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2021-09-27

「大きな転機は20歳の上京」映画『僕と彼女とラリーと』深川麻衣さんが愛知県先行公開記念舞台挨拶に登壇


 

10月1日に全国公開となる映画『僕と彼女とラリーと』は森崎ウィンさんが主演、深川麻衣さんがヒロインとして出演し、ラリーの魅力や夢に挑戦する人々の姿を描くヒューマンドラマです。「FIA世界ラリー選手権」2021シーズン最終ラウンドの開催が予定されていた愛知県豊田市・岐阜県恵那市にてオールロケで撮影されました。9月24日に愛知県内の一部劇場で先行公開されたことを記念して、ミッドランドスクエアシネマで行われた舞台挨拶付き上映のゲストとして深川さんが登壇しました。

名古屋の専門学校に通っていた深川さんが好きな名古屋めしや、森崎さんや田中俊介さん、ガンバレルーヤのよしこさんなどの同学年の共演者について、ラリーの魅力などを話し、深川さんが上京を決めたときのエピソードや両親への想いも語りました。(取材日:2021年9月24日)

森崎ウィンさんと田中俊介さんからのコメントに「恐縮です」「恥ずかしい」

映画『僕と彼女とラリーと』は愛知県豊田市と岐阜県恵那市を舞台に、葛藤を抱える若者が故郷の美しい自然や人々の温かさに触れ、ラリーへの挑戦を通じて人生を再構築していく姿が描かれた物語です。9月24日に愛知県のミッドランドスクエアシネマとイオンシネマ豊田KiTARAで公開され、先行公開記念舞台挨拶付き上映が行われ、ヒロインを演じた深川麻衣さんが登壇しました。大きな拍手で迎えられた深川さんは「劇場まで足を運んでくださりありがとうございます!」と笑顔で挨拶し「早く皆さんの感想を聞いてみたいです!」と想いを口にしました。

深川さんは名古屋の専門学校に2年間通っていたことを明かし「名古屋は自分にとっても思い入れのある場所です。撮影以来、名古屋に来たのでうれしいです」と話しました。また、好きな名古屋メシについて聞かれると「手羽先、味噌煮込みうどん、大須の李さんの唐揚げ、味仙も好きです」と答え「味仙は大好きで、いろいろ頼みます。台湾ラーメン、炒飯、青菜炒め、イカ団子もフワフワしておいしいです」となかなかの味仙通な一面をのぞかせました。

深川さんは豊田市と恵那市でおこなれた撮影を振り返って「豊田の駅前でも撮影をしましたし、恵那の山の中でも撮影をして、お出かけすることが難しいご時世なので、豊田と恵那の景色を楽しんでください」と話し、大きなスクリーンで楽しんでほしいと伝えました。共演した森崎さんや田中俊介さん、ガンバレルーヤのよしこさんが同学年であることが話題になると「こんなにひとつの現場で同学年が集まることがないので、うれしかったし、刺激も受けました」と話しました。豊田市出身ガンバレルーヤのよしこさんについて聞かれると「バラエティ番組とかで見て、元気をもらっていました。撮影現場を盛り上げてくださって、たくさん笑わせてもらいました。クールな先輩役がすごく似合っていてました。小雪さんのようで、カッコよかったです」と答えました。8月30日に名古屋で行われた舞台挨拶で森崎さんと田中さんが深川さんを「かわいい!」と絶賛していたことが伝えられると「とんでもないです。恥ずかしい」と手で顔を仰ぎながら照れた様子をみせました。

「車を運転すると人格が変わる役、私自身は安全第一で!」

深川さんは森崎さん演じる主人公と一緒にラリーカーに乗車して、公道をコースにしたモータースポーツであるラリーに挑戦する役どころです。深川さんは「クランクイン前に名古屋の練習場で、プロのドライバーさんの隣に座って130キロの世界を体感させてもらいました」と話し、ラリーの迫力を伝えました。マニュアルの免許を持っていない深川さんは、手足の動かし方を勉強しながら撮影したと話し、運転シーンのカッコよさを褒められると「車を運転すると人格が変わる役なんですが、私自身は完全、安全運転です。安全第一で!」と答えました。

この映画に関わるまではラリーを知らなったそうで「ラリーは奥深いです。天候やスピードを瞬間的に判断したり、二人の連係プレイが重要で、とても面白いスポーツだと思いました」とラリーの魅力を伝えた。映画で乗車したヤリスについて聞かれると「座席のフィット感があって、シートベルトもたくさんあって、ヘルメットを固定したり、中は狭くなっていました。宇宙船の中のような感じでした」と感想を話しました。

コロナ感染復帰後初の舞台挨拶  瞳を潤ませて「胸がいっぱい」

映画『僕と彼女とラリーと』は東京で俳優を目指す主人公が故郷に帰り、ラリーに挑戦することになる物語です。人生の転機について聞かれた深川さんは「20歳で上京したタイミングが大きな転機なのかなと思います。名古屋の専門学校に通っていて、就職するか芸能に挑戦するかという分岐点に立った時に、後悔はしたくないと思って上京を決めたので、そこから今につながっていると思います」と答えました。上京を決心した時のことを「両親が応援してくれて、やりたいことを否定せずに、期限を決めて挑戦してみたらいいんじゃない?と背中を押してくれたので、両親には感謝しています」と語り「この映画も静岡で観に行ってくれると思います」と話しました。

舞台挨拶の最後に深川さんは「この映画は、車に詳しくなくても楽しんでいただける内容になっています。人と人との繋がりを描いた温かいヒューマンドラマになっていて、夢を追いかけるのにタイミングや年齢で早い遅いはなくて、やりたいと思った瞬間がその時なんだというメッセージが込められています。皆さんのやりたいことを後押しできるきっかけになったらうれしいなと思います」と締めくくりました。

深川さんは8月下旬に新型コロナウイルスに感染し、9月頭に自宅療養期間が終了、この日、コロナ感染復帰後初めて一般のお客様の前に立ちました。名古屋にやっと来られたという気持ちがあった深川さんは「本当に、本当に観に来てくださってありがとうございます。本当に胸がいっぱいです」と瞳を潤ませながら感謝の気持ちを伝えました。

 

作品概要

映画『僕と彼女とラリーと』

9月24日よりミッドランドスクエアシネマほか愛知県・岐阜県の一部劇場にて先行上映

10月1日より全国公開

監督・脚本:塚本連平

出演:森崎ウィン、深川麻衣、佐藤隆太、田中俊介、小林きな子、有福正志、よしこ(ガンバレルーヤ)
竹内力、西村まさ彦ほか

主題歌:加藤ミリヤ「JOYRIDE」

制作:RIKIプロジェクト

配給:イオンエンターテイメント、スターキャット

©2021『僕と彼女とラリーと』制作委員会

 

 


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