名古屋の観客とたっぷり交流!映画『顔だけじゃ好きになりません』舞台挨拶に宮世琉弥さんと耶雲哉治監督が登壇
3月7日(金)より全国公開中の映画『顔だけじゃ好きになりません』は累計230万部を突破した安斎かりんさんによる連作中の大人気少女コミックを原作に、話題作への出演が続く宮世琉弥さんが初の単独主演をした作品です。宮世さん演じる学校一顔が良い青髪男子と彼のSNS運営を手伝うことになった整った顔をこよなく愛するオタク女子によるラブコメディで、ヒロインを演じるのは久間田琳加さんです。中島颯太さん(FANTASTICS)や米倉れいあさんも出演しています。自由な雰囲気の高校を舞台に描かれるドキドキするシチュエーションを体感できるのも魅力です。
公開から1週間、名古屋駅前のミッドランドスクエアシネマで大ヒット御礼舞台挨拶が行われ、上映後のスクリーン前に宮世琉弥さんと耶雲哉治監督が登壇しました。名古屋での思い出を話したり、映画に纏わる質問に次々と答えるなどし、客席との距離が近いステージから観客との交流も楽しんでいました。(取材日:2025年3月15日)
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客席にどんどん近づく宮世琉弥さん 名古屋城での思い出を語り「名古屋LOVEですよ!」
映画『顔だけじゃ好きになりません』は話題作への出演が続く宮世琉弥さんが初の単独主演をした作品で、学校一顔が良い青髪男子・宇郷奏人と彼のSNS運営を手伝うことになった女の子によるラブコメディです。久間田琳加さんが演じるのは、整った顔をこよなく愛するオタク女子の才南、推しである奏人先輩と校内で遭遇するのですが、宮世さん演じる奏人先輩は授業をサボりすぎて退学寸前。学校の公式SNSアカウントのフォロワー10万人達成を条件に、先輩の退学が撤回されると知り、 自分が“中の人”だとバレないよう、極秘ミッションに挑みます。憧れの先輩との距離が近づき、先輩からのハグやキス未遂など予想外の行動、顔だけじゃない“こじらせかわいい”先輩の素顔を知って想いを募らせていきます。
映画の公開から1週間、大ヒット御礼舞台挨拶が名古屋駅前のミッドランドスクエアシネマで行われ、上映後のスクリーンの前に宮世琉弥さんと耶雲哉治監督が登壇しました。大きな歓声と拍手で迎えられ宮世さんと耶雲監督は「すごい近いですね今日」「近いっすね!距離が」とステージと客席の近さにビックリした様子。耶雲監督に「ちょっと一歩前に出てみる?もっと前に、前に・・・」と促され、宮世さんは客席にどんどん近づき、マスコミの座る最前列の前まで進むと、前列に座っていた観客は目を丸くして、興奮を抑えきれない様子。映画本編に引き続き、舞台挨拶でも観客をドキドキさせてくれました。
宮世さんが改めて「皆さん!今日は楽しんでいきましょう!」と挨拶し、舞台挨拶がスタートしました。1週間ほど前にアスナル金山でのイベントのために名古屋に来ていた宮世さんは「行った方?」と観客に問いかけると、多くの手が挙がり「結構いますね。久しぶりですね、1週間ぶりかぁ」と語り掛けました。
さらに「僕、昔に名古屋城行ったことあるんですよ」と名古屋での思い出エピソードを紹介し「中学1、2年生の頃、桜満開の時に名古屋城に行ったことがあって、忘れられないです」と振り返りました。耶雲監督が「7~8年前ですね」と確認し「名古屋城の隣の建物が新しくなりましたよね。印象が変わっているかもしれない」と話すと「近未来的になっているとか?城を立て直したとか?」と返した宮世さん。耶雲監督が名古屋城の印象が変わっているかもしれないと伝え「桜の季節とかいいんじゃないすかね」とおススメすると、宮世さんは「はい。行ってみます!」と答えました。名古屋城に詳しい耶雲監督は名古屋城での映画撮影の経験があるそうで「名古屋LOVEなんで」と言うと、宮世さんも「名古屋LOVEですよ!手羽先も美味しいし、味噌カツとか、名古屋って愛知ですよね。愛知と言ったら、だから・・手羽先ですよね」と名古屋・愛知のグルメについても話してくれました。
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エゴサで発見した嬉しかったコメントを紹介 「僕のこと知らないよ!って方?」に客席から「いないよ!」のツッコミ
