京都人の“本音と建前”をコミックエッセイに!?深川麻衣さん主演シニカルコメディ 映画『ぶぶ漬けどうどす』のムビチケをプレゼント
6月6日(金)から公開される映画『ぶぶ漬けどうどす』は京都が舞台のシニカルコメディで、深川麻衣さんが京都の老舗扇子店の長男と結婚し、東京からやってきたフリーライターを演じています。夫の実家である数百年の歴史を誇る老舗の暮らしぶりを取材してコミックエッセイにしたことから大騒動が起こるというストーリーで、<生粋の京都人>から<ヨソさん>まですべての人を翻弄する京都という迷宮の奥の奥までを描いています。
映画『ぶぶ漬けどうどす』の公開を記念して、名古屋の映画情報サイトCine@nagoya (シネアナゴヤ)から映画『ぶぶ漬けどうどす』を鑑賞できるムビチケ1組2名分をセットで1名様にプレゼントします。映画の見どころと合わせてプレゼントの応募方法をご紹介します。
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深川麻衣さん演じる主人公のコミックエッセイが京都人の「本音と建前」を丸裸に?
映画『ぶぶ漬けどうどす』の舞台は、歴史に名をのこす寺社仏閣が点在する美しい街並みや、悠久の時を超えて受け継がれてきた伝統文化が人々を魅了する京都です。主演の深川麻衣さんが演じるのは京都愛の強いライターのまどかです。京都のいちばんの理解者かつ正しい伝道師になろうと努力する<ヨソさん>の主人公が引き起こす大騒動の行方が気になるシニカルコメディです。
映画『ぶぶ漬けどうどす』は完全オリジナル脚本で『his』(20年公開)『そばかす』(22年公開)のアサダアツシさんが企画と共に脚本を執筆し、『白鍵と黒鍵の間に』(23年公開)や『南瓜とマヨネーズ』(17年公開)で独特な世界観を作りあげてきた冨永昌敬監督が指揮をとりました。2人で話し合いをするなかで目指すイメージが、映画『女系家族』(1963年公開、三隈研次監督)で主演した若尾文子さんの”一番怖くて強いイメージ”と決まり、現代に置き換えた時にどういう作品が作れるかと考えてきたそうです。アサダさんは「京都の街を盲目的に好きになった主人公がその街のために尽くそうとするけれど空回りするという、ある種の恋愛映画だと思っています」と述べているので、その視点で見ても面白くなりそうです。
京都の外<ヨソ>から入り込んでくる権力側と共存するため、古くから培われてきた京都人の「建前と本音」。その技を器用に駆使する<京都人>と東京から来た<ヨソさん>である主人公との攻防が面白おかしく展開していきます。また、<ヨソさん>も<京都人>でさえもまだまだ知らない京都の風習も登場します。不可思議かつ珍妙な顔を持つ京都が少し怖くなるかもしれません。いや、実は人間が怖いのかも…怖いもの見たさで是非ご覧ください。
深川さん演じる主人公まどかは自分が京都で体験したことをコミックエッセイのネタとして書くのですが、まどかとタッグを組んでコミックエッセイを作成する漫画家・“安西ちゃん”役の小野寺ずるさんにも注目です。まどかと行動を共にし、まどかの様子をその場でデッサンをしていく姿が面白く、その様子は次第に狂気を帯びていきます。小野寺さんは俳優として活動しながら実際にエッセイ漫画の連載もしていて、本作の劇中漫画も小野寺さんが担当しているそうです。映画の物語の展開にあわせて変わっていく漫画のテイストにも注目して観てください。
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実力派俳優陣の怪演が次々と・・クセ者ぞろいの登場人物による騒動の顛末は?
