「ファンの人の頭を刈りたい!」映画『あの頃、君を追いかけた』名古屋先行上映舞台挨拶に山田裕貴さん、齋藤飛鳥さん、長谷川康夫監督が登壇
10月5日に公開となる映画『あの頃、君を追いかけた』は2011年に台湾で公開されて10人に1人が観たという大ヒット映画の舞台を日本に移し、日本の旬の若手俳優たちにより新たな物語として生まれ変わった作品です。公開前に、名古屋市港区のTOHOシネマズ名古屋ベイシティで先行上映会が行われ、上映前の舞台挨拶に山田裕貴さん、齋藤飛鳥さん(乃木坂46)、長谷川康夫監督が登壇しました。
山田さんの地元である名古屋での舞台挨拶で、山田さんの披露したお母さんとのエピソードが齋藤さんのツボに入って笑いが止まらなくなったり、撮影中に齋藤さんがハマったある事をファンの方の協力を得てイベントにしたいという野望を語るなど、和気藹々とした雰囲気でトークが繰り広げられました。(取材日:2018年9月26日)
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地元に凱旋の山田裕貴さん「友達、家族、マジ感謝っす。」
映画『あの頃、君を追いかけた』の先行上映会が名古屋市港区のTOHOシネマズ名古屋ベイシティで行われ、上映前の舞台挨拶に主人公の浩介を演じた山田裕貴さん、ヒロイン・真愛役の齋藤飛鳥さん(乃木坂46)、長谷川康夫監督が登壇しました。映画『あの頃、君を追いかけた』は気の合う仲間たちと気楽な毎日を送る男子高校生・浩介と浩介に勉強を教えることになった優等生・真愛の恋、クラスメイト達がそれぞれに抱える想いが描かれていて、高校時代のモヤモヤや甘酸っぱい思い出が蘇る作品です。
地元である名古屋には仕事のついでじゃないと帰ってこないという山田さんは「高校を卒業して俳優を目指して東京に出たんですけど、まさかこうやって皆さんの前でマイクを持って挨拶をする、そんな人生になるとは思っていなかった。」と語り、「関わってくださった皆さん、僕を支えてくださった友達、家族、マジ感謝っす。」と感謝の気持ちを述べました。
齋藤さんは「乃木坂46の活動の時に(名古屋には)ライブや握手会、CDのキャンペーンも毎シングル来させてもらっているので、おなじみの場所です。」と言い、「今まで(映画のキャンペーンで各地を)回ってきた中で、今日が一番レスポンスが早い気がして、楽しめそうな気がします。」と挨拶されました。
山田さんの“ジャングルポッケ”がツボに入る齋藤さん
おバカな男子高校生・浩介を演じた山田さんは小中高とイジラレキャラをやっていたそうで、「お母さんに『チャンネル取って』って言ったら『ジャングルポッケ?』って聞き返された」というエピソードを披露しながら、「(浩介は)自分に近くて、やりやすかったです。」と話しました。
齋藤さんさんは初めての映画の現場は不安だったと言いながら「学園のマドンナで優等生で、自分とのギャップが激しくて、マドンナってなんだ、、ってやってたんですけど…」と話している途中で「やだ、ダメだ。ジャングルポッケが、、」と笑い出してしまいました。笑ってしまった齋藤さんをフォローするように山田さんが「今日、母親が来ています。」と明かすと、会場から拍手が起きました。
撮影現場での様子を聞かれた山田さんは「多くの主演の人の姿を後ろでみてきたので、みなさんからもらったいい部分を発揮できればと思っていました。みんなで楽しくいることを大切にしました。」と話し、映画初出演の齋藤さんのメンタル部分を楽しく支えようと考えていたこととを教えてくれました。齋藤さんは「(山田さんが)乃木坂46の曲をかけて、見様見真似で踊ってくれました。」と言うと「(齋藤さんが出演している)mouseのCMの曲とか踊りました。」と明かしました。
長谷川監督は「一番最初にみんなと顔を合わせた時に、この作品を一緒にやったことで、君たち7人が本当の仲間になってくれたらいいですね。」と言ったことを話し、その通りになっていたことが嬉しかったと笑顔を見せていました。
山田さんの頭を刈った齋藤さんが「ファンの人の頭を刈りたい!!」
映画の中盤で浩介が丸坊主になるシーンがあるのですが、山田さんは「(撮影の前に)飛鳥ちゃんはじめキャストのみんながバリカンで、丸坊主にするのを手伝ってくれました。」と話しました。齋藤さんはバリカンで頭を刈ることにハマったそうで「ファンの人の頭を刈るイベントをどこかでできないかいう交渉をしています。どうにか、刈りたい!!」と野望を語りました。
好きなシーンを聞かれた齋藤さんは浩介と真愛が教室で勉強をするシーンを挙げ「監督から真愛を笑わせてくれと言われて、山田さんがどんどん変なことをなさるから、私は素で笑ってしまっています。ファンの人には飛鳥、素で笑っているなとバレちゃうと思います。」と話しました。
フォトセッション時に大声で叫ぶ山田さん、驚き笑う齋藤さん
舞台挨拶も終盤になり、マスコミ向けのフォトセッションが行われ、テレビカメラに向かって山田さんが「観てくださーーい!!」と大きな声で叫びました。隣に立っていた齋藤さんはびっくりして、笑いが止まらない様子でした。
最後の挨拶を求められた長谷川監督は「今日は若い方が多く来てくれていますが、お父さん、お母さんのデートムービーとして誘ってあげてください。」とおススメしました。齋藤さんが「山田さんのお芝居がとても上手で、流石カメレオン俳優と言われるだけあるなぁと思って観てください。私のことは二の次で。」と褒めると、山田さんは「お母さんが来てるから?優しいなぁ。」と返し、御礼とばかりに齋藤さんへの賛辞を贈ろうとすると、長谷川監督から「山田、、もう、やめろ!」とストップがかかりました。
山田さんは改めて浩介の劇中の「俺がいると少しだけ世界が変わる人間になりたい」というセリフを挙げ、「僕自身も同じように思っていて、映画を観て楽しかったと言ってくれたら僕が少しだけ世界を変えられるんだと思って、皆さんの世界を少しだけ変えられる作品になっていればいいなと思います。」と舞台挨拶を締めくくりました。
作品概要
10月5日よりTOHOシネマズ名古屋ベイシティほか全国ロードショー
キャスト:山田裕貴、齋藤飛鳥、松本穂香、佐久本宝、國島直希 ほか
監督:長谷川康夫
配給:キノフィルムズ
(C)『あの頃、君を追いかけた』フィルムパートナーズ
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