公開から1週間、映画を観た方の感想をエゴサーチしてみているという宮世さんは一番嬉しかったコメントとして「原作ファンの方が、観に行くつもりなかったけど観に行ったら良かったというコメントが嬉しかったです」と話しました。また耶雲監督も原作ファンの方が実写映画化作品を観に行くべきか躊躇する気持ちに理解を示し「思っていたイメージをちゃんと守ってくれたっていう感謝の言葉をいただき、すごい嬉しかったです」と原作ファンの方のコメントに対する感想を述べました。
会場の観客たちが映画を観終えたばかりだということを改めて伝えられると耶雲監督が「ラストシーンを観終わった後だから、じわ~としたテンションで」と作品の余韻に浸っている空気感に納得した様子を見せ、宮世さんも「なるほど~それで、本人が出てきたから」と言うと、横から耶雲監督が「しかも髪、黒いやん!」とツッコミ、客席に笑いが起き、宮世さんが「すみません」と謝る展開に。何度も観に行った方が多くいることを確認した上で、宮世さんは観客席からの反応の薄さが気になっていたようで「僕のこと知らないよ!って方?」と客席に質問すると「いないよ!」と客席から返事が届きました。
耶雲監督が「原作ファンの方で、(映画を観るまで)宮世くんのことを知らなかったという人はいるかも」と言うと、宮世さんは「原作ファンの方?僕のこと知らなかったよという方?」と手を挙げてもらって「宮世琉弥と言います」と改めて自己紹介。耶雲監督が横から「名前だけでも覚えて帰ってください」とフォローする流石のコンビネーションを披露しました。
耶雲監督の「1粒で2度おいしいアーモンドチョコレート」
SNSで事前に募集した質問に答えてもらうコーナーで、役にあわせて青髪にしたことについて聞かれると宮世さんは「プレッシャーでしかなかったですね」と似合うかどうか不安だったことを明かしました。撮影直前まで違う作品の撮影を行っていたため、本作のクランクインの前日に青髪に染めたと話し「深夜2時か3時までかかって、監督が美容室に来てくれて、青髪になるのを見届けてくれました」と髪染めのエピソードを披露。耶雲監督は髪が青くない段階で宮世さんの衣装合わせをしていたためドキドキしていたそうですが「想像以上に似合っていました」と話すと、宮世さんは「自分では(似合っているのか)わからなくて」と気持ちを吐露。「謙遜とか、こじらせているの奏人っぽいね」と耶雲監督が伝えると、宮世さんは「こじらせてるんですか?俺?」と笑いながら答えていました。
ラストシーンについて耶雲監督は「撮影に入る2、3週間前からリハーサルをやっていましたが、ラストシーンだけは1回もリハーサルをしていませんでした」と話し、最後の方に撮影した理由として「そこまでに積み重ねてきた気持ちを新鮮に表現してもらいたかったんです」と教えてくれました。宮世さんは漫画的な展開を実写で行うために、どのように気持ちを作っていくかに苦労もあったようで「原作にも忠実にやったシーンだし、実写ならではの初々しさもあるし、すごくいいシーンだったと思います」と感想を述べました。
耶雲監督は「映画の前半がコミカルで後半は違う映画のようにガラッと雰囲気が変わっていて、ラストシーンで締めることができたので、いいシーンだと思います」と述べ「(この映画を)1本観たら、2本観たような。1粒で2度おいしいアーモンドチョコレート」と、本作の主題歌である「ILLIT」の「Almond Chocolate」と江崎グリコのキャラメル「アーモンドグリコ」の懐かしのキャッチコピーに準えて紹介。宮世さんは少し間を置いて「おーーーー!遅れて(わかった)そういうことですか。2種類の味が楽しめる。それ使おう!」と耶雲監督の発言に何かを閃いた様子でした。
原作漫画の最新話をチェックしている宮世琉弥さん「すごくないですか?」
続いて「宮世さんが監督をするとしたら、どんな胸キュンシーンを入れるか」という質問に対し、耶雲監督が「(宮世さんが)ゆくゆくは映画監督になりたいと言っていて、現場でもすごい質問してくるんですよ」と現場での様子を話すと、宮世さんは少し慌てて「あ、切り替えるようにしてますよ!お芝居をするときは集中しているんですけど」と弁明し「周りにプロがいる環境って貴重じゃないですか。空き時間、僕の空き時間は、皆さんは準備があるので忙しいのは分かっていなくて」と申し訳なさそうにしながら、たくさんの質問をしていたことを明かしました。
