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2024-04-08

大泉洋さんの熱演を絶賛した大村秀章知事 映画『ディア・ファミリー』愛知プレミア先行試写会で物語のモデルの筒井宣政さんと登壇


 

6月14日から公開される映画『ディア・ファミリー』は、現在17万人もの命を救ったと言われる日本初のIABPバルーンカテーテルの開発をした筒井宣政さんとその家族の約20年に追った実話をもとにした物語です。心臓疾患で余命10年と宣告された次女のために「人工心臓を作ろう」と、医療の素人ながら器具の開発に心血を注ぐ町工場の社長で父親役を大泉洋さん、しなやかに家族を支える母親役を菅野美穂さんが演じます。また心臓病を患う次女を福本莉子さん、その姉妹を川栄李奈さん、新井美羽さんが好演。家族の愛を縦糸に、医療器具開発の奮闘を横糸に織りなした感動あふれるドラマです。

愛知プレミア先行試写会が中日ビル6階にある中日ホールで行われ、上映前に物語のモデルである東海メディカルプロダクツ(春日井市)会長の筒井宣政さんと大村秀章愛知県知事が登壇し、挨拶しました。また、この日の愛知プレミア先行試写会で観客と一緒に映画を鑑賞した大村知事に映画の感想を聞くことができました。(取材日:2024年4月4日)

大村秀章知事「家族愛、モノづくりへの挑戦とその情熱を描いた素晴らしい映画」筒井宣政会長「娘の命を救いたい一心で奔走してきた」

映画『ディア・ファミリー』は、医療の知識もない小さな町工場の経営者だった筒井宣政さんとその家族が、心臓疾患を持つ娘の命を救いたいという一心で人工心臓の開発を始め、やがて世界で17万人もの命を救うことになる日本初の医療器具IABPバルーンカテーテルを誕生させるまでの秘話を、主演の大泉洋さんをはじめ豪華なキャストを迎えて実写化した作品です。

愛知県で起きた実話をモデルにした作品で、2022年12月4日から2023年2月4日にかけて愛知県内各所で撮影が行われたということで、愛知プレミア先行試写会が中日ビル6階にある中日ホールで行われました。グランドオープン前の中日ビルの6階にある中日ホールはグランドオープンに先駆けて3月29日に開業したばかり。たくさんの人々が詰めかけ、新築の香りがするホールの前には、栄の街をガラス越しに眺めながらホールの扉が開くのをウキウキとした様子で待っていました。ホールに入場し各々が着席したところで、物語のモデルの筒井宣政さんと愛知県知事の大村秀章さんが上映前の舞台挨拶に登壇しました。

筒井さんは、春日井市の東海メディカルプロダクツの会長を務めています。筒井さんは映画化されるまでの経緯を「2019年に東宝とWOWOWから映画化の話がありました。原作(『アトムの心臓「ディア・ファミリー」23年の記録』)の著者でノンフィクション作家の清武英利さんに繋いでいただきました。大変光栄です」と述べ、「忠実な映画にまでして頂いたことは、映画製作に関わる優秀なスタッフの方々や、豪華なキャストの皆さんのご尽力のおかげです」と感謝の気持ちを表し、完成した映画に大満足の様子を見せました。

どのような人に映画を見てほしいかと問われた筒井会長は「私はただ、自分の人生を懸命に生きてきただけです。娘の命を救いたい一心で奔走してきた時も、それが叶わず様々な壁を乗り越えて医療器具IABPバルーンカテーテルを開発した時も、根底にはどんな逆境においても絶対に諦めないという自信が私の中にあったと思います。僭越ではありますが、令和の時代に多くの苦難に向かおうとする若い方々や、家族の皆さん、あるいは新しいビジネスに挑もうとされる皆さんをはじめ、多くの皆さんに生きる勇気が伝わればと思っております」と熱い口調で語り、「特に愛知県で推進されている”モノつくりプロジェクト”に関わる方々のこれからの地域経済・産業の発展に少しでも貢献できればと思います」とまとめました。観客たちは大きく頷きながら、映画『ディア・ファミリー』の期待を高めているようでした。

