中3以来の学ランの感想も!映画『バトルキング!!-We’ll rise again-』「ONE N’ ONLY」山下永玖さん、高尾颯斗さん、「BUDDiiS」森愁斗さんに名古屋でインタビュー
3月10日(金)から公開となる映画『バトルキング!!-We’ll rise again-』は「ONE N’ ONLY」が主演し、ヤンキーアクション、歌、ラップ、ダンスと見どころ満載の青春ムービーです。仲間とケンカに明け暮れる日々を過ごしていた主人公がアートスクールでダンスに打ち込む同年代の若者と出会い、仲間やライバルと共に夢に向かって動き出していく物語です。
主人公の高坂源二郎を演じた「ONE N’ ONLY」山下永玖さん、源二郎の仲間・直江愛之助役で出演し、劇中のダンスの振付を担当した「ONE N’ ONLY」高尾颯斗さん、源二郎たちと対立する最恐のヤンキー山縣虎太郎を演じた「BUDDiiS」森愁斗さんが名古屋でインタビューに応じました。映画の企画や配役を聞いた時の気持ち、完成した映画をメンバー全員で一緒に観た時の様子や感想、アクションシーンで苦労したこと、劇中衣装である学ランについてなど、様々なエピソードを語ってくれました。(取材日:2023年3月2日)
同日の夕方にミッドランドスクエアシネマで行われたプレミア上映会舞台挨拶イベントレポート(取材日:2023年3月2日)
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「EBiDANが集結して作り上げていく作品」「みんながいて心強かった」
「ONE N’ ONLY」主演映画が決まった時の感想として高尾さんは「驚きました。グループ全員で主演映画ってできるんだ」と当時の心境を率直に口にし「演技経験がそこまでなかったので、みんなで出演出来るのは驚きでした」と嬉しそうに振り返りました。主人公を演じた山下さんは「監督に呼ばれて1対1で役名を伝えられ、『えっーーー!』って声がでました」と当時の様子を話し「プレッシャーがすごかったです。作品を引っ張っていけるか不安でした」と心配も大きかったことを打ち明けました。さらに山下さんは「EBiDANが集結して作り上げていく作品だったので、みんながいて心強かったです」と話し、「ONE N’ ONLY」のメンバーだけでなく「BUDDiiS」から森愁斗さん、「M!LK」から曽野舜太さん、「原因は自分にある。」の武藤潤さんが参加した本作で主人公を演じた日々を振り返りました。
主人公を演じるにあたって準備したこととして山下さんは「作品に出演するキャスト全員で1か月前からワークショップをして、アクションの専門の先生から習ったりしました」と話しました。さらに「ヤンキーには縁がなくて」という山下さんが個人的にしたこととして「ヤンキーもの(の作品)は観ました。『クローズ』とか『ROOKIES』、洋画の『ステップ・アップ』などを観て、感じたものを取り入れながらやりました」と様々な映像作品で勉強していたことを明かしました。
昨年10月から放送されていたTBSの連続ドラマ『君の花になる』でキラキラしたボーイズグループのメンバーで甘えん坊の弟キャラを演じていた森愁斗さんは、映画『バトルキング!!-We’ll rise again-』でヤンキーも恐れるヤンキー山縣虎太郎を演じています。「アクションだけでなく、表情の怖さが凄かった」と感想を伝えると「嬉しいです」と答え「この役をいただいたときに、少し不安もありました」と話しました。森さんは「監督から『真逆だと思うけど、期待も含めて見てみたいから』と声をかけてもらいました」と配役を聞いた時の感想を教えてくれました。「(山縣は)普段の僕と似てはいないので、難しい部分もあったのですが、逆に似ていない分、自分で作り上げていけるやりやすさもありました」と語り「どうしたら怖くなるか、仕草や表情や声を工夫して、アクションにも挑みました」と撮影に向けた準備について話しました。
「アクションが振付みたいになっちゃって」「永玖のキレが良すぎて、逆に大変でした」
映画の撮影現場の雰囲気を聞くと、高尾さんが「スタッフも顔見知りが多く、監督も寄り添ってくれて、和気あいあいとした雰囲気でした」と言いつつ「普段一緒にパフォーマンスをしているメンバーが違う人物に見えて、お互い演じ合っている空間が初体験でした」と感想を述べました。山下さんは「アクションシーンは難しかったです。撮影の角度によって、当たっているように見えるかどうかの調整も時間がかかりました」と苦労したエピソードも披露。森さんは「映画の撮影はドラマ(『君の花になる』)の撮影よりも前だったので、知らない事がいっぱいでした」と話し「カット割りがあったり、カメラリハとか、こんな感じで撮るんだと知れて楽しかったです。メンバーや先輩と同じ作品に出て、演技が見られて、全てが良い経験になったなと思います」と初の映像作品の現場で感じたことを教えてくれました。
