上映待機作も続々と！伏見ミリオン座が座席数を大幅に減らして営業再開
名古屋市中区の伏見ミリオン座が5月22日に営業を再開しました。伏見ミリオン座は2005年に伏見エリアにオープンした良質な作品を上映する映画館で、2019年4月19日に伏見駅北側に移転し、4つのスクリーンがあります。
営業再開初日の映画館を取材し、座席間隔の開け方や感染予防対策、今後の上映作品の予定などをご紹介します。（取材日：2020年5月22日）
※6月5日からは使用可能な座席数を増やし、前後左右1席ずつを空席とする形で全体の50％の座席チケットを販売しています。
伏見駅1番出口から徒歩2分！駅の北東に移転した伏見ミリオン座 新館オープン！
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カフェミリオンのテーブル・イスは配置を一方向に
伏見ミリオン座の1階ロビーにあるカフェミリオンは映画の上映時間を待つお客様だけでなく、伏見エリアのカフェとして利用されています。テーブル・イスは1脚ごとに間隔をとり、全てのイスが入口に向いて設置されていて、向かい合って座ることができないようになっています。
チケットカウンターやコンセッションには飛沫防止シートが張られていてます。ドリンク類は依然と変わらずに提供されますが、『GURUMAN』のピザトースト、サンドイッチ、パンなどはしばらくの間、取り扱わないそうです。
ドリンク以外には『3BLOCKS POPCORN』のポップコーンなどのスナックメニューが購入でき、映画鑑賞中の飲食も可能です。
座席数を大幅に減らし、マスク着用や咳エチケットのお願い
伏見ミリオン座には4つのスクリーンがあります。2階のミリオン1（184席）とミリオン2（48席）、3階のミリオン3（110席）とミリオン4（75席）、すべてのスクリーンの座席数は25％程度に減らしています。一列おきに使用しない列を作った上で、使用可能な列でも1席おきに使用可能となっていて、使用不可の座席はチケットの購入時に選択できないようになっています。
※6月5日からは使用可能な座席数を増やし、前後左右1席ずつを空席とする形で全体の50％の座席チケットを販売しています。
マスクについては映画鑑賞中も着用を基本としていて、飲食時以外は着用をお願いするそうです。
営業再開初日には、3階のミリオン3とミリオン4のスクリーン内の様子をみせてもらうことがでました。使用不可の座席の背面に貼り紙が貼られていて、以前と比べて入場できる人数がかなり少なくなってしまいます。着席可能な座席の間隔を大きく開けることで、安心して映画を鑑賞してほしいと考えていて、座席間隔については、今後の状況を見ながら変更する可能性もあるようです。舞台挨拶などのイベントについても様子を見て再開できればと考えているそうです。
ミリオン3（3階）
ミリオン4（3階）
フランスの大ヒットコメディから話題作のアンコール上映も 上映待機作は多数
3月下旬に東京で公開となった『最高の花婿 アンコール』が名古屋では5月22日から公開となりました。2019年フランス映画興収NO.1の大ヒット作でフランスの大ヒットコメディ『最高の花婿』の続編です。
また、カンヌ国際映画祭の最高賞、アカデミー賞で作品賞、監督賞、脚本賞、国際長編映画賞の4冠を受賞した『パラサイト 半地下の家族』や第43回日本アカデミー賞最優秀作品賞・最優秀主演男優賞・最優秀主演女優賞を受賞した『新聞記者』も上映しています。そして昨年、伏見ミリオン座のオープニング作品として公開し、オープニングイベントでは今泉力哉監督と主演の岸井ゆきのさんによる舞台挨拶も行われた『愛がなんだ』のアンコール上映も行われています。
映画『愛がなんだ』岸井ゆきのさん、今泉力哉監督 名古屋での公開初日舞台挨拶＆インタビュー
6月5日からは『パラサイト 半地下の家族』モノクロver.が上映され、6月12日からの全国順次公開が決定した映画『ストーリー・オブ・マイライフ／わたしの若草物語』の上映も予定されています。そのほかにも首都圏の映画館の営業が再開すれば、公開される作品も多数あり、今後のラインナップにも注目です。
6 月5日（金）公開
『ハリエット』
『ポップスター』
『デット・ドント・ダイ』
6月12日（金）公開
『ストーリー・オブ・マイライフ／わたしの若草物語』
『その手に触れるまで』
『アドリフト ４１日間の漂流』
施設概要
伏見ミリオン座
Address:名古屋市中区錦二丁目15番5号
