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2019-06-03

映画『小さな恋のうた』名古屋で最後の舞台挨拶に佐野勇斗さん、眞栄田郷敦さん、山田杏奈さん、森永悠希さん、橋本光二郎監督が登壇


 

映画『小さな恋のうた』は沖縄の小さな町を舞台にした物語で、高校生バンドに起きたある出来事とそれに向き合う姿に加えて、米軍基地に住む一人の少女との交流から沖縄が抱える課題も描かれるなど、普通の恋愛映画や青春映画とは一線を画す作品です。公開2週目に主演の佐野勇斗さん、眞栄田郷敦さん、山田杏奈さん、森永悠希さん、橋本光二郎監督が名古屋での舞台挨拶に登場しました。

佐野さんが司会をつとめ、愛知や名古屋にまつわるトークを繰り広げ、予定されている最後の舞台挨拶にそれぞれが感慨深げな様子で想いを口にしていました。(取材日:2019年6月2日)

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地元での舞台挨拶で司会をつとめた主演の愛知県岡崎市出身の佐野勇斗さん

映画『小さな恋のうた』が公開2週目を迎え、1日で神戸、京都、大阪、名古屋を回る公開記念“弾丸”舞台が行われ、最後の地となった名古屋駅前のミッドランドスクエアシネマのスクリーン前に主演の佐野勇斗さんが1人で登場しました。佐野さんは愛知県岡崎市の出身で、地元での舞台挨拶ということで司会をつとめました。来場客に向かって「温かい目で愛想笑いなどしてください」と話し、いい声で注意事項を読み上げ「盛り上がっていきましょーーー!」と大きな声で呼びかけ、眞栄田郷敦さん、山田杏奈さん、森永悠希さん、橋本光二郎監督を呼び込みました。

大阪での舞台挨拶で名司会ぶりを発揮した森永さんは「愛知県が生んだ天才、佐野勇人がMCということで、さぞかし華麗なMCを披露してくれると思います」とニヤリとし、佐野さんは緊張からか「ギターを演じられました杏ちゃんこと山田杏奈さん」と紹介してしまい「ギターを演じた?」と山田さんを戸惑わせてしまうなど、初々しく一生懸命な司会ぶりが可愛らしくもありました。

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愛知の思い出トークで岡崎を猛烈アピール「何なら僕の実家に来てくれてもいい!」

佐野さんが「愛知県の思い出はありますか?」と質問すると、森永さんが「去年の冬ぐらいに撮影で名古屋の栄に行きました。ひつまぶしやてんむすも食べたし、きしめんも」と話したり、橋本監督から熱田神宮の名前がでるなどしても、佐野さんは「きしめん?有名ですか?」「熱田神宮?」などと、岡崎市出身のため名古屋にはあまり詳しくないのかもしれないと思われる一幕もありました。

森永さんから「お前、地元のくせに!」と突っ込まれていましがた、佐野さんはメンバーに一押しのスポットとして“愛知県岡崎市”を紹介し「岡崎には有名な徳川家康がいます。今じゃないですよ!いたんです。歴史系は岡崎は有名ですね」「岡崎に行ったことない?それ、人生損してます!」「何なら僕の実家に来てくれてもいい!」と猛烈にアピールしていました。

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眞栄田郷敦さんにとって名古屋は高校時代の青春の地

眞栄田さんは冒頭の挨拶で「名古屋は僕にとっても高校の時すごく大事にしていた場所なので最後にここで舞台挨拶ができることが嬉しいです」と話していました。佐野さんから愛知県の思い出を聞かれると「僕は高校の時、吹奏楽部だったんですけど、名古屋で全国大会があるんですよ。すごいいっぱい涙を流しましたし、笑顔もいっぱいで、思い出深い県なんです」と語りました。

眞栄田さんは「僕、名古屋県ていいました?」と言い間違いに気が付いたようで佐野さんが「愛知県です!名古屋は愛知県です」とさらっと訂正していました。眞栄田さんは「名古屋っていう場所は僕にとって思い出深い県です。駅の感じも懐かしくて、実の引き締まる感じでした」と名古屋に特別な感情があることを明かすと佐野さんが「青春の地ですね、名古屋は」と眞栄田さんの思い出を上手にまとめていました。

舞台挨拶中盤で佐野さんが黒いボックスからメモを取り出そうとしたところハプニングが起き「手が大きくて、抜けないんですよ」と慌てていると隣に立つ眞栄田さんがすかさずサポートしている様子もほほえましかったです。

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橋本監督が明かすキャスティングの理由に一同感激

客席のお客さんから橋本監督に「どうやってキャスティグしたですか?」と質問があると佐野さんは「いい質問!グッジョブ!」とコメントしました。橋本監督は主演の佐野さんは最初に決まったそうで、微妙なバランスが必要な物語の主役として「彼は今後伸びて行くし、きっと彼だったらできるだろう」と話し、眞栄田さんは俳優デビュー作品になり「名前がやっと上がってきたくらいで賭けだったんだけど、お客さんのイメージがない人のほうが入り込めるのではと思って、ピュアさをもった彼にやってもらうことになりました」とコメントしました。

山田さんについては「この子と仕事がしたいと思っていて、ひとめぼれみたいなところから始まって」と以前に山田さんの出演映画のあるシーンを観たことがきっかけだったと明かし、森永さんについては「同じ年齢でありながら落ち着きがあってみんなのお兄さん的立場があるので、彼に甘えちゃったんですけど、任せたいというところからお願いしました」と話しました。それぞれが直接、監督の想いが聞けたことを歓び、その内容をかみしめている様子で、佐野さんは「すごくいいお話で感動しますね。僕、監督とお仕事できてよかったっす!」と想いを口にしていました。

今作が単独主演が初めてだった佐野さんが主演として心掛けたことについて、以前共演した山﨑賢人さんの名前を挙げて「賢人くんがいると周りが自然に楽しくなっていたので、僕がひっぱるというよりは助けてもらったことのほうが多いですし、みんなが明るくなれる現場をつくろうとしていました」と話しました。監督は「映画で主役をやるのって、大変なことなんですよ。1本の映画の物語の背骨を担って、対外的な顔となって興行や映画作品そのもののあり様も含めて、すべてを支えなければいけないんです。(佐野さんは)みんなの前ではリラックスした感じで、日々の中でストレスもあったと思うけど、乗り切ってやってこれたこともすごいし、亮太が君でよかったです!」と佐野さんが演じた役の名前を挙げて熱い気持ちを伝えました。佐野さんは監督の話を聞き「本当に嬉しいです!泣きそうです」と感慨深げな様子をみせていました。

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作品概要

映画『小さな恋のうた』

5月24日(金) ミッドランドスクエアシネマほか全国ロードショー

監督:橋本光二郎

脚本:平田研也

音楽・劇中歌アレンジ:宮内陽輔

出演:佐野勇斗、森永悠希、山田杏奈、眞栄田郷敦、鈴木仁、トミコクレア、金山一彦、 佐藤貢三、中島ひろ子、清水美沙、世良公則

主題歌:MONGOL800「小さな恋のうた」(TISSUE FREAK RECORDS/HIGH WAVE CO.,LTD.)

©2019「小さな恋のうた」製作委員会

公式サイト:www.chiikoi.com



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