ケンカ慣れしているわけでも、格闘技経験があるわけでもない3人にアクションとダンスに通じるものはあるのかと聞くと、山下さんが「アクションはタイミングやテンポが大事で、相手と自分の間の取り方とかはダンスと通じるものがあるかも」と話しました。高尾さんは「逆にダンスっぽくなり過ぎて苦戦しました」と吐露し「振付みたいになっちゃって、めちゃくちゃカウント通りに動いちゃったりして」と当時の様子を思い出し、笑いながら教えてくれました。
劇中のダンスの振付を担当した高尾さんは「グループのダンスの振付と映画用の振付は全然違いました」と話し「ステージでお客さんに見せるものとは違って、映像でどう映るかを考えたり、キャラクターによってダンスの得意不得意、ジャンルの違いを見せていくのが難しかったです」と振り返りました。甲斐(草川直弥さん)と源二郎のダンスバトルシーンの話題になり、高尾さんは「甲斐のほうが圧倒的にダンスが上手く見えるようにしたいけど、永玖のキレも良くて・・・」と編集に立ち会った際のエピソードを暴露。高尾さんの発言に山下さんは「完成度の加減が難しかったです」と話し「(ダンスの)ジャンル的にはブレイクダンスで僕は全然経験なかったんですよ」と教えてくれました。高尾さんは「源二郎はブレイクダンス、破天荒なイメージでした」と山下さんが未経験のブレイクダンスの振付を考えたそうで「『これできるようにして』って無茶ぶりしたつもりが、永玖はなんでも器用にすぐできちゃうので、どんどん難易度を上げました」と振付の裏話も披露。山下さんは「そうですね。動画見て(笑)」とはにかんだ様子で答えました。
完成した映画はメンバー全員で鑑賞「最初は恥ずかしかったです」「もっと怖くなれたのになぁ」
完成した映画について聞くと「メンバーみんな近い席で観ました」と関係者の試写会でメンバー全員で鑑賞したそうで、山下さんは「最初は恥ずかしかったです」と鑑賞の感想を述べました。「甲斐(草川直弥さん)との大事なシーンの撮影でめちゃめちゃ噛んでしまっていて、そのシーンが近づくとメンバーも来るぞ来るぞって雰囲気を出してくるんです」と一緒に観ていたメンバー達と撮影中のことを思い出しながら鑑賞したことを教えてくれました。高尾さんは「撮影初日に撮ったシーンが自分ではわかって、面白かったです」と話し「お客さんには伝わらないでほしいですけど」と微笑み、どのシーンがクランクインだったかは教えてもらえませんでした。また「撮影を見ていないシーンは純粋に楽しめました」と言い「鞍馬(上村謙信さん)と真田(関哲汰さん)が2人で楽しそうにしているシーンが面白くて好きでした」と話しました。
森さんは「僕はもっと行けたなと客観的に観て思いました。初の映像作品で、改めて見ると反省点もありましたし、おぼつか無い感じがして、もっと怖くなれたのになぁって」と向上心をみせると、高尾さんが「え~怖すぎましたよ。ボコボコにされたんだから」と撮影時の話題になりました。高尾さんが「(森さんは)本当に蹴っていないし、さすがに当たってないですけど、雰囲気とかで怖いから痛く感じて」と森さんを見ながら話し「ケガのメイクとかもしているから痛くないのに痛いんじゃないかと錯覚してくるんですよ」と言うと山下さんと森さんの2人は大笑い、山下さんが高尾さんに「催眠術とかめちゃくちゃ引っ掛かりそう」と突っ込んでいました。
「リンクしているシーンを探してほしい」中3以来の学ランの感想も!
この日、山下さんと高尾さんは劇中衣装の学ランを着てインタビューに応じてくれました。山下さんも高尾さんも「学ランは中3以来!」と答え、撮影で学ランを着た感想を聞くと、山下さんは「なんか動きやすくて、踊りやすいです!」と教えてくれました。高尾さんは「短ランに憧れがあったんですよ。中学生の時は第一ボダンを外すくらいの反抗しかしていなかったので、着崩したりとか憧れていました」と学ラン姿を楽しんでいたことを窺わせました。
映画の中ではケンカに向かう際や劇中のグループでステージに出る前に背中をたたいて気合を入れるシーンがあります。実際の「ONE N’ ONLY」との関連を聞くと高尾さんが「めちゃくちゃリンクしています」と答え「ONE N’ ONLYっぽい、EBiDANっぽいシーンがちりばめられているので探してほしいです」と力強く語りました。
作品概要
映画『バトルキング!!-Weʼll rise again-』
2023年3月10日(金)より ミッドランドスクエア シネマほか全国公開
キャスト:ONE N’ ONLY/山下永玖、高尾颯斗、草川直弥、上村謙信、関哲汰、沢村玲
櫻愛里紗 / 小川史記、高尾楓弥、森愁斗、岡本聖哉、西田祥、大槻拓也、野瀬勇馬、岩尾春輝、武藤潤、曽野舜太 / テイ龍進 / 原史奈
監督:瀧川元気
脚本:福谷圭祐
音楽:JUNE
配給:S・D・P
製作:S・D・P/SDR
©映画「バトルキング!!」製作委員会
公式サイトURL:https://battle-king.com/
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