続いて登壇した大村秀章知事は「家族愛、モノづくりへの挑戦とその情熱を描いた素晴らしい映画だと伺っています。これ以上話すとネタバレになってしまうので」とニッコリして「私も皆さんとご一緒に映画を拝見させていただきます」と挨拶しました。

大村知事は「以前より筒井会長から家族愛と合わせて、モノ作りの限りない挑戦という熱い気持ちを伺っております。愛知県は日本一の製造業・産業圏ですけれども、その中で”愛知ブランド企業”という制度があります。筒井会長の東海メディカルプロダクツはもう20年程前に愛知ブランド企業に認定され、スタートアップ、ベンチャー企業のまさに先駆けとなって活躍していただいています。志を持った企業が愛知からどんどん出て、筒井会長の後を追って貰えればありがたいな、という思いでここに立たせて頂きました」と敬意を見せました。そして挨拶の最後に大村知事と筒井会長は、愛知の産業を発展させたいという強い思いで握手を交わしました。

映画『ディア・ファミリー』鑑賞後の大村知事が大泉洋さんの熱演を絶賛「”想いの圧のシャワー”を浴びたよう」

上映が始まると、観客はスクリーンに見入っていました。シーンによっては笑いが漏れたり、涙を拭く様子が見えたりしました。この作品のエキストラで参加した人も試写会にいたようです。鑑賞直後の大村知事に別室で感想を伺うと「娘さんを思う家族愛に溢れて…何度も涙腺が壊れてうるうるしてしまいました」と率直に言い、「どんな困難な壁でも乗り越えて進んでいく、実現していく姿が作り話じゃなくて事実ということも合わせて胸が熱くなりました。…全くの異業種の参入ですからね。日本で一番難しいと言われる医療機器にチャレンジして見事に成功して、たくさんの命を救ってこられた」と筒井さんの挑戦を称賛しました。

そして「愛知ブランド企業に2003年に認定させて頂いて、現在は400社を超えましたが東海メディカルプロダクツはその走りです。志を持って企業経営し、技術開発をして人の役に立つんだということが、この映画で凝縮されているなと感じました。本当に感動しました」と実感を込めました。行政との共通点として「我々の行政、政治、運営することの目的は多くの人を幸せにして、社会や地域、愛知をより良くして一人でも多くの人の笑顔を作って欲しいということだと思います。映画の中にも一人でも多くの命を救うという会話がありますが、相通ずるものがあるのではないでしょうか」と真摯に語りました。加えて「すべてが上手く行くわけないのですが、それでも世の中のために多くの人を幸せにするために、チャレンジする姿が尊いなと私は思います。上手くいかなくても、別のところから繋がりができて別の展開に行くこともある。志があれば、道が開けるのではないかと思わせられました」と映画に勇気づけられた様子でした。

主役を演じた大泉洋さんについて聞くと「そもそも大泉さんはじめキャスティングが凄いですよね」と目を大きくして述べ、「大泉さん、本当に感情移入して筒井さんになりきっていて、素晴らしい演技をされていました。大泉さんの感情がモロに伝わってくるような”想いの圧のシャワー”を浴びた感じでした」と絶賛しました。そして「多くの人にこの映画は感動して頂けると思いますし、多くの人にご覧いただきたいですね」と熱くアピールしました。

この日、中日ホールのロビーには映画『ディア・ファミリー』の劇中衣装も展示されていました。大泉洋さんが着用した作業服と栄李奈さんが着用したセーラー服、さらに劇中に登場する中日ドラゴンズの法被が並んでいました。

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作品概要

映画『ディア・ファミリー』

2024年6月14日(金)全国東宝系にて公開

原作:清武英利「アトムの心臓『ディア・ファミリー』23 年間の記録」(文春文庫)

監督:月川翔

脚本:林民夫

音楽:兼松衆

出演:大泉洋 菅野美穂 福本莉子 新井美羽 上杉柊平 徳永えり ・ 満島真之介 戸田菜穂
川栄李奈 / 有村架純 ・ 松村北斗 光石研

制作プロダクション:TOHO スタジオ

配給:東宝

©2024「ディア・ファミリー」製作委員会

公式サイト:dear-family.toho.co.jp

公式 X:@dear_family_

公式 Instagram:@dear_family_movie

公式 TikTok:@dear_family_

 


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