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2022-04-09

5月に開催「メ~テレ60周年 メ~テレシネマ映画祭2022」深田晃司監督によるティーン向け映画ワークショップも


 

メ~テレ(名古屋テレビ放送)は、2022年4月に開局60周年を迎えるのを記念し、映画をより地元の人々に親しんでもらおうと、「メ~テレ60周年 メ~テレシネマ映画祭2022」を開催されることが発表されました。5月20日~26日まで伏見ミリオン座でメ~テレがこれまでに製作した劇場映画の一部を特別上映します。河瀨直美監督、樹木希林さん主演で大ヒットを記録した2015年公開の『あん』、『ドライブ・マイ・カー』がアカデミー賞国際長編映画賞を受賞した濱口竜介監督による2018年公開の『寝ても覚めても』、カンヌ国際映画祭「ある視点」部門で審査員賞を受賞した深田晃司監督による2016年公開の『淵に立つ』など、多くの作品が再上映されます。さらに、5月3日~5日には、日本を代表する深田晃司監督による「ティーン向け映画ワークショップ」も開催、2022年度にメ~テレ60周年として新たに3作品の新作映画の公開を予定しています。

映画『海を駆ける』名古屋での初日舞台挨拶にディーン・フジオカさんと深田晃司監督が登壇

ディーン・フジオカさん主演映画『海を駆ける』 深田晃司監督に名古屋でインタビュー

日本を代表する監督によるティーン向け映画ワークショップを開催!

世界的に注目される深田晃司監督(「淵に立つ」「本気のしるし」など)を招き、東海地方のティーンエイジャー向けに、映画の観方や作り方を直接学ぶワークショップを開催します。世界標準の作品をつくり続ける注目監督から直接指導を受けるチャンスです!

深田晃司監督

小学校高学年と中学生を対象とした映画鑑賞セミナーではアンカ・ダミアン監督の『マロナの幻想的な物語』(アニメーション)、チャーリー・チャップリン監督『モダン・タイムス』(モノクロ実写映画)を鑑賞、深田晃司監督が講師となる鑑賞前の事前学習や鑑賞後の学習会も行われます。高校生を対象とした映画制作ワークショップでは深田晃司監督から映画制作の過程を学びながら、実際にグループで簡単な撮影機材を使用して短編映画制作を行います。いずれも参加は無料で、応募締め切りは4月15日(金)となっています。

イベント名:「メ〜テレシネマ映画祭presents ティーン映画ワークショップ」

日時:5月3日(火・祝)、4日(水・祝)、5日(木・祝)

会場:東別院ホール(名古屋・中区橘2-8-55)、メ~テレ本社(名古屋・中区橘2-10-1)

参加費:無料

対象:小学校高学年/中学生(5月3日のみ…映画鑑賞セミナー) ※各100名定員
   高校生(5月4日・5日…映画制作ワークショップ) ※各日12人定員

内容:①映画鑑賞セミナー:映画発祥の地ともいわれるフランスの学校で行われている映画鑑賞教育を参考に子供の年齢に沿った映画を上映し、映画の歴史、作品の社会的・文化的背景のレクチャーを行う。

   ②映画制作ワークショップ:講師に深田晃司監督をむかえ、映画の歴史や制作の過程を学びながら、実際にグループで簡単な撮影機材を使用して短編映画制作を行います。

詳細は以下をご確認ください。

メ~テレシネマpresents ティーン映画ワークショップ映画鑑賞セミナー

メ~テレシネマpresents ティーン映画ワークショップ映画制作ワークショップ

5/20~26 伏見ミリオン座で「メ~テレ60周年 メ~テレシネマ映画祭2022」

メ~テレは世界に発信する日本のエンターテイメントとして、劇場映画の製作に積極的に取り組んできました。メ~テレがこれまでに製作した劇場映画の一部を伏見ミリオン座で1週間限定で特別上映します。河瀨直美監督、樹木希林さん主演で大ヒットを記録した2015年公開の『あん』、『ドライブ・マイ・カー』がアカデミー賞国際長編映画賞を受賞した濱口竜介監督による2018年公開の『寝ても覚めても』、カンヌ国際映画祭「ある視点」部門で審査員賞を受賞した深田晃司監督による2016年公開の『淵に立つ』など、多くの作品が再上映されます。カンヌ国際映画祭をはじめとする複数の映画祭で評価を受けた作品をこの機会にぜひ大スクリーンでご覧ください。