入れたい胸キュンシーンとして、宮世さんは「土井垣が才南に告白をするときに電車か車が通って、声が聞こえない(シーン)」と言い「あれ、違うかも?いやでも、そうですよ、ありましたよね?」と原作にあったか不安になり「聞こえないってなってましたよね?」と客席の原作ファンの方に問いかけると「あってます」と声が挙がり、一安心。スタッフからもフォローが入り、司会者が「今のシーンは原作の最新話に描かれているそうです」と紹介すると「すごくないですか?僕。チェックしているんですよ!」と笑顔を見せてくれました。
耶雲監督が「原作が逆輸入しているんですよ」と話し出し「脚本を作り始めた頃は原作が4巻までしか出ていなくて、原作の安斎先生に脚本のチェックをしていただいた時に『このシーンいいですね』って言って、漫画で使われていることがあって」と映画と原作の良好な関係が出来上がっていたエピソードを披露。さらに宮世さんは「先生、僕のライブに来てましたよ!」とファンクラブへの加入もしていることも話し「先生公認の宇郷奏人ってことで」と嬉しそうに話していました。
最後の質問として、劇中での「お気に入りの衣装」を聞かれた宮世さんは原作にも出てくるラストシーンで着ている白いシャツを挙げ「花が咲いていて、才南の服には蜂のイラストがあって、リンクコーデになっていていいなと思いました」と紹介しました。耶雲監督も「衣装の細かいところにも小ネタが挟んであるので、注目してもらえたら嬉しいです」と加えました。宮世さんは30パターン程の衣装を着たそうで「芝居では出てこない衣装も着て、撮影したので」とあわただしく着替えて撮影を繰り返していたようです。3月7日まで中部電力ミライタワーでピンクのパーカーが展示されていたことが話題になり、宮世さんが着用していた実物の衣装であることがわかると「あれ、本物なんですね。匂い嗅いでほしい」と話し、会場の笑いを誘っていました。
映画『顔だけじゃ好きになりません』#中部電力ミライタワー では公開記念コラボを開催中!
第2弾のお知らせです✨
【衣装パネル展示】(塔内3F)
開催日:2/22(土)~3/7(金)タワー3F部分のサイネージにもご注目ください
※点灯時間:6:00~23:59第3弾もお楽しみに#映画顔好き pic.twitter.com/azemNwJsPR
— 中部電力 MIRAI TOWER (@nagoyatvtower) February 22, 2025
舞台挨拶の最後に、耶雲監督は「推しを推すことは、それ自体が尊いというテーマも入っていて、好きな気持ちを堂々と大きい声で公言してもらいたいなと思います」と伝え「公言すると自分のポジティブなパワーが生まれてくるし、ポジティブなパワーを周りに波及させることが、日本・世界の平和のためになるんじゃないかなと」と世界平和を願っていると話し「いろいろな方にお伝えして伝えていただいてそのパワーを広げていっていただけたらなと思います」と観客に語りかけました。
宮世さんは「監督も言った通り、好きということを全力で伝えることが、すごいかっこいいことなんだよって教えてくれる作品だと思います」「本当にアーモンドチョコレートのように2種類楽しめる映画です。ぜひ何度も何度も噛み砕いて味わってみてください」と思いを伝え、舞台挨拶を締めくくりました。
作品概要
3月7日(金)全国ロードショー
出演:宮世琉弥 久間田琳加 中島颯太(FANTASTICS) 米倉れいあ
監督:耶雲哉治
脚本:三浦希紗
原作:「顔だけじゃ好きになりません」安斎かりん(白泉社「花とゆめ」連載)
音楽:遠藤浩二
主題歌:「AlmondかChocolate」ILLIT(PolydorかRecords)
製作:『顔だけじゃ好きになりません』製作委員会
制作プロダクション:アスミック・エース ROBOT
配給:アスミック・エース
Ⓒ2025 『顔だけじゃ好きになりません』製作委員会
●公式サイト:https://kaosuki.asmik-ace.co.jp