月城かなとさんが名古屋の中日ビルに登場!『白雪姫』公開記念イベントで語った“女王”の魅力と吹替初挑戦の想い
3月20日(木・祝)に公開となる映画『白雪姫』はディズニー初の長編映画であり、世界初のカラー長編アニメーションでもある『白雪姫』を新たなミュージカル版として実写映画化した作品です。白雪姫役は『ウエスト・サイド・ストーリー』でゴールデングローブ賞主演女優賞に輝き、抜群の歌唱力を誇るレイチェル・ゼグラー、女王は『ワイルド・スピード』シリーズや『ワンダーウーマン』シリーズのガル・ガドットがつとめています。一流の演技力と歌唱力を兼ね備えた豪華キャストが集結した日本語吹替版作品であるプレミアム吹替版のキャストは、白雪姫役に吉柳咲良さん、女王役に月城かなとさん、魔法の鏡役に諏訪部順一さん、7人のこびと おこりんぼ役にダイアン・津田篤宏さん、くしゃみ役に日野聡さん、てれすけ役に平川大輔さん、ねぼすけ役に浪川大輔さんなどです。
公開に先駆けて、名古屋で「映画『白雪姫』公開記念 月城かなとスペシャルトークイベント」が開催され、プレミアム吹替版で“女王”役を務める元宝塚歌劇団・月城かなとさんが登壇し、吹替初挑戦の感想や、ディズニー・ヴィランズとしての“女王”の魅力について語りました。(2025年3月18日)
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名古屋の中日ビルに登場した月城かなとさん 会場に集まった大勢のファンに笑顔で挨拶
映画『白雪姫』はディズニー初の長編映画であり、世界初のカラー長編アニメーションでもある『白雪姫』を新たなミュージカル版として実写映画化した作品です。白雪姫役は、『ウエスト・サイド・ストーリー』でゴールデングローブ賞主演女優賞に輝き、抜群の歌唱力を誇るレイチェル・ゼグラー。ディズニー・ヴィランズの中でも人気を誇る女王には、『ワイルド・スピード』シリーズや『ワンダーウーマン』シリーズのガル・ガドット。監督に『アメイジング・スパイダーマン』 『(500)日のサマー』のマーク・ウェブという今のハリウッドを牽引する才能がタッグを組みました。さらに、ディズニー・マジックに欠かせないのが、心に残る音楽の数々。アニメーション版の珠玉の楽曲に加え、『ラ・ラ・ランド』『グレイテスト・ショーマン』のパセク&ポールによる新曲が、驚きと感動に満ちたディズニー・ミュージカルを誕生させました。
日本語のプレミアム吹替版で女王を演じているのは、元宝塚歌劇団月組トップスターで、昨年夏に退団したばかりの月城かなとさんです。オーディションを経て一流の演技力と高い歌唱力をディズニー本社に認められての抜擢となり、“ディズニー・ヴィランズ”のイメージに相応しい悪名高き女王を好演しています。美しい女王の姿から、老婆に化けた後の擦れ声までを見事に表現し、女王役として歌唱シーンにも挑戦しています。
公開直前に名古屋市中区にある中日ビルで「映画『白雪姫』公開記念 月城かなとスペシャルトークイベント」が開催されました。中日ビルはかつて宝塚公演が行われていた中日劇場があった場所で、宝塚にもゆかりのある地です。会場には大勢のファンが駆けつけていて、月城さんは「今回、映画『白雪姫』で女王役のプレミアム吹替版声優を務めさせていただきました月城かなとです。本日はたくさんの皆様にお越しいただき大変嬉しいです」と笑顔で挨拶。名古屋の印象について「久しぶりに来ることができて嬉しいです!」と喜びを語りました。
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吹替初挑戦!“女王”役に込めた想い「人間らしく少し愛らしさも感じてもらえるキャラクター」
映画『白雪姫』の日本語のプレミアム吹替版で女王を演じているのは、元宝塚歌劇団月組トップスターで、昨年夏に退団したばかりの月城かなとさんです。オーディションを経て一流の演技力と高い歌唱力をディズニー本社に認められての抜擢となり、“ディズニー・ヴィランズ”のイメージに相応しい悪名高き女王を好演しています。美しい女王の姿から、老婆に化けた後の擦れ声までを見事に表現し、女王役として歌唱シーンにも挑戦しています。
月城さんは「いつか吹替の仕事をしてみたいという夢はありましたが、まさかこんなに早く叶うとは思いませんでした。それが子供の頃から親しんできたディズニー作品ということで、本当に嬉しかったです」と、月城さんはオファーを受けた時の気持ちを振り返りました。また、声だけで演じる難しさについて「舞台と違い、全ての感情を声に乗せる必要がありました。特に、ガル・ガドットさんの演技と合わせて日本語のセリフを当てる作業はとても難しかったです」と語り、「吹替を経験したことで、自分の芝居や演技の幅も広がったと感じています」と新たな挑戦への手応えを明かしました。
本作の“女王”について、月城さんは「アニメーション版では怖くて不気味なイメージが強かったですが、実写版では登場人物の心の動きが繊細に描かれています」と説明。「女王も焦りや弱さを抱えている部分があり、ただの悪役ではなく、人間らしく、少し愛らしさも感じてもらえるキャラクターになっていると思います」と語りました。また、劇中で披露される楽曲『美しさがすべて』については、「客観的に見ると、美に執着する女王が少し可愛らしくも見える楽曲です。そこまでしなくてもあなた十分綺麗だよ!みたいな。でも、歌う時は“美しさこそ全て!”と朗々と歌いました」と振り返り、会場の笑いを誘いました。
白雪姫にちなんだ“7人のこびと”トークコーナー!“本当の美しさ”を語る
イベントでは、“7人のこびと”の名前が書かれたカードを引き、それにまつわる質問に答えるスペシャルコーナーも実施されました。「ねぼすけ」のカードを引いた月城さんは、“朝のルーティーン”について「朝はコーヒーの香りを楽しみながらソファに座るまでがルーティーンです」とリラックスしたひとときを明かしました。また、「先生」のカードでは「絶対観てほしいシーン」として、女王が老婆に変身するミュージカルシーンをピックアップ。「老婆に変身した直後の高笑いが、一番うまくできたシーンです!ほんの一瞬なので、絶対に聞き逃さないでください」と力を込めました。
最後に、映画のテーマでもある“本当の美しさ”について問われると、「白雪姫も女王も、それぞれ心に弱さを抱えています。でも、白雪姫は人の助けを借りながら成長し、乗り越えていく強さを持っています。それこそが彼女の一番美しいところだと思います」と語り、作品のメッセージを届けました。さらに「誰しも弱い部分があると思いますが、それを乗り越えられる力が“本当の美しさ”であり、自信に繋がるのではないでしょうか。多くの方に観ていただき、前向きな気持ちになってもらえたら嬉しいです」と締めくくり、イベントは大盛況のうちに幕を閉じました。
作品概要
3月20日(木・祝)ミッドランドスクエアシネマ他全国公開
原題:SNOW WHITE
監督:マーク・ウェブ
音楽:パセク&ポール
キャスト:レイチェル・ゼグラー/ガル・ガドット
プレミアム吹替版声優:吉柳咲良/河野純喜(JO1)/月城かなと/津田篤宏/諏訪部順一
オリジナル・サウンドトラック:ウォルト・ディズニー・レコード
配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン
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