ロケ地をＰＲする西島秀俊さんに波瑠さんが疑惑の眼差し？映画『オズランド 笑顔の魔法おしえます。』名古屋舞台挨拶
10月26日に公開となる映画『オズランド 笑顔の魔法おしえます。』は熊本県に実際にあるグリーンランドという遊園地を舞台にした女性が主人公のお仕事ムービーで、波瑠さんと西島秀俊さんが初共演しています。名古屋市内で行われた先行上映会舞台挨拶に波瑠さんと西島さんが登壇しました。遊園地で行われた撮影の様子や初共演のお互いの印象やエピソードを語り、ロケ地である遊園地の魅力を語る西島さんに波瑠さんがある疑惑の眼差しを向けるなど、タイトルのとおり笑顔溢れる楽しい舞台挨拶となりました。（取材日：2018年10月11日）
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波瑠さんが話した名古屋・栄の観覧車に興味津々の西島秀俊さん
映画『オズランド 笑顔の魔法おしえます。』で波瑠さんが演じるのはあこがれの会社に入社したのに、田舎の遊園地で働くことになった波平久瑠美、西島さんが演じるのはその遊園地で“魔法使い”と呼ばれているいつも笑顔のカリスマ上司・小塚慶彦です。
名古屋駅前のミッドランドスクエアシネマで行われた先行上映会の舞台挨拶に波瑠さんと西島秀俊さんが登壇しました。波瑠さんは一昨年、3か月ほど名古屋で暮らしていたそうで「名古屋の地下街に感動しました。地下にもうひとつ街があって、買い物をしながら地下を歩いて、気が付いたら遠くまで来ていてびっくりしました。」と名古屋での思い出を話していました。
名古屋にはよく舞台挨拶で来ているという西島さんは「味仙にも行ったりしました。」と話しました。名古屋の栄にある観覧車のことが話題になり波瑠さんが「街並みに唐突にあらわれる観覧車ですよね。」と言うと、西島さんは「乗りたい！！まだ回っていますかね。乗れるんだったら乗って帰りたい！！」と興味津々の様子でした。
ちなみにお二人はこの日のお昼にひつまぶしを召し上がったそうです。
スポンサーリンクどこでもドアは魔法じゃない！と波瑠さんに突っ込む西島さん
今回の映画の衣装合わせで初めてあったという初共演の2人がお互いの印象について聞かれ、波瑠さんは「（西島さんは）寡黙で気難しいような、気軽に喋れると思っていなかったです。」と西島さんの厳しい表情を真似しながら話すと西島さんが「それは役だから、バラエティでは笑ってるよ！」と反論しました。
西島さんは波瑠さんの印象について「クールビューティなイメージを持っている方が多いと思うけれど、心の中でふざけてますよね。」と話し、この日の登壇前にも「『こんばんは』かな『こんにちは』かな、と出る直前まで言っていました。」と話し、波瑠さんが「こんばんにちはじゃない？」と少しおどけた表情をみせました。
また西島さんは波瑠さんがインタビューで「魔法が使えるならどんな魔法を使いたい？」と聞かれて「どこでもドア！」と答えていたというエピソードを披露し、「（波瑠さんが）『藤子不二雄さんの許可がいる？』とか言ってたけど、そもそも、それ道具だから！！魔法じゃないから」と話すと「なんでその場で言ってくれないんですか？こんなにたくさんの人の前で言わなくても！」と困った様子の波瑠さんがとても可愛らしかったです。
スポンサーリンク西島さんはグリーンランドの広報マン！「何パーセントか戴くんでしょ？」と波瑠さん
映画の中で波瑠さんや西島さんが着ている制服は実際のスタッフと同じデザインで、胸に刺繍で役の苗字がひらがなで縫い込まれています。2人は撮影期間中にグリーンランドの敷地内のホテルに宿泊していたそうで、西島さんは「従業員よりもグリーンランドにいました。」と話しました。
