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2024-07-23

「開き直ること!気にしないこと!」多部未華子さんが名古屋に!映画『インサイド・ヘッド2』学生限定特別試写会にサプライズ登場


 

8月1日(木)より公開となる映画『インサイド・ヘッド2』は全世界が涙した『トイ・ストーリー』『モンスターズ・インク』『リメンバー・ミー』など、数々の心温まる感動の物語を贈り届けてきたディズニー&ピクサーの最新作です。前作『インサイド・ヘッド』(2015年公開)は11歳の少女・ライリーの頭の中に存在する5つの感情たちが彼女を守り幸せにするため、日夜奮闘する姿を描いた物語。今作では成長して高校入学という転機を迎えた主人公ライリーが新たな壁に直面します。彼女の幸せを<子供の頃から見守る感情>ヨロコビ、カナシミ、ムカムカ、ビビリ、イカリの前に、新たに<大人の感情>、シンパイ、イイナー、ダリィ、ハズカシが現れ、感情の嵐が巻き起こります。

映画『インサイド・ヘッド2』の公開を前に、名古屋駅前のミッドランドスクエア シネマで学生限定特別試写会が行われ、新たに現れたライリーの<大人の感情>のひとつ、シンパイ役の日本版声優である俳優・多部未華子さんがサプライズで登場し、舞台挨拶が行われました。(取材日:2024年7月23日)

シンパイ役の多部未華子さんが名古屋での試写会にサプライズ登場!「名古屋城に行ったことがあります」

映画『インサイド・ヘッド2』は世界中の誰もが共感でき、深く感動できる物語が高く評価され、制作スタジオとしてアカデミー賞®長編アニメーション賞を最多受賞しているピクサーが新たに送り出す作品です。どんな人の中にも広がっている“感情たち”の世界を舞台に、高校入学という転機を迎えるライリーの頭の中で、彼女の幸せを<子供の頃から見守る感情>ヨロコビ、カナシミ、ムカムカ、ビビリ、イカリの前に、新たに<大人の感情>、シンパイ、イイナー、ダリィ、ハズカシが現れ、感情の嵐が巻き起こる物語。

8月1日(木)の公開より一足早く、名古屋駅前のミッドランドスクエア シネマで学生限定特別試写会が行われ、上映前に舞台挨拶が行われました。司会者から「あるキャラクターの日本版声優を担当する方に来てもらっています!」と紹介があると、客席がざわつき「シンパイ役日本版声優・多部未華子さんです!」という紹介とともに多部さんの姿が見えると、驚いた観客から「わぁ~~」「キャーーー」と声があがりました。

この日、午前中から名古屋でのテレビ出演やインタビューなどに応じていた多部さん。名古屋での思い出を聞かれると「名古屋城ですかね」と即答。観光地としての印象があるのか「地元の人はあんまり行かないのかな?」と観客に問いかけ「私は行ったことあります」と話していました。

「(シンパイと同じで)ドタバタするタイプですが、顔に出ないねって言われます」

オーディションでシンパイ役に決まったという多部さんは、前作の『インサイド・ヘッド』について「映画館に観に行って、好きな作品、印象的な作品でした」と答え、「続編があって、新しいキャラクターに参加させてもらえて、とても嬉しかったです」と笑顔で話しました。

シンパイを演じるにあたって気を付けたことを聞かれると「ちょっと癖のある、個性的な性格のキャラクターなので、ちょっと声に癖をつけました」と答え「私ができる範囲のシンパイらしい声ってどんな声かなと考えながら、アフレコしました」とアフレコ時を振り返りました。映画『インサイド・ヘッド2』で登場するライリーの<大人の感情>のひとつ、シンパイは最悪の将来を想像し、あたふたと必要以上に準備してしまうキャラクターです。司会者から「実際の多部さんとはギャップがあるのでは?」と聞かれると「私もドタバタするタイプですが、顔に出ないねって言われます」と答えました。

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「開き直ること!気にしないこと!」を心がけて「最後にはヨロコビが勝つような生活」

学生限定試写会に集まった観客たちを前に多部さんは「ライリーは感情が複雑になってくる年頃の女の子で、私も、随分前ですけど、そういう時期がありました」と話し出し「先輩をみてカッコいいなと憧れたり、ちょっと大人な発言をしてみたり、そんなにかったるくないのに“かったるいな”とか言ってみたり、大人びてみた経験があります」と過去の自分を振り返りました。多部さんがライリーと同じ年代だった頃の話題から「15歳くらいからお仕事をしていて、大人の人に囲まれた生活を送っていたので、子どもっぽくないようにしていたような気がします」と答えました。好きな食べ物を聞かれたらなんと答えていたかを聞かれ「“枝豆”とか、渋いものを言ってみたりしていました」と教えてくれました。

現在は落ち着いているのかを聞かれると「毎日、いろんな感情になります。昨日は大阪に着けるのかソワソワして、シンパイして、今日は無事に名古屋に来られて、たくさんお仕事して、ヨロコビに満ちた1日でした」と伝えました。「最近は毎日とっても幸せに暮らしていて、ちょっと悲しいこととか、ちょっと心配なことがあっても、最後にはヨロコビが勝つような生活をしています」と笑顔で話しました。日々の生活で心がけていることは?と質問された多部さんは「開き直ることですね!そんなこともある!って、気にしないことです」と明るくキッパリ答えました。たくさんの経験をしてきた多部さんの言葉は映画『インサイド・ヘッド2』の主人公ライリーと同様に思春期を迎えている学生たちに向けた良いアドバイスになったのではないでしょうか?

これから映画『インサイド・ヘッド2』を鑑賞する学生たちに「シンパイだったり、カナシミだったり、ヨロコビだったり、全部の感情が必要」と伝え「自分を肯定できる作品になっていると思います」と映画を紹介しました。最後に多部さんは「ライリーと同じくらいの世代の皆さんがどういう風に思ってもらえるのか、今、とてもドキドキ、シンパイしています」と素直な気持ちを吐露し、「楽しんで観ていただけたらと思います。今日はありがとうございました」と学生たちへの感謝の気持ちを口にして、舞台挨拶を締めくくりました。

作品概要

映画『インサイド・ヘッド2』

8月1日(木)ミッドランドスクエア シネマ他にて全国劇場公開

監督:ケルシー・マン

脚本:メグ・レフォヴ

制作:マーク・ニールセン

日本語版声優:大竹しのぶ、多部未華子、横溝菜帆、村上、小清水亜美、小松由佳、落合弘治、浦山迅、花澤香菜、坂本真綾、武内駿輔、花江夏樹、中村悠一

配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン

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