初恋、同級生の不審死と恋人への恐ろしい疑惑、抑えられない純粋な想い。ふたりがたどり着く〈切なすぎるラスト4 分〉と〈明かされる彼女の本心〉とは?
公開から5日目を迎えた名古屋駅前のミッドランドスクエア シネマで公開記念舞台挨拶in名古屋が開催され、平日の朝一番の上映後に主演の長尾さん、山田さん、廣木監督が登壇。作品の見どころを語るとともに、“この秋、最も刺激的なラブストーリ”な本作にちなみ、それぞれの“刺激的な体験”を告白!終始、笑い声で溢れた舞台挨拶の様子をレポートします。(取材日:2025年10月28日)

長尾謙杜さんと山田杏奈さんに「孫みたい。ふたりの芝居を見ているのが心地いい」と廣木隆一監督が絶賛

公開から5日目を迎えた名古屋駅前のミッドランドスクエア シネマで開催された映画『恋に至る病』公開記念舞台挨拶in名古屋。朝一番の上映にも関わらず集まった多くのファンの大きな拍手に迎えられ、W主演の長尾さんと山田さん、廣木監督が登壇しました。長尾さんは「本日はこうやって集まっていただき本当にありがとうございます。名古屋に映画のイベントで来られて幸せに感じています」と挨拶。山田さんは「名古屋の皆さんにお会いできてすごく嬉しいです。短い間ですが、色々お話できたらなと思います」と客席に笑顔を届けました。また、廣木監督は宮嶺と景がたどり着く〈切なすぎるラスト4分〉を見届け余韻が残っている様子の観客席へ「こんにちは!みんなシーンとしているんで、すごくドキドキします。リラックスして楽しんでいってください」と会場の緊張を解すように挨拶しました。
現在、なにわ男子のツアー中で今週末11月1日(土)~3日(月)にはAichi Sky Expo(愛知県国際展示場)でライブの予定があるという長尾さん。「愛知といえば?」という質問に「うなぎ」と答え「昨年2本ほど愛知で映画の撮影させていただいき、その時に鰻屋さんに行って食べ比べしたりしました」と教えてくれました。一方、1ヶ月ほど前に仕事で常滑に来たばかりという山田さんは「好きなYouTuberの方が岡崎で活動されていて、まだ行ったことがないので、いつか岡崎に行ってみたいと思っています」と予想していなかった回答に会場は少しざわつき気味(笑)。長尾さんもそのYouTuberの存在を知っていたそうで「メンバーが(フィギュア購入のため)真剣にコンビニをまわっていました」となにわ男子メンバーの話題にも触れました。
また、長尾さんは宮嶺を演じるにあたって「無理に変な色をつけずシンプルに演じました。何事もやる気がないし、ちょっと諦めかけていたところに景と出会って一筋の光が入ったような感じで。出会って動いていく流れを大切に演じました」と振り返りました。山田さんは景を演じるにあたって「クラスの中でカリスマ性があると言われるような役だったので、どう表現したらいいのかなっていうところから作っていきました。宮嶺との関係も一言では難しいけど、いろいろな捉え方ができるように見てもらえたらと思いながら演じた」と明かしました。長尾さんと山田さんを見守る廣木監督は「孫みたいな感じ。ただ見守って、ふたりの芝居を見てるのって、こんなにも心地いいんだって思いました」と絶賛しました。
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辛いもの好きの山田杏奈さんは現場に「マイ〇〇!」を持参 長尾謙杜さんは「なにわ男子」北海道ライブ打ち上げのエピソードを!

映画『恋に至る病』はTikTokで再生数200万回越えを記録した衝撃の恋愛小説を実写映画化した作品で、この秋、もっとも刺激的なラブストーリーです。“刺激的な”というキーワードにちなんで“最近あった刺激的な体験”を聞かれた山田さん。「辛い物が好きなので、何でも辛く出来るように七味とタバスコをどんな現場にも持ち歩いています」と告白。「え?すご!マイ七味を持っている人いるんだ!」と驚く長尾さんでしたが、観客席にもマイ七味を持ち歩いている方がいることが判明!山田さんは「嬉しい。仲間ですね!」と喜びの表情を見せました。
一方、ライブツアー中の長尾さんは先週開催した北海道ライブでの打ち上げの話題を挙げて、「北海道でスタッフさんとの打ち上げで、人数が多分300人ぐらい。こんな大人数の打ち上げ、あまりないので刺激的でした」と明かしました。この打ち上げでは、なにわ男子メンバーがビールの売り子になったり、長尾さん自らバーベキューで焼き係をつとめたりしたそう。「ライブ終わりにふざけてましたね!すっごい楽しかったです」と貴重なエピソードも聞かせてくれました。
刺激的な体験談のトリをつとめることになった廣木監督は「みんなの前に立って、表情を見たりすることが刺激的です」と一言。「完璧ですね。まとめましたね」と長尾さんと山田さんが深く頷く中、会場は大きな拍手で包まれました。

