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2024-06-25

1年ぶりに名古屋に帰還!映画『キングダム 大将軍の帰還』名古屋舞台挨拶に山﨑賢人さん、大沢たかおさん、岡山天音さんが登壇


 

7月12日(金)に公開となる映画『キングダム 大将軍の帰還』は中国春秋戦国時代を舞台にした原泰久さんの大人気コミックを原作に、信(山﨑賢人さん)と嬴政(吉沢亮さん)が中華統一を目指す姿が描かれる壮大な物語の第4弾です。前作『キングダム 運命の炎』では、秦と趙の全てを掛けた「馬陽の戦い」で敵将を討った信と仲間の飛信隊の活躍が描かれましたが、第4弾は突如現れた趙の総大将:龐煖(吉川晃司さん)との死闘や、王騎将軍(大沢たかおさん)と龐煖の因縁、趙の軍師:李牧(小栗旬さん)の出現など物語が多層的に紡がれています。キャストには橋本環奈さん、長澤まさみさん、佐藤浩市さん、高嶋政宏さん、愛知出身の清野菜名さん、山田裕貴さん、玉木宏さんなど豪華な面々が勢揃いしています。

公開に先立ち、中京テレビ放送主催で映画『キングダム 大将軍の帰還』~信と王騎が帰還する!~キングダム全国完成披露舞台挨拶ツアーin名古屋が109シネマズ名古屋で行われました。主役の信を演じる山﨑賢人さん・王騎役の大沢たかおさん・飛信隊の尾平役の岡山天音さんが舞台挨拶に登壇し、作品への熱い気持ち、思い入れのあるシーン、撮影中のエピソードなど和やかに話しました。舞台挨拶の様子をレポートします。(取材日:2024年6月22日)

「去年も言ったけど、軍勢を見ているような景色」山﨑賢人さんと大沢たかおさんのフランクなやりとりに沸く観客

映画『キングダム 大将軍の帰還』は前作の『キングダム 運命の炎』から続く秦と趙の馬陽の戦いの続きから始まります。かつてない強敵から命がけで信を守る飛信隊の姿、因縁の地で王騎将軍と龐煖が再び矛を交える死闘などが描かれ、クライマックスが続く怒涛の展開です。

会場の109シネマズ名古屋に集まったのは、1万通以上の応募の中から試写会に当選した観客の皆さんで、映画の上映と舞台挨拶が始まるのを待ちきれない様子でソワソワ。メッセージボードを持った方もいて、期待の高さが感じられました。司会の白井奈津さん(ZIP -FMナビゲーター)の呼びかけで、後方から山﨑賢人さんと大沢たかおさんが客席間を歩きながら登場すると、大きな歓声と拍手が起こりました。

山﨑さんは舞台中央に立つと、「ずっと思いを込めて皆で作ってきたものを見てもらえることを、本当に嬉しく思います」と挨拶。続いて大沢さんは「7年かけて我々が積み重ねてきた集大成がこの”大将軍の帰還”になります。是非、僕らの思いを受け取ってくれればと思います」と話しました。

山﨑さんと大沢さんは昨年8月に映画『キングダム 運命の炎』の公開記念舞台挨拶で名古屋に来ています。1年ぶりの名古屋での『キングダム』シリーズの舞台挨拶について、山﨑さんは「今回も大沢さんと一緒に名古屋に来られて…本当に帰還した気持ちです」と笑顔を見せました。そして客席を見渡し「去年も言ったんですが、本当に軍勢を見ているような景色です。皆さんからパワーをもらって、また戻って来れたのをすごく嬉しく思っています」と声に力を込めました。続いて大沢さんは「前回は公開後にお邪魔して全国キャンペーンの最後が名古屋でした。それで今回は逆に名古屋の皆さんに最初に見て貰おうと」と名古屋への想いを滲ませました。

「この後、ひつまぶし」にガッツポーズ!山﨑賢人さん、吉沢亮さん、大沢たかおさんが映画『キングダム 運命の炎』全国舞台挨拶ツアーで名古屋に!

公開前に東京以外で完成披露を行うのは映画『キングダム』史上初であることに触れ、「とても楽しみにしていました」と笑顔を見せました。また、大沢さんは「さっき山﨑君、なんで去年と全く同じことを言うかな~」といたずらっぽく山﨑さんを見つめたり、先日東京で行われた完成披露ででのフォトセッションで自身のネクタイが山﨑さんの顔にかかってしまったエピソードを明かしたりと山﨑さんとの仲の良さを感じさせ、会場を沸かせました。

 

山﨑賢人さんと大沢たかおさんにとって、代表作の1つである映画『キングダム』シリーズ。1作目から本作まで演じてきた自身の役柄や、その向き合い方について聞かれた山﨑さんは「もう20代のほとんどを信と一緒に生きてきたので、本当に人生そのもの」と言い、「大先輩の大沢さんが王騎将軍という形で導いて下さった」と大沢さんを見つめました。そして監督・キャスト・スタッフに対しての感謝も述べ「一緒に熱くなってくれるみんなと、ずっと燃えて生きてきたなと。うん、生きてきました!」と断言すると、その口調のチャーミングさに会場いっぱいに笑みが広がりました。

