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2023-10-11

オール名古屋・岐阜で撮影!!映画『女子大小路の名探偵』 主演の剛力彩芽さん、醍醐虎汰朗さんにインタビュー


 

10月13日(金)に公開される映画『女子大小路の名探偵』は『アンフェア』『サイレント・トーキョー』等のヒット作を手がけた秦建日子さんが地域密着生活情報誌「NAGOYA FURIMO」「GIFURIMO」などで長期連載し、2021年に書籍化された同名小説を、原作者自身の脚本で映像化した痛快ミステリーエンターテイメントです。メ~テレ60周年映画として、いよいよ公開されます。名古屋の歓楽街・女子大小路にあるバーでバイト店長をしていた大夏(ダイキ)が、なぜか連続少女殺人事件の容疑者になり…姉や、あらゆるネットワークを駆使した先に見てきた驚きの真相に辿り着く、大逆転暴走ミステリーです。美人ながらも喧嘩っ早い岐阜の柳ヶ瀬で働くホステス:美桜を剛力彩芽さんが、喧嘩最弱で女性にだらしない自称私立探偵で美桜の弟:大夏(だいき)を醍醐虎汰朗さんが演じます。

また、愛知出身の北原里英さん、堀夏喜さん(FANTASTICS)、小沢一敬さん(スピードワゴン)、水野勝さん、戸田恵子さんが出演するほか、今野浩喜さん、田中要次さんなど個性的なキャストが結集。主演の二人がメ~テレにてインタビューに応え、作品の見どころや撮影時のことなどを話しました。(取材日:2023年9月13日)

謎が謎を呼ぶ展開に翻弄される?!荒っぽい台詞を言う剛力さん「正直快感な部分がありました」

映画『女子大小路の名探偵』は、バーのバイト店長でヘタレな大夏が殺人事件の犯人と疑われ、自身の潔白を証明するために姉や仲間たちと事件の解決に挑むミステリー風味のエンターテイメント映画です。原作は地元の情報誌で連載。ファンが多い作品の待望の映像化で、主要人物の姉弟:美桜と大夏を剛力彩芽さんと醍醐虎汰郎さんが好演しています。

脚本を初めて読んだ時の感想を尋ねると剛力さんは「もともと秦建日子さんの作品が好きだったんです。本作は”ここがこう繋がるのか”みたいなことが多かったので、正直なところ1回で理解出来ませんでしたが、それだけに映像にした時のやりがいを感じました。登場するキャラクターがみんな個性的なので、楽しみでしかないとも思いました」と笑顔で話しました。そして「秦さんが描く女の子を演じられるということがものすごく嬉しかったですし、原作を読んでくださっている方がたのご期待に応えられたら良いなと思いました」と述べました。醍醐さんは「脚本を1回読んで理解が追いつかなくて、2回目も読んで、マネージャーさんに解説して貰いながら理解していきました」というほど伏線だらけのミステリーに翻弄されたそうです。秦さんが描く、謎が謎を呼ぶミステリーにご期待ください。

剛力さんが演じる美桜は腕っぷしが強く、口が悪いキャラクターです。普段めったに口にしないような荒っぽい台詞を言うことについて剛力さんは「やっぱり、普段言えない言葉を台詞で言わせてもらえるのは、正直快感な部分があります」とニヤリ。「ただ、美桜にとって”殺すぞ”などの言い慣れているワード違和感が出ないようにすることや、弟が可哀そうだなと感じて貰える言い方ができたらなと思いながら演じました。口が悪いですが、実は弟への愛情があると私は感じたので、”殺すぞ”と言いながらも愛情もある…というバランスを意識していました」と加えました。役の上で暴言を受ける醍醐さんは「”殺すぞ”を受けとめるのは快感でした…いやいや怖かったです」と苦笑い。「なかなか普段言われない言葉ですし、怖さが顔に出ていたと思います」と言いました。ヘタレキャラの大夏を演じたことについて醍醐さんは「参考にしたモデルはいないけれど、意外と僕と似ている部分がありました。恰好つけたいけれど、つけきれない感じとかですね。構えて役を紐解いた感じでなくて、割とフラットに演じることができました」と振り返りました。

