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2024-01-23

松村北斗さん、上白石萌音さんのW主演で瀬尾まいこさんの小説を実写化!映画『夜明けのすべて』オリジナル“夜明け”メモをプレゼント!


 

2月9日(金)より公開となる映画『夜明けのすべて』は、「そして、バトンは渡された」で2019年本屋大賞を受賞した瀬尾まいこさんの小説を原作に、NHK連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」で夫婦役を演じた松村北斗さんと上白石萌音さんのW主演で実写化した作品です。松村さんはパニック障害を抱えたことで人生が一変する“山添孝俊”を演じ、上白石さんはPMS(月経前症候群)によって月に一度イライラが抑えられず、怒りを爆発させてしまう“藤沢美紗”を演じます。映画としては初共演となる松村さんと上白石さんが、今回は同僚役で最高の理解者となる特別な関係性を演じているところは今作の見どころのひとつです。

監督は『ケイコ 目を澄ませて』が第72回ベルリン国際映画祭ほか20以上の映画祭に出品され、第77回毎日映画コンクールで日本映画大賞・監督賞他5部門を受賞するなど、国内外で絶賛を浴びた三宅唱さんがつとめ、原作にオリジナルの要素を加え、二人が交流し少しずつお互いの殻を溶かし合っていく姿を、彼らの見つめる日常の美しさや季節の移ろいとともに描きました。また、山添と藤沢が勤める栗田科学の社長で二人を優しく見守る・栗田和夫を光石研さんが演じるほか、りょうさん、渋川清彦さん、芋生悠さん、藤間爽子さんなど実力派キャストが脇を固めています。

今まで気づかなったことに気づけたり、新年を迎えたこの時期に一歩を踏み出そうとしている人の背中を押してくれるような今作。人生の様々な瞬間に、何度も思い出してしまうような一本が誕生しました。映画の公開を記念して、名古屋の映画情報サイトCine@nagoya (シネアナゴヤ)から映画『夜明けのすべて』オリジナル“夜明け”メモを3名様にプレゼントします。映画の見どころと合わせてプレゼントの応募方法をご紹介します。

パニック障害を抱える難役に挑戦した松村北斗さん「リアルに見えるか」確認を繰り返しながら撮影

映画『夜明けのすべて』は上白石萌音さんが演じる、月に一度PMS(月経前症候群)でイライラが抑えられなくなる藤沢と、松村北斗さんが演じるパニック障害を抱え様々なことをあきらめ生きがいも気力も失っていた山添が、職場の人たちの理解に支えられながら、自分の症状は改善されなくても、相手を助けることはできるのではないかと思いあいながら生きていく様子を描いた作品です。二人が次第に友達でも恋人でもない、どこか同志のような特別な関係性を築いていく様子を松村さんと上白石さんが息のあった演技で表現しています。

松村さんは上白石さんとの共演について「前回『カムカムエヴリバディ』でもご一緒しましたが、今回の現場ではそれ以上に趣味の話や最近見た映画のことなんか、ざっくばらんにいろんな話ができました。おかげで撮影中もごく自然なやりとりができた気がします」と話しています。物語が進むにつれて山添と藤沢が段々とリラックスしたようになっていく様子は松村さんと上白石さんの普段の関係性があったからこそかもしれません。

また、今作でパニック障害を抱えた難しい役に挑戦した松村さんはパニック障害の発作が起こるシーンについて「お芝居とはいえ、ああいう発作の状況におかれると実際に過換気症候群になってしまう危険性があるようなんです。ですから、練習から本番まで、発作を起こすシーンではつねにすぐ近くに医療監修の先生がいて、リアルに見えるかを確認しながら、同時に僕のケアをしてくれました。そこは、最初から三宅監督が気遣ってくれていました」と苦労した部分について話しています。

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「なんでこんな素晴らしいお芝居ができるんだろう!」上白石萌音さんが松村北斗さんを絶賛したシーンとは?