大沢さんは「このプロジェクトに入って、準備を入れると8年になります。8年前に僕のデブ化が始まり、デブ化人生がようやく終焉を迎えそうでホッとしている部分があります」とにやり。大沢さんは作品について「山﨑君と二人で乗り越えて来たことや作品に関わるみんなと乗り越えてきたことを思うと、最終章と言われる”大将軍の帰還”の公開を前に感慨深いです。同時に第1弾から2、3、4と、前作より面白いものを作ろうと貪欲に頑張ってきたので集大成だと思う」と熱い気持ちをほとばしらせました。

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本作『キングダム 大将軍の帰還』は、未だかつてない強敵の龐煖を前にした飛信隊の奮闘も見どころの一つです。そこでサプライズゲストとして飛信隊:尾平役の岡山天音さんが途中から登場しました。岡山さんは手元のメモをチラッとみつつ、「最後まで楽しんでちょうでぇあ」などの名古屋弁で挨拶すると客席は拍手と笑顔で応えました。岡山さんは「(客席の皆さんの)リアクションが非常に素敵です。先ほども登場しやすかった」と名古屋の観客の熱気に目を細めました。

本作の撮影について聞かれた岡山さんは「これまでは圧倒的なリーダーの信を守ることがなかったから、今回台本を読んだ時から胸が熱くなりました。演じられて嬉しかったし、頑張りました」と振り返ると、山﨑さんが「そのシーン、僕は気絶してたんで演じるにあたって話し合いをする感じではなかった」と答えました。

岡山さんがアタフタと「気絶とか話して大丈夫?ネタバレじゃない?」と心配すると、山﨑さんは「気絶までは大丈夫!」と涼しい顔で答え、「原作を読んだ時から大好きなシーンで、信は気絶してるけど演じているときは起きているんで、もう…なんか泣いちゃって」と天然気味に付け足すと、すかさず岡山さんは「泣いちゃって、じゃないよ~」と息の合った掛け合いを見せました。仲の良い二人のやり取りに客席は和み、大沢さんは優しく寄り添っていました。

飛信隊について大沢さんは「魂ごと信を守ろうとしていると思いましたし、信を演じる山﨑君も飛信隊を心から愛していると現場で強く感じました。すごく羨ましい気持ちで見ていましたね」と強固なチームワークを絶賛。そして「キングダムのいろんな思いが全部詰まった作品です。最初からクライマックスの連続」と作品を猛プッシュしました。

続いて思い入れのあるシーンについて聞かれた岡山さんは「僕は三浦貴大さんが演じる尾倒と信のシーンが好きで、胸に来るものがあります」と述べました。また「大沢さんの佇まい…これまでの王騎とはまた違って圧巻でした。カッコ良かったです。学ばせて頂きました」と大沢さんに尊敬の眼差しを向けました。山﨑さんは「『デカすぎて何がなんだか分からねえ』という信の台詞があるのですが、キングダムを象徴する王騎将軍を演じる大沢さんのパワーは凄い!言葉にできない」と覇気に圧倒されたと同意しました。

観客と共にフォトセッション!映画鑑賞後の観客の感想は「体に力が入りっぱなしだった」「スクリーンで観られて本当に良かった」など

最後に大沢さんは「皆で魂を込めてやってきたキングダムの集大成です。ただ強いだけじゃない、その裏にある悲しさや切なさを乗り越えていく人間たちの物語です。どのキャラクターでも共感できるものがあると思うので、作品を楽しんでください」とアピールしました。山﨑さんは「信と一緒に成長して、自分もキングダムという作品からたくさんの力を貰ってきました。スタッフ・キャストみんなで色んな思いを込めて作った集大成の『王騎将軍の帰還』ができたので、みなさんも一緒に熱くなって楽しんで貰えたら嬉しいです」と結びました。

舞台挨拶後には観客の皆さんを背に写真撮影の時間が設けられました。時間が許す限り客席からの声援に手を振って応えたり、メッセージボードに反応したりとファンとの交流を楽しむ3人の様子が印象的でした。

観客たちは3人が降壇した後に、映画『キングダム 王騎将軍の帰還』を鑑賞。上映後の会場内では、観客の興奮した表情から、映画に大満足の様子が見受けられ「体に力が入りっぱなしだった」「王騎将軍と、さっきの大沢さんとの体格の違いがヤバい」「切なかった」「スクリーンで観られて本当に良かった」と様々な感想も聞こえてきました。7月12日の公開が待ち遠しいですね!

作品詳細

映画『キングダム 大将軍の帰還』

2024年7月12日(金)全国公開

原作:原泰久「キングダム」

監督:佐藤信介

脚本:黒岩勉、原泰久

音楽:やまだ豊

出演:山﨑賢人、吉沢亮、橋本環奈、清野菜名、新木優子、玉木宏、佐藤浩市、小栗旬、吉川晃司、大沢たかお、山本耕史、山田裕貴

©原泰久/集英社 ©2024映画「キングダム」製作委員会

 

 

 

 

 

 


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