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2025-10-07

長澤まさみさん演じる父・葛飾北斎と過ごした応為の二十余年を綴る映画『おーい、応為』ムビチケプレゼント


 

10月17日(金)より公開となる映画『おーい、応為』は江戸時代を代表する浮世絵師で、今も世界中に熱狂的なファンを持つ浮世絵師・葛飾北斎の娘で師弟でもある「葛飾応為(おうい)」 を描いた作品です。名前は“お栄”。「葛飾応為」の号は北斎の右腕として活躍したお栄が、いつも北斎から「おーい、おーい」と呼ばれていたことに由来します。当時は珍しかった女性の絵師として江戸の芸術界を駆け上がっていった人物です。

北斎と生涯を共にした応為の二十余年をダイアリーのように綴った映画『おーい、応為』。監督・脚本を手がけるのは、『日日是好日』『星の子』などで人間の奥行きを繊細に描いてきた大森立嗣さん。主人公・葛飾応為を演じるのは、『世界の中心で、愛をさけぶ』(04)で脚光を浴びて以来、日本映画界を牽引し続ける長澤まさみさんです。大森監督とは『MOTHER マザー』(20)以来となる再タッグ。長澤さんにとって初の時代劇主演作となります。また、北斎役で永瀬正敏さん、応為の気心知れた友人・善次郎(渓斎英泉)役にKing&Princeの髙橋海人さんが出演することも見どころのひとつです。「父をも凌ぐ」と言われた画才を持ち、数少ない女性絵師として人生を描きぬいた応為。親ゆずりの豪胆さで、男社会を駆け抜けていった先駆的な女性アーティスト・応為が、自分の心に正直に、そして自由に生きようとし、最後にたどり着いた幸せとは——。

映画『おーい、応為』の公開を記念して、名古屋の映画情報サイトCine@nagoya (シネアナゴヤ)から映画『おーい、応為』ムビチケを1組2名様にプレゼントします。映画の見どころと合わせてプレゼントの応募方法をご紹介します。

長澤まさみさん×大森立嗣監督 再タッグが生む最強のヒロイン“応為” 時代劇初挑戦の髙橋海人さん!着物姿&優男ぶりも必見!

映画『おーい、応為』は浮世絵師・葛飾北斎の娘で師弟でもある葛飾応為という先駆的な女性アーティストを今に映し出し、父・北斎と過ごした二十余年をダイアリーのように綴った作品です。長澤さんは応為について「知れば知るほど、味わい深い人物で、実際に彼女に会ってみたい、見てみたいと思いました。絵や北斎に対しては、まるで人生そのものをかけているようで、勇ましく神々しい。その全てに、私は憧れを抱きながら演じていました」と語っています。

劇中、一人称は「俺」、無造作にひっ詰めた髪で飾り気のない着物を雑に着こなし、煙管をぷかぷか吹かす応為。最強のヒロイン誕生となった本作では長澤さんの新境地が楽しめます!また、北斎を演じるのは世界をフィールドに活躍する永瀬正敏さんです。名声を得た晩年になっても「猫一匹まともに描けない」とこぼしたと言われる凄まじい絵師としての姿と、“娘を持つ父親”としてのどこか愛くるしい姿が混然となった新たな北斎像を全身で魅せ切ります。

そして、応為のよき理解者であり、北斎の弟子でもあった善次郎を演じる髙橋海人さんは時代劇初挑戦!色香漂う優男を好演しています。吉村知己プロデューサーは「応為にも北斎にもつかず寄らずなふわっとした難しい役なので、監督と共にものすごい数の役者さんを検討していたときに、ドラマ「だが、情熱はある」(23)を見て“この人だ!”とピンときた。柔らかさと芯の強さが同時に感じられる独特の空気感と、不真面目なセリフをいたって真面目に言いまわせる個性。なかなかいないタイプの素晴らしいアーティストだと思います」と髙橋さんのキャスティングについて話しています。

また、初の大森組となる髙橋さん。「最初はやや緊張の面持ちでしたが、長澤さんとはドラマで共演経験があり初日から笑顔で会話を交わしていました。人懐こい笑顔がなんとも魅力的」と吉村プロデューサー。応為と2人で朝飯を食べるシーンでは「芝居というより会話をしよう。楽しんで!」という監督の言葉通り、言葉尻の重なりも気にせずナチュラルに食事を楽しむ様子も。途中「海人くん、ちょっと食べすぎかも(笑)」と思わず監督が止め、「すみません!普通に食べちゃってました」と笑顔で応える髙橋さんに一気に現場が和む一幕もあったそうです。

