本屋大賞受賞の傑作小説が杉咲花さん、志尊淳さん共演で待望の実写化!映画『52ヘルツのクジラたち』オリジナルトートバッグをプレゼント!
3月1日(金)より公開となる映画『52ヘルツのクジラたち』は、2021年に本屋大賞を受賞した町田そのこさんの小説「52ヘルツのクジラたち」(中央公論新社)を実写映画化した作品です。監督は人間の光と影を見つめ続ける名匠・成島出さんがつとめ、切なる想いの先に胸を揺さぶる希望の光を届けてくれる愛の物語を完成させました。
主人公・貴瑚を演じるのは抜群の演技力で映画・ドラマと幅広く活躍する杉咲花さんです。そして、貴瑚が幸せになることを一身に祈るトランスジェンダー男性の塾講師・岡田安吾役に志尊淳さん。職場の上司で貴瑚の初めての恋人となる新名主税役に宮沢氷魚さん。貴瑚の高校時代からの親友・牧岡美晴役に小野花梨さんと、若手実力派キャストが成島監督の元に集結。また、貴瑚が海辺の街で出会う少年役はオーディションで選ばれた桑名桃季さんが演じています。そして、本作に深く共鳴した3ピースギターロックバンド「Saucy Dog」が書き下ろした主題歌「この長い旅の中で」が映画に寄り添い、観終わった者の明日に希望をともします。
映画の公開を記念して、名古屋の映画情報サイトCine@nagoya(シネアナゴヤ)から映画『52ヘルツのクジラたち』オリジナルトートバッグを1名様にプレゼントします。映画『52ヘルツのクジラたち』の見どころや、東京で開催された完成披露試写会舞台挨拶(2月13日開催)の様子と合わせてプレゼントの応募方法を紹介します。
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“世界で最も孤独なクジラ”たちの声なき声に耳をすませてくれる相手がきっといる
映画『52ヘルツのクジラたち』は2021年に本屋大賞を受賞し、累計発行部数100万部目前の町田そのこさんの傑作ベストセラー小説「52ヘルツのクジラたち」(中央公論新社)を実写映画化した作品です。<52ヘルツのクジラ>とは、他の仲間たちには聴こえない高い周波数で鳴く世界で1頭だけのクジラのことです。そんな“世界で最も孤独なクジラ”たちにも「声なき声に耳をすませてくれる相手がきっといる」、「小説で描かれている声なき声を映像でも届けたい」と考えた横山和宏プロデューサーの熱い思いに共鳴し実写化に挑戦したのが成島監督でした。
物語は傷を抱え東京から海辺の街の一軒家へと移り住んできた貴瑚が、虐待され声を出せなくなった「ムシ」と呼ばれる少年と出会うところからはじまります。かつて自分も、家族に虐待され、搾取されてきたことから、少年を見過ごすことが出来ない貴瑚は少年と一緒に暮らし始めます。やがて、夢も未来もなかった少年に、たった一つの“願い”が芽生え、その願いをかなえることを決心した貴瑚は、自身の声なきSOSを聴き取り救い出してくれた、今はもう会えない安吾とのかけがえのない日々に想いを馳せ、あの時、聴けなかった声を聴くために、もう一度立ち上がります。
主人公の三島貴瑚を演じるのは、抜群の演技力で映画・ドラマと幅広く活躍する杉咲花さんです。貴瑚が幸せになることを一身に祈る、トランスジェンダー男性の塾講師・岡田安吾には、NHKテレビ小説「らんまん」、Netflix「幽☆遊☆白書」など話題作への出演し、何者にも代えがたい存在感で観る者を魅了する志尊淳さん。職場の上司で貴瑚の初めての恋人になる新名主悦には、『エゴイスト』でアジア・フィルム・アワード最優秀助演男優賞を受賞し、世界的にも注目されている宮沢氷魚さん。貴瑚の高校時代からの親友の牧岡美晴には、『ハケンアニメ!』で日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞した小野花梨さん。母親に虐待され「ムシ」「52」と呼ばれる少年・愛役は何度もオーディションが重ねられたそうですが、言葉を発することができないというキャラクターから、“目力”と“存在感”が一番のポイントとなり、今作が映画初出演となる桑名桃李さんが見事、その役を射止めました。言葉を発せずとも、小さな瞳からあふれる感情は今作の見どころのひとつです。
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大分県の民家を借りて撮影 杉咲花さん「(とり天が)おいしすぎて、3日連続通ってしまいました(笑)」
映画『52ヘルツのクジラたち』は小説の舞台である大分県でもロケ撮影されています。劇中に登場するとり天屋さんは当初、ロケ場所にと考えられていたわけではなく、「とり天が美味しい」と聞いてスタッフが通っているうちに、愛の母親・琴美の働く店として撮影地に加えられたそうです。杉咲さんも「おいしすぎて、3日連続通ってしまいました(笑)」と話しています。また、杉咲さんは大分でのロケについて「生活空間が変わったこともあり気分も大きく変わりました。東京編は現場に関わっている人たちみんなが身を削るような時間が多かった気がしているのですが、地方に行って解放されたところがあったように思います」と振り返りながら「撮影の合間にみんなで集まってご飯を食べに行くこともできましたし、土地の美しさであったり、ご飯のおいしさ、そういった喜びをみんなで重ねていった時間が距離を縮めてくれて、本当に楽しかったです」と大分への感謝の気持ちも明かしています。
また、民家を借りて撮影されたという貴瑚の暮らす一軒家も今作で大きな役割を持っています。特に象徴的なのは美術部が増築したというテラス。宙に浮いたような空と海からの不思議な遠近感が、登場人物たちの心情に寄り添います。