イベント名:「メ~テレ60周年 メ~テレシネマ映画祭2022」

日時:5月20日(金)~5月26日(木)

会場:伏見ミリオン座(名古屋・中区錦二丁目15-5)

上映作品:「あん」(2015) 「淵に立つ」(2016) 「勝手にふるえてろ」(2017)「寝ても覚めても」(2018) 「愛がなんだ」(2019)「his」「ホテルローヤル」「本気のしるし(TVドラマ再編集劇場版)」(2020)

入場料:1,300円 ※価格は全て税込

映画『寝ても覚めても』濱口竜介監督・東出昌大さんに名古屋でインタビュー

映画『愛がなんだ』岸井ゆきのさん、今泉力哉監督 名古屋での公開初日舞台挨拶&インタビュー

映画『his』宮沢氷魚さん・藤原季節さんに名古屋でインタビュー

映画『勝手にふるえてろ』主演の松岡茉優さんが名古屋で舞台挨拶!

ラブホテルを舞台に繰り広げられる切ない人間模様 波瑠さん主演映画『ホテルローヤル』武正晴監督に名古屋でインタビュー

2022年度には「メ~テレ60周年作品」として3作品が公開決定!

2022年度には「メ~テレ60周年作品」として、以下の3作品の公開が決定しています。メ~テレと制作会社ダブがタッグを組み、“へたくそだけど私らしく生きる”等身大の女性のリアルをつむぐ映画シリーズ「ノットヒロインムービーズ」の第1弾『わたし達はおとな』、第2弾『よだかの片想い』に加え、深田晃司監督の9本目の長編映画では木村文乃さんが主演をつとめます。

『わたし達はおとな』(2022年6月10日全国公開)

『わたし達はおとな』 ©2022「わたし達はおとな」製作委員会

「ノットヒロインムービーズ」第1弾となる作品。主演は、『菊とギロチン』『鈴木家の嘘』で多くの映画賞を受賞し、その後、幅広い分野で活躍する女優、木竜麻生さん。共演は、映画『his』『くれなずめ』などに出演し、唯一無二の存在感と演技力を持つ藤原季節さん。メガホンをとるのは、20代初となる「市川森一脚本賞」を今年受賞した加藤拓也監督。オリジナル脚本による初めての長編映画です。脆く崩れやすい日常、“少女”から“女性”になる過程、甘く切ない恋のほろ苦さや歯がゆさ、葛藤を描いた、等身大の恋愛映画です。

『よだかの片想い』(2022年9月16日全国公開)

『よだかの片想い』 ©2021映画「よだかの片想い」製作委員会

「ノットヒロインムービーズ」第2弾となる作品。直木賞作家・島本理生の恋愛小説「よだかの片想い」を、新鋭・安川有果監督が映画化。主演は松井玲奈。公開を前に第34回東京国際映画祭「アジアの未来」部門ノミネートされました。幼い頃から顔にあるアザのせいで恋や遊びを諦めて生きてきた主人公アイコが、人生初めての初恋を通して成長する姿を瑞々しく描きました。

「ノットヒロインムービーズ」では、次世代を担う映画監督と俳優たちを組み合わせ、それぞれの感覚と才能を思う存分発揮できる場を生み出し、輩出するプロジェクトです。何ドンもされない。胸キュンもしない。恋とか愛とか生きるとか自意識とか、考えすぎてこんがらがって。それでももがいて生きている“ヒロイン”になりきれない“ヒロイン”たちの物語を描きます。

映画単独初主演の松井玲奈さんが映画『幕が下りたら会いましょう』名古屋舞台挨拶に前田聖来監督と登壇

『続・ゾッキ』を期待! 竹中直人監督、山田孝之監督、齊藤工監督、豊橋出身・松井玲奈さんも登壇 映画『ゾッキ』愛知県横断舞台挨拶

『LOVE LIFE』(2022年秋・・・公開予定)

『LOVE LIFE』 ©2022映画「LOVE LIFE」製作委員会 &COMME DES CINEMAS

主演は木村文乃さん。日本映画界を支える深田晃司監督の9本目の長編映画。構想20年を経てついに完成させた人間ドラマ。物語の着想のきっかけとなったのは、日本を代表するミュージシャン・矢野顕子の「LOVE LIFE」。「ひとつとして、同じ形をした愛は無い」と歌った名曲を、深田監督が「愛」と「人生」に向き合う一組の夫婦の物語として完成させました。


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