そして、応為が淡い恋心を寄せる初五郎に大谷亮平さん、応為たちの長屋の隣人・元吉に篠井英介さん、北斎に屏風絵を依頼する津軽の侍に奥野瑛太さん、そして応為の母であり北斎の妻である“こと”に寺島しのぶさんという実力派が揃う豪華なキャスティングもみどころです。

ストイックに偉大な天才絵師と向き合った永瀬正敏さん、髙橋海人さんは画力の高さから執筆シーンを追加

長澤さん、髙橋さん、永瀬さんの3人は、本作の浮世絵監修を務めた日本画家の向井大祐さん、松原亜美さんの指導のもと撮影前から浮世絵の特訓をスタート。北斎を演じる永瀬さんは人一倍練習を積み、撮影中も時間を見つけてはひたすら筆を動かすなどストイックに偉大なる天才絵師と向き合い続けました。髙橋さんは当初は絵を描くシーンはなかったものの、King&Princeのグッズのイラストを自ら手掛けるほど画力が高いことを知った製作陣が、急遽、善次郎の執筆シーンを追加。永瀬さん同様、撮影の合間も時間を見つけては描き続け、絵の道具も一式持ち帰るほど貪欲に役を追求しました。

そんな中、向井さんと松原さんが最も驚いたのは長澤さんの絵の達者ぶり。「あまりにうますぎて、お2人は“もう教えることがない!”とおっしゃっていたくらいです」と吉村プロデューサー。浮世絵特有の筆の持ち方、当時は高い机がなかったため平場で描かざるを得なかったお栄のスタイルなどを、持ち前の勘の良さであっという間に習得。それでも長澤さん本人は練習することをやめず、楽しみながらも描き続けていたことが、絵にすべてを捧げた応為の凄みある芝居に繋がっているのかもしれません。

応為を筆頭に北斎、善次郎などエネルギッシュな登場人物たちに力をもらえるパワームービーでもある映画『おーい、応為』。映画終盤、北斎を相手にお栄が涙を流しながら、ある独白をする長回しも圧巻です。北斎と応為の枠にはまらない親子の姿をお見逃しなく!

映画『おーい、応為』ムビチケ プレゼント応募方法

映画の公開を記念し、映画『おーい、応為』のムビチケ(1組2名分)をCine@nagoya (シネアナゴヤ)の公式Xをフォロー&リポストされた方の中から抽選でプレゼントします。

応募方法:Cine@nagoya (シネアナゴヤ)のXのアカウントをフォローし、以下の投稿をリポストしてください。映画『おーい、応為』への期待や鑑賞予定の日程、鑑賞後の感想など、作品に向けた熱い想いのコメントは当選者決定の参考にさせていただきます。

プレゼント内容:映画『おーい、応為』ムビチケ(1組2名分)

応募期間:2025年10月15日(水)まで

当選数:1組2名様

*当選者には後日DMにてご案内をいたします。

作品概要

映画『おーい、応為』

2025年10月17日(金)全国ロードショー

〈ストーリー〉
北斎の娘、お栄はある絵師のもとに嫁ぐが、かっこうばかりの夫の絵を見下したことで離縁となり、父のもとへと出戻る。父娘にして師弟。描きかけの絵が散乱したボロボロの長屋で始まった二人暮らしだが、やがて父親譲りの才能を発揮していくお栄は、北斎から「葛飾応為(おうい)」(いつも「おーい!」と呼ばれることから)という名を授かり、一人の浮世絵師として時代を駆け抜けていく。
美人画で名を馳せる絵師であり、お栄のよき理解者でもある善次郎との友情や、兄弟子の初五郎への淡い恋心、そして愛犬のさくらとの日常…。嫁ぎ先を飛び出してから二十余年。
北斎と応為の父娘は、長屋の火事と押し寄せる飢饉をきっかけに、北斎が描き続ける境地“富士”へと向かうが…。

脚本・監督:大森立嗣

キャスト:長澤まさみ、髙橋海人、大谷亮平、篠井英介、奥野瑛太、寺島しのぶ、永瀬正敏

原作: 飯島虚心 『葛飾北斎伝』(岩波文庫刊) 杉浦日向子 『百日紅』(筑摩書房刊)より「木瓜」「野分」

配給:東京テアトル、ヨアケ

©︎2025「おーい、応為」製作委員会

公式サイト:https://oioui.com

[X] https://x.com/oioui_movie

[Instagram] https://www.instagram.com/oioui.movie

 


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