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2021-07-12

大雨で新幹線が止まり…名古屋は3人で! 映画『ブルーヘブンを君に』小林豊さん、本田剛文さん、田村侑久さん舞台挨拶


 

6月11日から公開中の映画『ブルーヘブンを君に』は岐阜県西濃地区を舞台にした地方創生ムービーです。実現不可能といわれていた青いバラ“ブルーヘブン”を生み出した育種家の女性がモデルとなっいて、余命宣告をされながらも「やりたいこと」を叶えるためアクティブに行動するおばあちゃんの姿に元気と勇気をもらえる作品です。公開から3週間たったこの日、名古屋駅前のミッドランドスクエアシネマで凱旋舞台挨拶が行われ、主人公の孫を演じたBOYS AND MENの小林豊さん、本田剛文さん、合コンシーンに友情出演した田村侑久さんが登壇しました。

この日は大雨で新幹線が止まってしまったため、小林さんは岐阜での舞台挨拶に参加できなくなってしまいました。名古屋での舞台挨拶にはなんとか間に合い、3人そろってリラックスしたやり取りが繰り広げられました。撮影中の裏話で盛り上がりをみせた舞台挨拶の様子をレポートします。(取材日:2021年7月3日)

2019年5月 岐阜の河本バラ園で撮影中の映画『ブルーヘブンを君に』由紀さおりさん、BOYS AND MENの小林豊さんと本田剛文さん、柳ゆり菜さん、秦建日子監督が会見

岐阜で撮影した映画『ブルーへブンを君に』 夢を叶えるアクティブなおばあちゃんを好演した由紀さおりさんにインタビュー

「名古屋の舞台挨拶に間に合ってよかったです」小林豊さんに大きな拍手

映画『ブルーヘブンを君に』は岐阜県西濃地区を舞台とした地方創生ムービーです。交配で作ることは不可能だといわれてきた青いバラ“ブルーヘブン”を作り出した岐阜県大野町にある河本バラ園の河本純子さんをモデルとした女性が主人公で、由紀さおりさんが演じています。余命告知をされながらも“自身のやりたいこと”に向けて前向きに行動する主人公の姿に元気をもらえて、岐阜の美しい景色を堪能できる映画です。

名古屋駅前のミッドランドスクエアシネマで行われたヒット凱旋舞台挨拶は上映前に行われ、劇場内はほぼ満員。BOYS AND MENの小林豊さん、本田剛文さん、田村侑久さんが登場した瞬間、大きな拍手で会場内が満たされました。また、この日は大雨で新幹線が止まってしまい、岐阜の舞台挨拶に参加できなかった小林さんが「アイラブ!ユーラブ!ゆーちゃむです!名古屋の舞台挨拶に間に合ってよかったです。」と挨拶すると一層拍手が大きくなりました。主演の由紀さんについて小林さんは「主人公の冬子おばあちゃんと由紀さんは、もちろん違う人だけれど、由紀さんの生き様自体が映し出されて素晴らしかったです・・・由紀さん大好きです。」と語りました。

本田さんは、小林さんが岐阜での舞台挨拶に参加できなかったために、田村さんと2人で行うことになった岐阜での舞台挨拶について「タムタム(田村さん)との舞台挨拶はなかなかにタフでした」と話し、3人揃ったことにホッとした様子を見せました。秦建日子監督の話題になると本田さんは「秦監督はカットが掛かると、いつも褒めてくれるんです。予定より毎回2時間くらい早く終わって、監督とご飯に行くも楽しみでした。」と笑顔で雰囲気の良い現場だったとふり返りました。

“友情出演”の田村侑久さんの深すぎる作品愛に小林豊さん&本田剛文さんもタジタジ

“友情出演”した田村さんは秦監督の前作『キスできる餃子』で主人公の相手役でイケメンプロゴルファーを演じていて、本作にも出演できたことを非常に喜んでいました。自身の出演シーンは小林さんと本田さんと3人一緒で和やかで楽しかったとも話し、冗談を織り交ぜつつ会場を盛り上げてくれました。

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田村さんは、秦監督と小林さん・本田さんへの愛情が深すぎるのか、映画内の細かなシーンまでしっかり頭に入れていたようで、ネタばれするのではないかと、関係者をヒヤヒヤさせる一幕もありました。田村さんのイチオシのシーンは小林さんの「由紀さんとのバイクの二人乗りシーン」だそうで、本田さんのシーンでは「池田山での○○を跨ぐ姿の可愛らしさ」とのことでした。そのコメントに、映画『ブルーヘブンを君に』のリピーターの方が大きく肯いていたのが印象的でした。

そして、田村さんは、「本当にこの映画、いい映画なんです!“人生の大切さ、人生は初めてが満ち溢れている。だからこそ美しいんだ”というところがあるのですが、“その通りだな”と。自分の人生は一回しかありませんから悔いのないように、やりたいことを今やるっていうことを大事に生きていきたいなと考えさせるそんな素敵な映画です」と熱く映画のアピールをしてくれました。舞台挨拶は始終笑いが絶えず、あたたかい雰囲気で進み、これから上映される映画への期待をより膨らませていました。

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作品概要

映画『ブルーヘブンを君に』

2021年6月11日より ミッドランドスクエアシネマほかで公開

<ストーリー>

鷺沢冬子(由紀さおり)、63歳。誰にも作れないと言われた、世界初の青いバラ「ブルー・ヘブン」の生みの親として、園芸家としてはちょっとだけ有名だけれど、今は孫や家族に囲まれて暮らす普通のおばあちゃん。そんな冬子には家族には言えない秘密があった。がんが再発して現在余命半年のステージⅣと診断されたのだ。「治療に専念して余命を延ばそう。まだまだより残したことがあるだろう!」主治医の川越(大和田獏)の叱咤激励に、冬子はある“やり残したこと”を思い出す。それはハングライダーで空を飛ぶことだった。病気のことは内緒にしたまま、冬子は蒼太(小林豊)と正樹(本田剛文)の二人の孫と、その友人で溶接工の夏芽(柳ゆり菜)を巻き込み、不可能といわれた夢にチャレンジしていく・・・。

<キャスト>

由紀さおり、小林豊(BOYS AND MEN)、本田剛文(BOYS AND MEN)、柳ゆり菜

大和田獏、寺脇康文

<スタッフ>

監督:秦建日子

脚本:秦建日子、小林昌


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