また西島さんが演じた小塚には実在するモデルの方がいて、西島さんは「男前のエネルギッシュな素敵な方で、僕は役作りを間違えてしまったんです。」とモデルの方に届くようにと取材に来ていたマスコミ陣にお願いしていました。西島さんは岡山天音さんの演じた役のモデルの方もグリーンランドにいると言いながら「本当にいい遊園地なんですよ！！」と熱く語りました。
波瑠さんが「西島さん、すぐにグリーンランドの宣伝始めるんですよ！何パーセントか戴くんでしょ？」と言うと「ないない。あるわけないじゃないですか！！」と西島さんが慌てて否定し、会場を沸かせました。
映画の中で小塚は素敵な笑顔を見せてくれることが話題になると西島さんが「正直僕も（自分が）笑ってるなーと思いました。楽しかったんでしょうね。」と言い「また宣伝しちゃうな。」と少し躊躇しながら「グリーンランドにはアトラクションが日本一あるんですよ。ジェットコースターは3つくらいあって、なのにアットホームな雰囲気があって。プールの滑り台とか、すごいんですよ。」とグリーンランドのＰＲが止まらない様子で、波瑠さんから「なんですか？広報の方ですか？？」と突っ込まれていました。
理想と現実とのギャップに悩みながら成長していく主人公
波瑠さんは自身が演じた波平について「すごくいい子なんですけど、学生時代にキチンと頑張ってきたからこそ理想があって、先輩から指示やダメ出しを受ける原因は波平の中にあるというのをきちんと表現したいなと思いました。」と話し、波平の衣裳についても「ズボンもみんなはワークパンツをはいているのにひとりだけガウチョパンツをはいていて『私、東京からきたのよ！』という波平の意地を表現しています。」とこだわった部分だったことを明かしました。
グリーンランドには「お客様の前では走らない。」など様々なスタッフの鉄則があり、譲れない鉄則について聞かれた波瑠さんは「新しい靴は雨の日と昼過ぎてからはおろしてはいけない。」と話し、不吉だからと母親から教えてもらったことをしっかりと守っているそうです。西島さんは「父親から食事を切り詰めると心が貧しくなるので、服はボロボロでもいいから食事はちゃんととるように言われたんです。」と「食」を大切にしてきたことを話してくれました。
舞台挨拶も終盤になり波瑠さんは「これから新社会人になって働いていく皆さんには、いろいろな気づきがある映画だと思います。お仕事でも日常の生活でも、自分の見方や考え方で見える世界が一気に変わるという経験を物語の中で波平はしているので、自分もこんな風に働きたいなと思っていただけたら嬉しいです。」と締めくくりかけたのですが「素敵なキャラクターがたくさんいるので、グリーンランドに遊びに来てもらえたら、、あ、私にも何パーセントか入るかな？」とグリーンランドの広報マンのようだった西島さんに視線を送ると西島さんが「だから、ないから！」と否定するという2人の抜群の掛け合いに会場のお客さんからも大きな笑いが起きました。
作品概要
2018 年 10 月 26 日（金）よりミッドランドスクエアシネマほかにてロードショー
出演：波瑠 西島秀俊 岡山天音 深水元基 戸田昌宏 朝倉えりか 久保酎吉 コング桑田 中村倫也 濱田マリ／橋本愛／柄本明
監督：波多野貴文
脚本：吉田恵里香
原作：小森陽一『オズの世界』（集英社文庫刊）
主題歌：「Wonderland」Dream Ami(rhythm zone)
挿入歌：「ストレイシープ」「匿名」神様、僕は気づいてしまった(ワーナーミュージック・ジャパ
ン)
幹事・企画・制作プロダクション：ROBOT 製作：映画「オズランド」製作委員会
配給：HIGH BROW CINEMA、ファントム・フィルム
©小森陽一／集英社©2018 映画「オズランド」製作委員会
公式サイト：ozland.jp twitter：@ozland_movie
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