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2019-05-31

名古屋外国語大学で映画『アラジン』主題歌を熱唱した木下晴香さん 1人での歌唱は心細い?


 

6月7日に公開となるディズニーの実写映画『アラジン』のスペシャルイベントが愛知県日進市の名古屋外国語大学で行われ、プレミアム吹替版でジャスミンの声を担当している木下晴香さんが登場しました。学生たちから「フレンド・ライク・ミー」の演奏のプレゼントや木下さんによる名曲「ホール・ニュー・ワールド」の生歌唱などが行われました。

また同日、名古屋市内で木下さんにインタビューをすることができました。イベントの様子とあわせて、木下さんにお聞きしたジャスミンの声の秘密やイベントの感想などをご紹介します。(取材日:2019年5月30日)

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ジャスミン風衣装の木下晴香さんが名古屋外大で「ホール・ニュー・ワールド」を熱唱

ディズニーの実写映画『アラジン』のプレミアム吹替版でジャスミンの声を担当してた木下晴香さんが愛知県日進市の名古屋外国語大学を訪れました。

たくさんの学生たちが集うカフェテラスの一角に設置された特設ステージにジャスミン風の衣裳を身につけて登場した木下さんは学生たちからの「可愛い~!!」の歓声に笑顔をみせ「今日はこんなに集まってくださってありがとうございます」と感謝の気持ちを伝えながら、手を振って応えました。

同大学のウインドオーケストラと管弦楽団に所属する25名の学生たちが歓迎の気持ちを込めて、ステージ上の木下さん1人に向けて「フレンド・ライク・ミー」を演奏。木下さんは軽快なリズムにあわせて首を振ったり身体を揺らしたりしながら、「贅沢な空間でありがとうございます」とコメントし、生演奏を楽しんでいる様子でした。

その後、木下さんが映画『アラジン』の主題歌でもある「ホール・ニュー・ワールド」を想いを込めて歌い上げると、その歌声に学生たちは圧倒された様子で、大きな拍手を送っていました。伸びやかな歌声を披露した後、木下さんが「私、学年で言うと大学3年生なんですけど」と言うと学生たちから「えー!?」「見えなーいー!」と驚きの声があがり、同年代であることを信じられない学生たちがざわざわとする場面もありました。

木下さんは声の印象も姿も大人っぽい雰囲気ですが、1999年生まれの20歳です。この日の生歌唱について「同世代の方々(の前)だったのでどこかほっとするところもありながら歌わせていただきました」と感想を口にしました。

木下さんは「スケールが大きく、繊細な心情まで見えてくるのは実写化ならではです。映像からパワーをもらいながらレコーディングをしていました。胸躍るような冒険と真実の愛を描いた究極のエンタテインメントです」と映画『アラジン』の魅力をアピールしました。

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ジャスミンのソロ曲「スピーチレス」は難易度MAX 迫力は満点!

名古屋市内でインタビューに応じてくれた木下さんはオーディションを振り返り「3シーンほどのセリフと『ホール・ニュー・ワールド』と『スピーチレス』を歌いました」と歌唱審査もあったことを明かしました。「スピーチレス」は今回の映画『アラジン』実写版のオリジナルソングで、王女ジャスミンの強い想いが詰まった1曲です。木下さんは「衝撃的なパワーとインパクトのある曲で、これまで挑戦したことがないくらい高いところを張り上げるパートがあったのでオーディションまでに出せるようになれるかどうかが勝負でした」と歌唱力に定評のある木下さんにとっても難関だったことを教えてくれました。

実際の収録について木下さんは「オーディションの時より少し大人っぽくしたいとオーダーをもらったんです」と話し「あまりにも作りすぎた声だと嘘の表現になってしまうと思ったので、イメージだけなんですが重心を下げるようにして、王女としての考え方や価値観を意識して収録に臨みました。それが落ち着いた声だったり、ブレない王女としての品格につながっていたらいいなと思いました」と語りました。木下さんによる凛とした王女ジャスミンの声、ジャスミンの想いが詰まった「スピーチレス」の鬼気迫る歌声にぜひ注目してください。

木下さんは2年前に劇団四季のミュージカル『アラジン』を鑑賞していたそうで「まさか自分がジャスミンをやるとは思っていなかった」と言いながら「その時はジャスミンが素敵だなと思って、この役やってみたいなと思いました」と当時の夢が叶ったことを明かしました。

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「ホール・ニュー・ワールド」はやはりデュエットで

この日のイベントで木下さんが1人で「ホール・ニュー・ワールド」を歌ったことについて聞いてみると「どこか心細いです。やはり『ホール・ニュー・ワールド』はデュエット曲なんだなと改めて感じました。一緒に歌いたいです」とアラジンの声を担当した中村倫也さんと一緒に歌う際との違いを話しました。

ジャスミンの声を担当したことについて木下さんは「声のお仕事は初めての経験だったので戸惑いもありましたが、もっとうまくなりたい、上達したいという向上心が生まれました。ナレーションとか声で表現する仕事にも挑戦してみたいなと新しい世界を切り開いてくれる作品でした」と映画『アラジン』との出逢いへの感謝の気持ちを述べました。

ジャスミンを演じている木下さんはしっかり者の王女様のイメージだったのですが、自身のキャラクターについては「私、けっこうふわふわしてるんですよ。人からの意見を受け入れがちで、悩んだ結果、ひとつの道しか見えなくなったときに突き進む力は感じますが、そんなに強くはないです」とジャスミンの行動力に憧れを抱いていることを話しました。



作品概要

映画『アラジン』

2019年6月7日(金)全国公開

【スタッフ】監督:ガイ・リッチー  音楽:アラン・メンケン

【キャスト】アラジン:メナ・マスード、ジャスミン:ナオミ・スコット、ジーニー:ウィル・スミス

【吹き替えキャスト】アラジン:中村倫也、ジャスミン:木下晴香、ジーニー:山寺宏一

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