杉咲花さん「自分の周波数が広がる大切な出会い」志尊淳さん「出演を決めたフックは”花ちゃん”が主演だったこと」
映画の公開に先立ち2月13日に東京で開催された完成披露試写会には、杉咲さん、志尊さん、小野さん、桑名さんに加え、主題歌を担当した“Saucy Dog”の石原慎也(主題歌/ヴォーカル・ギター)さん、原作者の町田さん、成島監督が登壇し、撮影エピソードや本作にかける熱い思いを語りました。
杉咲さんは今作への出演について「この物語で描かれていることをひとつひとつ知っていくにつれて、もしかして自分がいままで見えていなかったかもしれない存在の周波数、自分が聴こえる周波数が少しだけ広がったんじゃないかと思っていたりもして、すごく大切な出会いになったと思います」と本作への並々ならぬ思いを語りました。また、志尊さんは杉咲さんとの共演について「今回、僕がこの作品の出演を決めたひとつのフックは、主役が花ちゃんだったこと」と話し、現場での様子ついて「俳優が作品に向き合う姿勢ってこうだよな…というのをまざまざと感じました。いまにも倒れそうな熱量で役と向き合っていて、撮影が終わったら終わりじゃなく、宣伝活動ひとつひとつに対しても、誰よりも前に立って突き進んでいく姿を見て、尊敬しかなかったし、お芝居をしていても『杉咲花、素晴らしいな』と思いました」とリスペクトを口にしました。一方、杉咲さんは「恐縮です」と照れつつ「最初は探り探りでしたけど、この作品に対してどう思っているか?意思を共有しながら、安吾としての眼差しをカメラが回っていないところでも向け続けてくださって、絶対的な味方としていてくださったんです。サポートに徹してくださって、こんなに素敵な共演者さんと出会えたことが幸せですし、何より身を捧げて安吾という役を演じ切られた姿に尊敬しかないです」と敬意と称賛の言葉で返していました。
そして、映画初出演となった桑名さんについて杉咲さんは「演じるにあたって、どうしてここにいて、何でこのセリフを言うのか? 何でこの感情になるのかをちゃんと腑に落としながら演じている姿は立派でした」と称賛。小野さんは「現場のアイドル、天使でした。元気に現場にいてくれたらみんなが嬉しくて」と桑名さんの存在に癒されていたことを教えてくれました。
舞台挨拶の最後に杉咲さんが登壇陣を代表してマイクを握り「私たちは、この物語を本当に大切に思っていて、どんなふうに届けられるかを議論し続けてきました。本当にいろんなことが描かれるんですけど、最後には光を見出そうとする姿を描き切れるだろうかというところにみんなで、いまできる限りの力を注いできました。きっといろんな感想があると思いますが、そこでの気づきを人生やこの先、関わっていくものづくりにフィードバックしていけたらいいなと思っています。見てくださる方々が、この物語をもしも必要と思っていただけたら、『こんな映画があったよ』と誰かに伝えていただけたら嬉しいです。隣にいる人のことを想像できる作品になっていたらいいなと思います」と思いの丈を語り、会場は温かい拍手に包まれました。
映画『52ヘルツのクジラたち』オリジナルトートバッグをプレゼント
映画の公開を記念し、映画『52ヘルツのクジラたち』オリジナルトートバッグをCine@nagoya(シネアナゴヤ)の公式twitterをフォロー&リツイートされた方の中から抽選で1名にプレゼントします。
応募方法:Cine@nagoya(シネアナゴヤ)のtwitterアカウントをフォローし、以下の投稿をリツイートしてください。映画『52ヘルツのクジラたち』への期待や鑑賞予定の日程、鑑賞後の感想など、作品にむけた熱い想いのコメントは当選者決定の参考にさせていただきます。
【フォロー&リポストで応募完了 3/11〆切】
映画『52ヘルツのクジラたち』(3/1公開)
オリジナルトートバッグを1名様にプレゼント!本屋大賞受賞小説を #杉咲花 さん、#志尊淳 さん共演で実写化!
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— 名古屋の映画情報サイトCine@nagoya(シネアナゴヤ) (@Cineanagoya) February 21, 2024
プレゼント内容:映画『52ヘルツのクジラたち』オリジナルトートバッグ 1名様
応募期間:2024年3月11日(月)まで
当選者:1名様
*当選者には後日DMにてご案内をいたします。
作品概要
3月1日(金) 全国公開
〈ストーリー〉
傷を抱え、東京から海辺の街の一軒家へと移り住んできた貴瑚は、虐待され、声を出せなくなった「ムシ」と呼ばれる少年と出会う。かつて自分も、家族に虐待され、搾取されてきた彼女は、少年を見過ごすことが出来ず、一緒に暮らし始める。やがて、夢も未来もなかった少年に、たった一つの“願い”が芽生える。その願いをかなえることを決心した貴瑚は、自身の声なきSOSを聴き取り救い出してくれた、今はもう会えない安吾とのかけがえのない日々に想いを馳せ、あの時、聴けなかった声を聴くために、もう一度 立ち上がる──。
出演:杉咲花、志尊淳、宮沢氷魚、小野花梨、桑名桃李、金子大地、西野七瀬、真飛聖、池谷のぶえ、余貴美子、倍賞美津子
監督:成島出
原作:町田そのこ「52ヘルツのクジラたち」(中央公論新社刊)
主題歌:「この長い旅の中で」Saucy Dog(A-Sketch)
製作幹事・配給:ギャガ
制作プロダクション:アークエンタテインメント
製作委員会:ギャガ、U-NEXT、朝日放送テレビ、中央公論新社、日本出版販売
© 2024 「52ヘルツのクジラたち」 製作委員会