長尾謙杜さん、廣木隆一監督に「大変失礼ですけど・・・。すごく優しい“おじいちゃん”でした(笑)」夜の食事会はバイトのシフト的な〇〇

映画『恋に至る病』チームで開催された食事会の話題になると長尾さんは「伝説の回がありまして・・・」とゆっくり切り出し、クランクアップの日に監督やプロデューサーさんたちと焼肉を食べに行ったことを明かし「ちょっと夜も遅めのスタートだった。23時ぐらいですかね。監督が寝始めて」と話し、続けて「同じ御年齢ぐらいのスタッフさんも何人かいらっしゃるんですけど・・・あの・・・順番に寝ていくんです。あ、もう全員寝るんじゃないかなっていうぐらいになったら、一番最初に寝た監督が起きて(笑)。バイトのシフトみたいになってました」と伝説の食事会を振り返りました。すぐに「安心して寝ちゃう。気持ちよくて。そのまま寝かせといて」と懇願する監督に「ダメですよ!起こしますよ!ずっと見張ってますから!」と声をかける長尾さん。廣木組の仲の良さを垣間見た瞬間でした。
また、そんな廣木監督について長尾さんは「クランクインの前とかは、どんな方なんだろうみたいな雰囲気はあったんですけど、本当に会ったら・・・あの大変失礼ですけど・・・“孫”って言ってくれたように・・・“おじいちゃん”で(笑)。監督ではもちろんあるんですけど、眼差しも現場もあたたかくて、すごく優しいおじいちゃんでした」と親しみたっぷりに話しました。すかさず「兄貴ぐらい?」と聞き返す廣木監督に「兄貴でもあります!」と長尾さん。終始、テンポのいい会話が心地よく会場を包みました。
映画『恋に至る病』の見どころについて廣木監督は、宮嶺と景が蝶々を見つめるシーンを挙げ「ふたりの表情がめちゃめちゃ良くて。その表情でこの映画はできたなと思います」と力をこめて話しました。長尾さんは「学園モノでクラスメイトがいる中で、この映画は景と宮嶺に矢印が向いていることが一番強いものだと思う。一番意識して撮影していた部分なので、そこを見てもらえたら嬉しい」と語りました。また、宮嶺が自転車で疾走する場面にも触れ「2駅間くらい漕いだ。大変だったんですけど、撮影部隊のトラックがマッドマックスみたいなトラックになっいて!すごい撮影部隊でした!」と興奮気味に話す長尾さんに続いて山田さんも「あの長尾くんの自転車疾走のシーンはすごく印象的で、モノレールから見てても本当に早くて本当にすごいなって頭が下がる思いでした」と話し、撮影を振り返っていました。
映画『恋に至る病』は 11月7日(金)より副音声上映がスタート。スマートフォンとイヤホンを使って副音声を聞きながら映画鑑賞も同時に楽しめる上映です。長尾さん、山田さん、廣木監督が語る制作の裏話など、ここでしか聞けないエピソードが盛りだくさんの内容になっています。長尾さんは「(映画の音声が聞こえにくくなるかもしれないから)ノイズキャンセルの強いイヤホンはあんまりしない方がいい気がします。いい感じのイヤホンで聴いて」と長尾さん。舞台挨拶の最後に山田さんは「映画を観ながら副音声を聞くのは中々ない試みだと思うので、ぜひ何度でも足を運んで、新しい発見をしてもらえたらすごく嬉しいです。本日はお越しいただきありがとうございました」と客席に思いを届けました。長尾さんは「みなさんと今日こうやって出会えたことも幸せなこと。景と宮嶺が出会って動いていく映画でもあるので、皆さんには“出会い”を意識して観てもらえたり、生活してもらえたら嬉しいです」と舞台挨拶を締めくくりました。
10月31日(金)からは入場者プレゼント第2弾「長尾謙杜&山田杏奈 インタビュー映像先行視聴特典付きエモーショナルポストカード」の配布が決定!ふたりのインタビュー映像を、QRコードから特設ページにアクセスの上、先行視聴いただけます。11月6日(木)までの7日間限定配布となりますので、ぜひ映画館に足を運んでください!
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作品概要

10月24日(金)からミッドランドスクエアシネマ他で全国公開中
【STORY】
僕は君が好きだ。たとえ殺人犯だとしても。
内気な男子高校生・宮嶺と学校中の人気者・景。
不器用で一途な初恋、ふたりが交わした約束。
「どんな私でも守ってくれる?」
しかし、同級生の不審死が続発し、宮嶺は景に対して疑惑を抱く。
「もしかして君は、僕のために人を殺したの?」
殺人犯へと変わりゆく景。それでも、宮嶺の気持ちは変わらない。
やっぱり僕は君が好きだ―。
切なすぎるラスト4 分。《彼女の本心》が明かされる。
出演:長尾謙杜、山田杏奈、醍醐虎汰朗、中井友望、中川翼、上原あまね、小林桃子、井本彩花、 真弓孟之(AmBitious)、忍成修吾、河井青葉、前田敦子
監督:廣木隆一
脚本:加藤正人、加藤結子
原作:斜線堂有紀『恋に至る病』(メディアワークス文庫/KADOKAWA 刊)
音楽:加藤久貴
主題歌:「奇跡を待ってたって」Saucy Dog(A-Sketch)
制作プロダクション:アスミック・エース ダブ
配給:アスミック・エース
Ⓒ2025『恋に至る病』製作委員会
公式 X:@KiY_movie
公式 Instagram:@kiy_movie・TikTok:@kiy_movie

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