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2025-05-05

東海市で撮影の加藤浩次監督&加藤シゲアキ監督による短編映画が「東海市創造の杜交流館」で初お披露目!『MIRRORLIAR FILMS Season7』プレミア上映祭


 

5月9日(金)より伏見ミリオン座ほか全国の劇場で2週間限定で上映される『MIRRORLIAR FILMS Season7』のプレミア上映とスペシャルトークショーが東海市に新たに誕生した「東海市創造の杜交流館」のオープニングイベントとして開催されました。『MIRRORLIAR FILMS 』は「地方再生」「教育」「新しい才能の発掘支援」をテーマに全国の地域と連携して行われている短編映画製作プロジェクト。『MIRRORLIAR FILMS Season7』では、加藤浩次さんが監督をつとめた短編映画『Victims』、加藤シゲアキさん監督をつとめた『SUNA』が昨年、東海市で撮影されました。

会場には多くの映画ファンが詰めかけ、加藤浩次監督、加藤シゲアキ監督、出演の雛形あきこさん、阿部進之介プロデューサーによるトークショーや『MIRRORLIAR FILMS Season7』に選出された監督による舞台挨拶、地域特別制作作品『空への足跡』の上映や「10年後のあなたへ」をテーマにした動画コンテストの授賞式など、映画や映像文化に触れる多彩な企画でで盛り上がりを見せました。(2025年5月4日)

加藤浩次監督の『Victims』 出演の雛形あきこさんは“当て書き”の台本に苦笑い

『Victims』の監督を務めた加藤浩次さんは、「ショートフィルムは日本に向いている。日本でももっと広がったら。」とMIRRORLIAR FILMSの企画の面白さを伝えるとともに、「東海市がより盛り上がるために協力できれば!」と改めてエールを送りました。

『Victims』に出演している雛形あきこさんは、会場の開館を祝うとともに長年の間柄である加藤監督の作品に出演できたことの喜びをかみしめつつ、「いろいろな作品があり、それぞれ違う(魅力がある)ので楽しめると思う。」と話しました。

加藤浩次さんは本作を作った経緯を「あるあるから発展したら面白い。そこからこうなったら面白いのでは?と作り始めた」として、出演の雛形さんはオファーを受けて「加藤さんが映画を撮るんだ、これはもう!とふたつ返事で答えた。」としながらも、“当て書き”と言われて渡された台本を読んだ時の気持ちを「22年間の加藤さんのイメージがこれなんだ・・・。」と苦笑いしながら振り返り、会場を沸かせたました。

撮影現場でも、息のあったやりとりが行われるなか、初監督とは思えない監督ぶりをみせた加藤浩次さんだが、内心はハラハラしていたと話しました。本作がワンシチュエーションであることから、ワンシーンも落とせない、と撮る難しさを語りながらも最終的に皆でつくり上げた思い出を振り返っていました。

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加藤シゲアキ監督の『SUNA』小説用のプロットを映像化!監督と出演の兼任に苦労も

スペシャルトークショーには、続いて『SUNA』の監督を務めた加藤シゲアキさんが登壇しました。「短編映画を撮るのは2回目ですが、映画館でかかるのは初めて」と喜びを伝えました。元々、小説用に作っていたプロットがいくつかあった中に“砂”をテーマにしたものがあり、MIRRORLIAR FILMSにはこれまでホラー作品がなかったことから、シナハンついでに東海市でまず砂を探すところからスタートしたと話しました。

東海市に何度も通う中で、「自身が持っていたアイデアと東海市が持っていたものを上手く掛け合わせることができた」と制作を振り返り、映画の完成に自信をみせました。本作で、加藤シゲアキさんは監督と出演を兼任していて、視点の入れ替えの難しさを感じながらも、共演の正門良規さんの役作りに助けられた伝えました。

基本的には、共演者に説明を任せるようなセリフ設定にし、自身は受け身にしていたが、一つだけ説明しなければいけないシーンがありセリフ覚えに苦労したことを話しました。しかし「何でも自由につくれるところが監督の良いところ」と、難しさのなかにも楽しさがあったことを伝えました。「短編映画ならではの5作品、個性の際立った作品で濃密な1時間。短編映画になかなか触れる機会がないと思うので、この機会にぜひ楽しんで欲しい。」と締めくくりました。

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5月9日(金)より伏見ミリオン座ほか全国の劇場で上映

『MIRRORLIAR FILMS Season7』は5月9日(金)より伏見ミリオン座ほか全国の劇場で2週間限定で上映されます。東海市で撮影した加藤浩次監督の『Victims』、加藤シゲアキ監督の『SUNA』に加え、クリエイター育成・発掘を目的に国内外の公募から選出された『ヒューマンエラー』(香月彩里監督)、『KUTSUYA』(武田成史監督)、『ウエディング』(坂本ショーン監督)の3作品とともにオムニバス映画として発表されます。

作品概要

『MIRRORLIAR FILMS Season7』

5月9日(金)伏見ミリオン座ほか全国の劇場で2週間限定上映

製作:伊藤主税 阿部進之介 山田孝之 関根佑介 松田一輝

支援:東海市

プロデューサー:大橋和実 川原伸一 榊原有佑 下京慶子 三輪夕奈 西原一憲

制作:and pictures

宣伝:ローソンエンタテインメント

配給:アップリンク

©2024 MIRRORLIAR FILMS PROJECT


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