【体験レポート】「音の芽」を探しながらジブリパークを“さんぽ”しよう!「ジブリパークの音響世界 powered by au」ジブリ音楽の魔法にかかる体験型イベント!
11月2日(土)~4日(月)、15日(金)~17日(日)の6日間限定で開催される「ジブリパークの音響世界 powered by au」は、ジブリパークと愛・地球博公園の中で専用のイヤホンとカバンを身に着けて、通称「音の芽」と呼ばれる音楽ポイントを探しながら“さんぽ”を楽しむ体験型イベントです。目には見えない「音の芽」は公園内、ジブリパーク内に50カ所以上も点在し、「音の芽」に出会うと見えている景色にピッタリのジブリ映画の音響や効果音がオープンイヤー型のイヤホンから自然音と一体化して聴こえてきます。例えば、地球屋の裏路地にある「音の芽」にたどり着くと、映画『耳をすませば』の登場人物である天沢聖司が奏でるバイオリンの音色が聴こえ、物語の世界に入り込んだような没入感を味わうことができます。
「ジブリパークの音響体験」はジブリパークと愛・地球博記念公園で開催される「秋のどんどこ祭り」のイベントのひとつとして6日間限定で行われます。開園から2年を迎え、さらに盛り上がりを見せるジブリパークを隅々まで散策したくなるような新しい体験を一足早く味わってきました!詳細やチケット情報と合わせてレポートします。(取材日:2024年10月18日)
新着情報
パズーや雫になった気分?専用カバンでジブリ音楽と“さんぽ”しよう!
「ジブリパークの音響世界 powered by au」は、専用のイヤホンとカバンを身に着け通称「音の芽」と呼ばれる音楽が流れ出すポイントを探して“さんぽ”する体験型イベントです。「音の芽」はジブリパークに加え、愛・地球博記念公園全体に50カ所以上点在。「音の芽」に出会うとスタジオジブリ作品の音響がイヤホンから流れ、周囲の環境音と一体化し、物語の世界に入り込んだような没入感を味わうことができます。
専用のカバンは2種類あり、ショルダーバッグ型は『耳をすませば』で主人公・雫が身に着けているバッグを思わせるようなデザインです。
帽子型は『天空の城ラピュタ』のパズーの帽子を思わせ、どちらもジブリの世界に溶け込むかわいらしいアイテムになっているところも嬉しいポイントです。
また、専用のイヤホンはオープンイヤー型なので、音楽を楽しみながら周囲の音を同時に聞くことや会話も可能です。ぜひ、家族や友人と一緒に「音の芽」探しの“さんぽ”を楽しんでください。
公園北口広場からエレベーター塔へ向かうあたりで聴こえてくるガイダンスは『千と千尋の神隠し』の千尋役・柊瑠美さんによるもの。イヤホンの動作確認で“マックロクロスケ”の声が聴こえたら「音の芽」探しの“さんぽ”のはじまりです!
ジブリパークと愛・地球博記念公園全体に50カ所以上点在する「音の芽」に出会うとジブリ映画の音響や効果音が聴こえてきます。例えば「青春の丘」エリアの地球屋の路地裏では、『耳をすませば』の天沢聖司が奏でるバイオリンの音色が聴こえてきます。一瞬にして作品の中に入りこんだ気分になる思議な体験ができます。
その他にも、もののけの里では『アシタカとサン』が聴こえ、魔女の谷では『海の見える街』、魔女の谷の見える展望台では『晴れた日に・・・』、どんどこ森では『風のとおり道』や『五月の村』と、「音の芽」に出会うたび目の前の景色に合わせたジブリ音楽が聴こえてきます。
オープンイヤー型のイヤホンは自然音を遮ることがないので、リアルな虫の音や木の葉が風に揺れる音がジブリ音楽と掛け合わさり、その時その場所でしか味わえない体験ができます。
この素晴らしい音響体験を可能にしたのはKDDIが提供しているGNSS(Global Navigation Satellite System / 全球測位衛星システム)という技術です。人工衛星を利用した高精度のGNSSにより位置情報のズレは数cm程度。地球屋の路地裏、オレンジ色の建物が視界に入るやいなや、建物の方向からバイオリンの音色が聴こえてくる感動の体験はこの優れた技術が可能にしたもの。
プロデューサーを務めたのは映画「竜とそばかすの姫」やNetflixシリーズ「First Love 初恋」で知られる音楽家の岩崎太整さんです。岩崎さんは「風や季節を感じながら同時に映画の世界を追体験する試みです。音響機器で耳を塞ぎ完全に“1人称”の世界に没するのでも、パーク内に大音量で音楽を流して世界観を押し付けるのでもなく、来園者の行動に寄り添って“音響世界”が開かれ現実と映画が共存する空間を生み出し全く新しい体験を齎(もたら)す取り組みです」と語っています。開園から2年を迎えるジブリパーク。初心者も上級者も、これまで体感したことのないジブリ音楽の魔法にかかってみませんか?