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醍醐さん「ご飯屋さん巡りをしました」 剛力さん「ベトコンラーメンを食べました」ムードメイカーはスピードワゴンの小沢一敬さん

タイトな撮影スケジュールを乗り切るため、どんな地元の料理が元気の源になったのかと聞くと醍醐さんは「僕はありがたいことに空いた時間が結構あったので、たくさんのご飯屋さん巡りをしました。中でも、スピードワゴンの小沢さんが撮影休みの日にご飯に誘ってくれて、味噌煮込みうどんを食べました。お昼から飲んじゃうみたいな感じで楽しかったです」と言うと、剛力さんは「私はタイミングが悪くてご飯に行けなかったんですよね」と羨ましそうな表情を見せましたが、「あ!!岐阜ではベトコンラーメンを食べました。こってりしていて美味しかったです。外にまで凄い香りが漂っていて…意外と好きでした」とご当地グルメのエピソードを語ってくれました。

劇中、名古屋の女子大小路をはじめ栄の街並み、岐阜の河原町、柳ケ瀬など地元を感じさせるシーンがいっぱいです。スクリーン越しに観ると見慣れた場所の新たな魅力に気づけるかもしれません。愛知出身の出演者が多い本作『女子大小路の名探偵』。撮影時を振り返って剛力さんは「(愛知出身の)小沢さんが、”この通りが~”とか、名古屋で過ごしてきた色んな経歴や、”あの場所のちょっと奥に住んでいた”みたいなことをずっと話してくれたり、クイズとかしたりしました」と明かすと醍醐さんも大きく頷いていました。小沢さんのクイズに当たった時の景品があったのかと伺うと「ないです。でもあの素晴らしい、素敵な言葉をくれました」とテレビなどでみられる小沢さんのキャラクターを暗示していたずらっぽく微笑みました。どんな名言が出たのでしょうか。剛力さん、醍醐さんの口ぶりからスピードワゴンの小沢さんは間違いなくムードメイカーだったと感じられました。

最後に剛力さんが見どころについて「ミステリーや謎解きで難しくなってしまうかも知れませんが、きょうだい愛などが描かれていて、地元の方に”懐かしい”だとか、”久しぶりにあの場所に行ってみよう”だとか親しみを持って貰える内容になっていると思います。撮影当時、コロナの影響がある条件で、街中でオールロケさせていただける嬉しさがありました」とアピールしました。醍醐さんは「ほとんど剛力さんと同じですが、やはりオール名古屋・岐阜ロケなんです!名古屋や岐阜に行きたくなる映画になっていると思います。映画を通して、スクリーンに登場したあの場所に行ってみようみたいな感じになっていただけたら嬉しいです」と声に力を込めました。

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作品概要

映画『女子大小路の名探偵』

2023年10月13日(金)より池袋シネマロサ、ミッドランドスクエアシネマ他全国劇場にて公開

剛力彩芽 醍醐虎汰朗 北原里英 今野浩喜 堀夏喜(FANTASTICS) 小沢一敬(スピードワゴン)水野 勝 寺坂頼我 柳ゆり菜 ゆきぽよ / 遼河はるひ 杉浦楓香 前すすむ(TOKYO COOL) 兼松るな 摺木建紀 伊藤聡子 望木聡子(メ~テレ アナウンサー) 永田薫(岐阜市プロモーション大使)山本愛華 中村悠人 石井恵梨 金谷樹 矢島里帆 加登ななひ 山中裕史 田中要次  戸田恵子

原作:秦建日子「女子大小路の名探偵」(河出文庫)

脚本:秦建日子 監督:松岡達矢

主題歌:ヒグチアイ「この退屈な日々を」(ポニーキャニオン) 挿入歌:ヒグチアイ「誰でもない街」(ポニーキャニオン)

音楽:倉堀正彦

製作幹事:メ~テレ

企画:中広

製作プロダクション:ダブ

名古屋宣伝:リバブック

配給:ラビットハウス

「女子大小路の名探偵」製作委員会:メ~テレ  中広  TK事業開発研究所  ダブ  ラビットハウス

©2023映画「女子大小路の名探偵」製作委員会

映画公式ホームページURL:https://jyoshidaikoji-meitantei.com

 

 


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