映画『ぶぶ漬けどうどす』は主人公を取り巻く様々な登場人物たちも魅力的な作品です。主人公は東京からやってきて京都の義実家を拠点にコミックエッセイの取材をグイグイ進める女性です。「本音と建前」の文化に困惑・翻弄されつつも一途に京都を愛するチャーミングさやしなやかさがある人物を深川麻衣さんが好演しています。『おもいで写眞』『僕と彼女とラリーと』(2021年公開)、『人生に詰んだ元アイドルは、赤の他人のおっさんと住む選択をした』(2023年公開)など自然体の佇まいで注目される彼女の魅力が味わえます。
まどかの義母であり450年続く老舗扇子店の女将:環には室井滋さんが配され、”本音の見えない京都人が実は何を考えているのか”までをサラリと演じています。ラストシーンは室井さんの意見を取り入れたそうで、監督からの絶大な信頼が寄せられていることが分かります。さらに”ささやき女将”のごとく主人公に様々な知恵をつける京料理の女将:梓を片岡礼子さんが怪演。そのほか小野寺ずるさん、大友律さん、松尾貴史さん、豊原功補さんなど個性豊かな俳優たちが古都に大集結し濃厚なセッションを繰り広げています。
また京都の美大の先生を演じる若葉竜也さんの前のめり過ぎる口調、癖の強い語尾は中毒性があり印象的です。若葉さんは映画『嗤う蟲』(2025年公開)で深川さんと夫婦役で共演しており、本作で若葉さんは、主人公まどかが書いたコミックエッセイの大ファンで、まどかに過剰なエールを送る大学の先生という全く違った役柄で再び共演しています。ユニークな二人のやり取りをお楽しみください。
ロケ地の京都も主役の一人と言っても過言ではないでしょう。老舗扇子店とその住居は実際の京町家で撮影され、おくどさん(かまど)やおばんざい(昔から京都の一般家庭で作られてきた惣菜)などの昔ながらの暮らしや風情のある街並みが楽しめます。おくどさんでご飯を炊く場面や、投扇興で遊ぶシーンなどの伝統的な場面もあれば、銭湯をカフェにした施設や、町家の中に立つマンションなど現代のリアルな風景も盛り込まれ、万華鏡のようにいろんな顔を持つ京都を堪能できます。
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映画『ぶぶ漬けどうどす』ムビチケ プレゼント応募方法
映画の公開を記念し、映画『ぶぶ漬けどうどす』のムビチケ(1組2名分)をCine@nagoya (シネアナゴヤ)の公式Xをフォロー&リポストされた方の中から抽選で1名様ににプレゼントします。
応募方法:Cine@nagoya (シネアナゴヤ)のXのアカウントをフォローし、以下の投稿をリポストしてください。映画『ぶぶ漬けどうどす』への期待や鑑賞予定の日程、鑑賞後の感想など、作品に向けた熱い想いのコメントは当選者決定の参考にさせていただきます。
【フォロー&リポストで応募完了6/3〆切】
映画『ぶぶ漬けどうどす』(6/6公開)
京都人の“本音と建前”をコミックエッセイに!?
深川麻衣さんが主演するシニカルコメディアサダアツシさん企画・脚本✖️冨永昌敬監督
ムビチケ(1組2名分)を1名様にプレゼント
応募詳細 https://t.co/Z1V0j3rcfg pic.twitter.com/RCKYnAChru
— 名古屋の映画情報サイトCine@nagoya(シネアナゴヤ) (@Cineanagoya) May 28, 2025
プレゼント内容:映画『ぶぶ漬けどうどす』ムビチケ(1組2名分)
応募期間:2025年まで
当選数:1名様(1組2名分)
*当選者には後日DMにてご案内をいたします。
作品概要
2025年6月6日(金)ミッドランドスクエア シネマ他全国公開
監督:冨永昌敬
脚本:アサダアツシ
出演:深川麻衣、小野寺ずる、片岡礼子、大友律、若葉竜也、山下知子、森レイ子、幸野紘子、守屋えみ、尾本貴史、遠藤隆太、松尾貴史、豊原功補、室井滋
配給:東京テアトル
©2025「ぶぶ漬けどうどす」製作委員会
公式サイト:bubuduke.jp
公式X:@bubuduke_movie
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