原作の大ファンだったという上白石萌音さんは以前、瀬尾さんにインタビューをした際に「藤沢さんって、上白石さんに合いそうですよね」と言ってもらったそうで「当時はまさか実現するなんて思わなくて。映画化の話をいただいたときはとても嬉しかったです」と今作のオファーについて話しています。PMSを抱える藤沢が怒りを爆発させてしまうシーンについては「怒っている最中より、その後の方が辛くなるんですよね。お芝居でもこんなに苦しいんだから、実際にPMSの症状がある人たちはもっと辛いんだよなと痛感しました」と演じてみて分かることがあったそうです。また、藤沢役を演じてみてよかったこととして「監督をはじめ男性の方々と生理についていろいろ話せたこと」と話し「女性にとってはなかなか口に出しづらい話題ですが、話して少しでも楽になるなら、性別を問わずもっと普通に口に出していくべきですよね。この作品がその一助になればいいなと思います」と作品に込めた思いも明かしています。

友達でも恋人でもない山添と藤沢が次第に同志のような特別な関係を築いていく様子が印象的な今作の中で、藤沢が山添の髪を切る場面はふたりの距離が縮まるきっかけとなったシーンとして記憶に残ります。今作のハイライトともいえるこのシーンは上白石さんが松村北斗さんの髪をリアルにカットしています。上白石さんは「一発本番で仕上げないといけないので、事前にマネキンで何度も練習しました。でもいざやってみたら、一番緊張したと同時に本気で笑い転げた最高のシーンになりました。とにかくあの場面での松村さんが素晴らしくて、帰り道に、なんでこんなすてきな芝居ができるんだろうと落ち込んだくらいです」と撮影時を振り返っています。ふたりのほほえましいやり取りに、今作の見出しにある「出会うことができて、よかった」という言葉が自然に心に浮かぶ名シーンになっているので、お見逃しなく。

個人的には松村さんと上白石さんの声も大好きで、おふたりの会話やナレーション部分はとても心地よくさせてくれます。実は、最初と最後のナレーションは、二人の声に聞き惚れたという三宅監督が撮影後に新たに加えた部分なんだそうです。こちらもお聞き逃しなく。三宅監督が今作について「自分がまるで詳しくなかったPMSやパニック障害について知ることができる題材であることにやりがいを感じた」と話すように、今まで気づかなったことに気づける、新年を迎えたこの時期に一歩を踏み出そうとしている人の背中を押してくれるような作品になっています。原作を既に読んだ方にとっては、小説と映画との変更点も気になるところではないでしょうか。ぜひ、注目しながら映画館でお楽しみください!

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映画『夜明けのすべて』オリジナルグッズ“夜明け”メモ プレゼント応募方法

映画の公開を記念し、映画『夜明けのすべて』オリジナル“夜明け”メモをCine@nagoya (シネアナゴヤ)の公式Twitterをフォロー&リツイートされた方の中から抽選で3名様にプレゼントします。

応募方法:Cine@nagoya (シネアナゴヤ)のTwitterアカウントをフォローし、以下の投稿をリツイートしてください。映画『夜明けのすべて』への期待や鑑賞予定の日程、鑑賞後の感想など、作品に向けた熱い想いのコメントは当選者決定の参考にさせていただきます。

プレゼント内容:映画『夜明けのすべて』オリジナル“夜明け”メモ

応募期間:2024年2月19日(月)まで

当選数:3名様
*当選者には後日DMにてご案内をいたします。

作品概要

映画『夜明けのすべて』

2月9日(金)ロードショー

原作:瀬尾まいこ『夜明けのすべて』(水鈴社/文春文庫 刊)

〈ストーリー〉
「出会うことができて、よかった」
人生は想像以上に大変だけど、光だってある――
月に一度、PMS(月経前症候群)でイライラが抑えられなくなる藤沢さんはある日、同僚・山添くんのとある小さな行動がきっかけで怒りを爆発させてしまう。だが、転職してきたばかりだというのに、やる気が無さそうに見えていた山添くんもまたパニック障害を抱えていて、様々なことをあきらめ、生きがいも気力も失っていたのだった。職場の人たちの理解に支えられながら、友達でも恋人でもないけれど、どこか同志のような特別な気持ちが芽生えていく二人。いつしか、自分の症状は改善されなくても、相手を助けることはできるのではないかと思うようになる。

出演:松村北斗 上白石萌音 渋川清彦 芋生悠 藤間爽子 久保田磨希 足立智充 りょう 光石研

原作:瀬尾まいこ『夜明けのすべて』(水鈴社/文春文庫 刊)

監督:三宅唱

脚本:和田清人 三宅唱

音楽:Hi’Spec

製作:「夜明けのすべて」製作委員会

企画・制作:ホリプロ

制作プロダクション:ザフール

配給:バンダイナムコフィルムワークス=アスミック・エース

©瀬尾まいこ/2024「夜明けのすべて」製作委員会

公式サイト:yoakenosubete-movie.asmik-ace.co.jp

公式 X:@yoakenosubete

Instagram:@yoakenosubete_movie


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