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2024-12-20

「もう、いたしません!」米倉涼子さん名古屋弁の挨拶に照れ笑い『劇場版ドクターX』名古屋・栄のオアシス21でイベント


12月6日(金)より公開中の『劇場版ドクターX』は米倉涼子さんが主演を務め、2012年10月からテレビ朝日系列で7シリーズに渡って放送された医療ドラマ「ドクターX 外科医・大門未知子」のシリーズ完結編となる劇場版。公開から10日で観客動員100万人を突破し、興行収入は13.8億円を超えており、大ヒットスタートを切っています。

12月16日から札幌を皮切りに「ありがとう大門未知子!全国舞台挨拶キャンペーン」がスタートしていて、名古屋では映画館での舞台挨拶に加え、栄のオアシス21でトークイベントが行われ、米倉涼子さん、岸部一徳さん、鈴木浩介さんが登壇しました。名古屋や冬に纏わる思い出、撮影中のエピソードなどについて、3人で和気あいあいとトークを繰り広げました。(取材日:2024年12月18日)

「鰻!!せっかく未知子風(の洋服で)で来たのに、お腹がパンパン」ピンクのミニスカで登場の米倉涼子さん

『劇場版ドクターX』は米倉涼子さんが主演を務める医療ドラマ「ドクターX 外科医・大門未知子」のシリーズ完結編となる劇場版です。2012年10月からテレビ朝日系列で7シリーズに渡って放送されている大人気のシリーズで、放送開始から12年の歴史があります。劇場版では“失敗しないハケンの外科医”大門未知子の壮絶な半生が描かれ、これまでのドラマシリーズでも幾多の危機を乗り越えてきた彼女が史上最悪の危機に挑むストーリーとなっています。

名古屋の栄・オアシス21の豊田合成リンク特設ステージで行われたトークイベントに米倉涼子さん、岸部一徳さん、鈴木浩介さんが登場。多くの観客から大きな拍手と歓声で迎えられ、最初に登壇した米倉さんが、岸辺さんや鈴木さんをハイタッチで迎えるなどながら、集まったファンに笑顔で手を振るなどして声援に応えていました。

米倉さんが「みなさん!こんにちは!米倉涼子です。違う?大門未知子です」と挨拶し「名古屋はでら久しぶりだもんで、楽しみにしとったよ。きょうはどうぞよろしくね」と名古屋弁を披露。客席の反応を見ながら「合ってる?」と不安そうな表情を見せると、米倉さんの名古屋弁に会場から温かな拍手が送られました。

名古屋の印象を聞かれた米倉さんは「鰻!!」と即答し「“ひつまぶし”を食べちゃいました。お腹いっぱいで、せっかく久しぶりに未知子風(の洋服で)で来たのに、お腹がパンパンで」と笑顔で話しました。鰻に纏わるトークは止まることなく、米倉さんの中では“名古屋=鰻”というイメージがかなり強い様子。

食べ物以外のスポットとして、岸辺さんは学生の頃に「東山動物園に来たことがあります。京都から下駄をはいて」とかなり昔の思い出を話すと、米倉さんが「いる動物が違うんじゃない?」とツッコミを入れるなど、和気あいあいとした雰囲気でトークが進んでいきました。

トークイベント中、米倉さんが何度も「きんちゃん!」と呼びかけ、鈴木さんが「守!原守!」と役名を連呼するやり取りもあって、会場を沸かせていました。

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「浩ちゃん、西田さん、有紀ちゃんのお誕生日」をお祝い『ドクターX』撮影中のエピソードを披露

名古屋・栄のオアシス21に冬季期間限定で開催される氷じゃないスケートリンク・豊田合成リンクの特設ステージでのイベントとあって、スケートに纏わる思い出を聞かれると、米倉さんは「観るのは好きですよ!フィギュアスケートが大好きで、名古屋までグランプリファイナルを見に来たことありますよ」と話し出し、「『ドクターX』のイベントで名古屋に来て、鰻を食べた後に、、」とまた“鰻”の話になってしまい、鈴木さんが「お願いだから鰻から離れて!」と話を前に進めようと頑張っていました。

冬の思い出を聞かれると「冬はドクターXで12年間。秋から冬にかけての時期を一緒に過ごしてましたね」と米倉さん。11月生まれの鈴木さんは「いつも誕生日をお祝いしてもらって」と振り返りました。米倉さんは「浩ちゃん、西田さん、有紀ちゃんのお誕生日をね。みんな11月生まれで」と撮影中には鈴木さん、西田敏行さん、内田有紀さんの誕生日をお祝いするのが定番だったというエピソードを披露しました。

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米倉涼子さんが岸部一徳さんと腕を組み「12年というのは言葉にできないですね」

公開から間もなく2週間となる『劇場版ドクターX』、すでに観た人は?と聞くと、会場の観客から多くの手があがり、ステージ近くで鑑賞回数をアピールしたファンに向けて「11回?24回?大丈夫?時間?」と米倉さんが話しかける一幕もありました。公開後の周囲の反響をについて米倉さんは「泣いたーーって、わざわざ連絡をくれる人もいて。思っている以上に、私たちの想いが届いているんだと実感しています」と感想を述べ、岸辺さんは「僕自身も2回くらい見てるけど、毎回、泣きます」と劇場で鑑賞していることを話し、鈴木さんも「同じマンションの住人の方が、泣いて立ち上がれなかったと、近場からも反響を貰ってます」と伝えました。

撮影期間中の印象に残っているエピソードを聞かれると、米倉さんは「鈴木浩介くんが見るたびに体型が変わっていて、痩せたり、太ったり」と話すと、鈴木さんは「ロシアから帰ってきたり、中国から帰ってきたり、北海道とか、、」と撮影中には色々な国の言葉を覚えていたそうで、ロシア語や中国語のセリフを披露しました。

米倉さんから「どういう意味なの?」と聞かれると「意味はちょっと、、、外国語のセリフはたくさん練習するので、忘れないですね」と答えました。鈴木さんは「難しかったけど、いい思い出です。設定がいろいろで。キャラクターがブレブレです。それがドクターXのいいところです」と振り返ると米倉さんは「12年というのは言葉にできないですね」と感慨深げにし「こういう風にしているのを覚えていますね」と岸辺さんと腕を組んで寄り添いました。

イベント修了の時間が近づくと、米倉さんは徐に岸辺さんの上着のポケットからスマホを取り出し、客席をバックに3人で自撮りをしていました。最後の挨拶を求められた米倉さんが「名古屋でも、私、失敗しんもんで」と名古屋弁を披露した後に、名古屋弁に限界を感じたのか「もう、いたしません!」と照れたようにこぼしていました。

会場には多くのファンが足を運んでいて、ドクターコートを着て参加している方は関東から遠征してきたそうです。他にもシリーズのファンならではのアイテムやメッセージボードでキャストにアピールしている方もいて、多くの人が名古屋でのイベントを楽しんでいました。

作品概要

『劇場版ドクターX』

12月6日(金)全国公開

監督:田村直己

脚本:中園ミホ

出演:米倉涼子、田中圭、内田有紀、今田美桜、勝村政信、鈴木浩介、西畑大吾、綾野剛、染谷将太、馬場徹、六角精児、神保悟志、遠藤憲一、岸部一徳、西田敏行

音楽:沢田完

製作:「劇場版ドクターX」製作委員会

制作プロダクション:ザ・ワークス

製作幹事:テレビ朝日

配給:東宝

©2024「劇場版ドクターX」製作委員会


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