【7/28~8/3】26歳の若手注目監督の映画『赤色彗星倶楽部』を上映する名古屋の映画館
7月28日から名古屋で1週間限定で公開される映画『赤色彗星倶楽部』は群馬県出身26歳の武井佑吏監督の初の長編作品です。2017年のインディペンデント系映画祭を席巻した本作は、とある高校の天文部をめぐる青春SF群像劇です。映画『赤色彗星倶楽部』が観られる名古屋の上映館や上映スケジュール、上映期間中、連日行われる舞台挨拶の予定をご紹介します。
スポンサーリンクいわゆるキラキラ映画ではない80年代の日本映画のような青春SF群像劇
7月28日から名古屋で1週間限定で公開される映画『赤色彗星倶楽部』はPFFアワード2017日活賞&映画ファン賞、田辺・弁慶映画祭2017グランプリ、東京学生映画祭2017準グランプリを受賞し、2017年のインディペンデント系映画祭を席巻した作品です。
監督を務めたのは、本作が長編デビュー作となる群馬県出身26歳の武井佑吏監督です。早稲田大学映画研究会にて映画制作を開始し、現在はテレビマンユニオンのディレクターをされています。好きな監督に大林宣彦を挙げていて、1985年公開の相米慎二監督の映画『台風クラブ』を彷彿とさせるという評判もあり、80年代の日本映画の雰囲気があります。
高校生の日常、幼なじみや同級生への恋心が描かれているものの、いわゆる少女漫画原作映画のキラキラものとは一線を画す趣のある雰囲気が魅力です。
スポンサーリンク高校の天文学部で仲間たちと平凡で充実した日々を過ごす男子高校生が主人公で、数十年に一度、地球から観測されるという赤色彗星に関する奇妙な学説を聞き、彗星と同じ物質を作ってみることに。
主人公の幼なじみを演じるのは注目の若手女優手島実優さん、彼女の存在は本作の魅力のひとつです。SFと青春が入り混じった本作の中盤で起こるある出来事からラストに向けて描かれる主人公を中心とした天文学部のメンバーの姿には胸を熱くさせられます。
スポンサーリンク映画『赤色彗星倶楽部』が観られる名古屋の上映館
映画『赤色彗星倶楽部』は名古屋駅のシネマスコーレで1週間限定で上映されます。上映期間、上映時間は以下の通りです。
上映スケジュールと上映時間
7月28日(土)-8月3日(金)19:50~
上映期間中は連日トークイベントの開催も予定されています。
7月28日〜30日 手島実優さん(ハナ役)
7月29日 ユミコテラダンスさん(カヨ役)
8月2日〜3日 櫻井保幸さん(ヨシヤス役)
また、本作で赤色彗星に関する奇妙な学説を唱えるド・ジッター博士役のひと:みちゃんは連日、登壇する予定です。ひと:みちゃんは名古屋出身で自ら立ち上げた音楽ジャンル『艶歌(演歌)シャンソン』家元として、 全国の演芸会やクラブ、ライブハウスなどで「自作の唄とおしゃべり」を展開し、大須演芸場の寄席にも出演していたそうです。近年は白石和彌監督や中村祐太郎監督をはじめとした様々な映画作品に出演するなどして、映画業界での活躍にも期待が集まる方です。
Address:名古屋市中村区椿町8-12 アートビル1階
Tel:052-452-6036
Map:
作品概要
『赤色彗星倶楽部』
監督・脚本・編集:武井佑吏
撮影・編集:渡邊雅紀
助監督:高良嶺/羽鳥稜
音楽:笠野孝介
美術:荒木裕子/小寺加菜/首藤凜
車両:伊佐山慶太/佃直樹
CAST:羽馬千弘/手島実優/櫻井保幸/ユミコテラダンス/平山輝樹/ひと:みちゃん
/三輪和音/山口陽二郎/神崎みどり