「味仙の台湾ラーメンは痛し痒し」大泉洋さん映画『そらのレストラン』名古屋での舞台挨拶に登壇
1月25日に公開となる映画『そらのレストラン』は大泉洋さんが北海道で酪農業を営みながら理想のチーズ完成を目指す職人を演じている作品です。大泉さんが主演した『しあわせのパン』『ぶどうのなみだ』と続く、雄大な自然が育む豊かな食と温かな人間ドラマを描いてきた北海道映画シリーズの第3弾です。
公開直前に名古屋市内で先行上映会が行われ、上映前に大泉さんが舞台挨拶に登壇しました。映画『そらのレストラン』で大泉さんが舞台挨拶に登壇するのは東京・北海道以外では名古屋のみだということで、たくさんのお客さんが劇場に詰めかけ、大泉さんのノンストップのトークを楽しんでいました。(取材日:2019年1月23日)
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大泉さんの名古屋めしトークが止まらない
映画『そらのレストラン』は北海道のせたな町で循環農業に取り組む自然派農民ユニット「やまの会」をモデルにした作品で、大泉洋さんが主演をつとめる北海道映画シリーズの第3弾です。公開直前に名古屋市中区のセンチュリーシネマで行われた先行上映会の舞台挨拶に大泉さんが登場すると満席の観客から大きな歓声と拍手が起きました。
唯一の地方キャンペーンが名古屋だったことについて大泉さんが「名古屋だけは行きたい」と言っていたそうで「『水曜どうでしょう』のひげのあいつの故郷ということであまりいいイメージがなかったんですが、今は名古屋が大好きです」と大泉さんと付き合いの深い『水曜どうでしょう』のチーフディレクター藤村忠寿さんのことも話し、名古屋めしトークを繰り広げました。
名古屋に来て絶対に食べるモノを聞かれた大泉さんは「案外、私はコンパル。なんだかんだでうまい。ボリューム感とマヨネーズの量とか、キャベツの量とか絶妙なんです」と絶賛しました。「NACSのリーダーと店の前で随分待ったんですよ」と森崎博之さんと一緒に買いに行った際のエピソードを披露しました。1年ほど前の名古屋でのインタビューでもコンパルのエビフライサンドのことを話していましたね。
また味仙の台湾ラーメンもよく食べるそうですが「私にはちょっと辛いんです。辛いのは好きなんですけど、お腹が弱いので、辛い物を食べ過ぎるとお腹が痛くなるんです」と明かしました。辛さを抑えた「アメリカン」と更に辛い「イタリアン」の存在も紹介し、名古屋人よりも名古屋めしに詳しい大泉さんは「アメリカンは物足りない、ちょっとコクが足りない。普通のをたべると、次の日に相当尻が痛い、燃えるような熱さですね。痛し痒しでございます」と告白しました。
大泉さんの名古屋めしトークは止まらず、「(名古屋駅の)ホームにある(きしめんの)お店は、全部同じ店じゃないの知ってます?」「きしめんって名古屋の人はどれくらいの頻度で食べるの?」などとお客さんによく食べる麺類のアンケートをとりながら「イメージ(している名古屋めし)と名古屋人の食べるものがちょっと離れている気がする」と見解を語り、味噌煮込みうどんの硬さについての話も繰り広げました。
スポンサーリンク北海道の美味しいお料理と実在する人々のドラマ
映画の舞台となっている北海道のせたな町は函館から真上に2時間ほど行った日本海側にある町で、大泉さんは海が見える牧場で酪農業を営みながら理想のチーズ完成を目指す職人を演じています。「穀物を食べていない、草しか食べていない牛が出すミルクがさっぱりして甘みがあって美味しいんです。そのミルクで作るチーズが美味しいんです」とモデルとなった牧場のチーズの味を絶賛しました。
大泉さんは映画のモデルになった「やまの会」について「こだわったものづくりをする人たちが集まって、年に1回いろいろとイベントをする中で昔、レストランを1日だけやって、お世話になった方を呼んで自分たちがこだわった食材を紹介した、(映画は)ほぼほぼ実話なんです」と大泉さんが演じた役以外にも、羊を出荷する際に涙してしまう方や無農薬の野菜でアトピーを克服した方など実在するモデルがいらっしゃることを教えてくれました。本上まなみさんが演じた主人公の妻も「海が見える牧場で働きたいと応募してきてた方」が実在し、主人公のモデルの方と結婚をされたことも話してくれました。
美味しい料理がたくさん出てくる映画の上映にあたり大泉さんは「大丈夫?みんな、お腹すいてない?すごくいい映画なんです。後半とかすごくいいんですけど、腹が減っててイライラされたら困るなぁ」とお客さんを笑わせました。
舞台挨拶も終盤になり、大泉さんは「本当にほっこりとする優しい映画です。昨年、北海道は大きな震災がありまして、特に大きな被害を受けたのが酪農だったんです。北海道の美味しい食べ物がたくさん出てきますので、食べてもらって北海道を応援してもらえればうれしいなと思います」とこの映画を観て北海道に行ってみたいという方が多くなるように、いち早く観た名古屋のお客さんに宣伝マンとしての活動をお願いして、舞台挨拶を締めくくりました。
作品概要
1月25日(金)より伏見ミリオン座ほかにてロードショー
出演:大泉洋、本上まなみ、岡田将生、マキタスポーツ、高橋努、石崎ひゅーい、眞島秀和、風吹ジュン、小日向文世
監督・脚本:深川栄洋
脚本:土城温美
主題歌:「君がいるなら」スカート
挿入歌:「Bradford」世武裕子/ 「花束にかえて」 スカート
©2018「そらのレストラン」製作委員会
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