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「ジブリパークの音響世界 powered by au」 開催日時とチケット情報
「ジブリパークの音響世界」は11月2日(土)~4日(月)、15日(金)~17日(日)の6日間限定で開催されます。チケットは日時指定券となり、当日の受付時間は①午前〈開園時刻~11時〉 ※13時までに返却、②午後〈13時半~15時〉 ※17時半までに返却、の1日2回です。専用のイヤホンとカバンの貸出は午前・午後ともに最大で4時間程度なので、どんなスケジュールで散策するのかを事前に考えておくと良いかもしれません。
今回の体験会では事前にロタンダ風ヶ丘でおにぎりを購入。11時に専用のイヤホンとカバンを身に着けて、エレベーター塔から「青春の丘」へ。エリアの外で地球屋から『耳をすませば』の天沢聖司が奏でるバイオリンの音色が聞こえてくる体験をし、「青春の丘」エリア内や地球屋の中も散策しました。12時ごろに「もののけの里」エリアをぐるりと散策し、「魔女の谷のみえる展望台」にも行きました。その後に入った「魔女の谷」エリアでは13時半ごろまで「ハウルの城」や「オキノ邸」などもゆっくりと見て歩きました。
稲楼門でおにぎりを食べて休憩し、そのまま森の中を抜けて「どんどこ森」へ。かなり急いで歩き「サツキとメイの家」は家の周辺を散策、階段を登って「どんどこ堂」にも行き、どんどこ森を降りたのは14時半過ぎ。さんぽの道中でたくさんのどんぐりを拾い集めながら歩き回り、ヘトヘトになりながら専用のイヤホンとカバンを受付に返却しました。ジブリパークのエリア内の建物内にも入るなどもしたので、かなり足早になりましたが、なんとか4時間以内で回ることができました。
「ジブリパークの音響世界」のチケットはイベント単独チケットと、イベント参加券とジブリパークさんぽ券がセットになったチケットが販売されます。
単独チケットの場合は、愛・地球博記念公園の散策は可能ですが、ジブリパークに入るには別途入場券が必要です。「ジブリの大倉庫」は本イベントの対象外となります。すでに「ジブリパーク大さんぽ券」「ジブリパーク大さんぽ券プレミアム」をお持ちの方は、「ジブリの大倉庫」入場時刻に合わせて受付時刻を選択する必要があるのでお気をつけください。詳細はBoo-Woo(ブーウー)チケット、ジブリパークの公式サイトで確認してください。
「音の芽」はジブリパークと愛・地球博記念公園全体に50カ所以上点在しますが、愛・地球博公園内だけでも約30カ所の「音の芽」と出会うことが可能です。単独チケットだけをゲットして、ジブリパークのエリア外(無料エリア)を歩き回るだけでも楽しい体験ができるはず。無料エリアにある「ジブリの忘れ物」オブジェを巡りながら「音の芽」を探す“さんぽ”を楽しむのもおススメですよ!
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イベント概要
「ジブリパークの音響世界 powered by au」
日時:2024年11月2日(土)~4日(月・祝)、15日(金)~17日(日)
場所:愛知県 ジブリパークを含む愛・地球博記念公園内 ※ジブリの大倉庫を除く
◇ジブリパークの音響世界 単独チケット◇
2024年10月26日(土)17時に6日間分を一斉発売
大人・子供:平日・土・日・祝日 1500円(税込)
※ジブリパークエリアに入場するために別途、各種入場券が必要となるチケット
◇ジブリパークさんぽ券<ジブリパークの音響世界付き>セット券◇
2024年10月26日(土)各入場日の7日前の17時より順次販売
大人:平日 3000円(税込) / 土・日・祝日 3500円(税込)
子供:平日 2250円(税込) / 土・日・祝日 2500円(税込)
※「ジブリパークの音響世界」体験+「青春の丘」「どんどこ森」「もののけの里」「魔女の谷」の屋外4エリア
https://ghibli-park.jp/info/info20241015-2.html
施設概要
愛知県長久手市茨ケ廻間乙1533-1 愛・地球博記念公園内