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2023-09-23

イオンシネマ津島に比嘉愛未さんと三浦翔平さんが登場し伊勢志摩の思い出を語る 映画『親のお金は誰のもの 法定相続人』先行上映会舞台挨拶


 

10月6日(金)に公開となる映画『親のお金は誰のもの 法定相続人』はテレビドラマ・映画・舞台と幅広く活躍する比嘉愛未さんと三浦翔平さんがダブル主演する「相続」と「家族」を題材にした作品です。三重県伊勢志摩を舞台に、《時価6億円》の値打ちがある伝説の真珠を巡る、ある家族の大騒動を軸に物語が進み、「成年後見制度」(2000年に発足)の問題を描きつつつ、予想外の連続に思わず「学び」、「笑い」、「涙する」ある家族の大騒動を描いています。

三重県伊勢志摩で真珠の養殖業を営む両親をもつ三人姉妹の三女・大亀遥海を演じる比嘉愛未さんと認知症の疑いがある遥海の父親の成年後見人として大亀家に関わる弁護士・城島龍之介を演じている三浦翔平さんが三重県・イオンシネマ津南にて先行上映会の舞台挨拶に登壇しました。

いち早く本作を目にしようと多くの映画ファンが集まり、温かな雰囲気に包まれた会場で、撮影時のエピソードや本作への思いを語った舞台挨拶の様子をご紹介します。(2023年9月22日)

イオンシネマ津島での上映後に比嘉愛未さんと三浦翔平さんが登壇 共演の三浦友和さんとの撮影秘話を紹介

映画『親のお金は誰のもの 法定相続人』はテレビドラマ・映画・舞台と幅広く活躍する比嘉愛未さんと三浦翔平さんがダブル主演する“学びあり”“笑いあり”“涙あり”のハートフル・エンターテインメント映画です。「相続」と「家族」を題材にし、少子高齢化社会と言われる今だからこそ、向き合うべき制度である「成年後見制度」(2000年に発足)の問題を描いています。比嘉愛未さんが演じるのは三重県伊勢志摩で真珠の養殖業を営む両親をもつ三人姉妹の三女・大亀遥海、三浦翔平さんが演じるのは認知症の疑いがある遥海の父親の成年後見人として大亀家に関わる弁護士・城島龍之介です。《時価6億円》の値打ちがある伝説の真珠を巡る、ある家族の大騒動を軸に進んでいきます。三人姉妹の父親・大亀仙太郎を三浦友和さん、母親の満代を石野真子さん、大亀家の長女・珠子を松岡依都美さん、次女・浜子を山﨑静代さん、弁護士の井坂を小手伸也さん、遥海の幼なじみ・雄太を浅利陽介さん、ブローカーの金増を田中要次さんといった個性豊かな俳優陣が脇を固め、物語に深みを与えています。メガホンを取るのは『利休にたずねよ』(13)、『海難1890』(15)、『天外者』(20)などで知られる田中光敏監督、脚本は『利休にたずねよ』『海難1890』『天外者』でタッグを組んだ脚本家の小松江里子さんです。

映画の撮影が行われた三重県にあるイオンシネマ津南で先行上映会が行われ、映画の上映後に比嘉愛未さんと三浦翔平さんが登壇、大勢の観客で埋まった会場内から大きな歓声が上がりました。舞台挨拶の冒頭では本日登壇の叶わなかった田中光敏監督からのビデオメッセージが披露され、撮影地への感謝とようやくお披露目となった喜びを表すとともに「本当に美しい英虞湾(あごわん)を舞台に家族の愛を描いた物語です。ぜひ楽しんでください。今日は駆けつけられなくてすみません。あとは主演の二人に任せます。」と登壇の二人へバトンを渡す形でスタートしました。

上映後の舞台挨拶ということで、観客とシェアできる嬉しさから、とっておきの印象的な裏話として比嘉さんは、義理の父親役を演じた三浦友和さんとの撮影秘話を紹介しました。親子の確執がある設定だったことから、撮影中に実はお互い距離をおいていたのだが、クライマックスのある重要なシーンの撮影で、感情が極まり、涙とともに手が震えてしまったことを告白。

カットがかかり撮影を終えた後、そんな比嘉さんの手を目の前にいた三浦さんが何も言わずに、そっと握ってくれたそうです。「親子の絆がつながった感覚と、役者としても先輩としても「よく頑張った!」と言ってくださったような・・・、そういう心の会話ができた瞬間があって、なんて素晴らしい役者さんなんだろう。」と本作に参加できたからこそ体験できた出来事とし、「私も今後役者人生を歩んでいく中で自分の後輩たちに向かって、心で向き合える人に、手を差し伸べられる人になりたい。」と自身の目標とともに、「本当にかっこいい先輩です!」と大先輩を称えていました。

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英虞湾クルージングの撮影を振り返り 伊勢志摩で朝ランの習慣も

一方の三浦さんは客席に向かって聞きたいシーンを投げかけたところ、地元に住む観客から病院での迫力あるシーンについて触れられ、演じた当時を振り返って話しました。撮影時はいつもなら監督と世間話をするところ、このシーンではほとんど喋ることもなく集中して挑んだそうです。本番撮影前の段取りの際、感情が高ぶりすぎて、監督からもう少し抑えて欲しいというオーダーを受けたものの、いざ本番では抑えることができなかった三浦。「上がっちゃった、ごめんなさい!」と監督に伝えると、「いや、ちょっと待って。こっちの方が良いかもしれない。繋げて考えてみるね。」と言われて実際繋がったあとに、やっぱりファーストテイクが良かったとして採用されたというエピソードには大きな拍手が鳴り響きました。

撮影地の景色で印象に残った場所の思い出を尋ねられると、三浦さんは、真珠を探しに行くシーンで約3時間かけて英虞湾をクルーザーで1周したことを話し、「すごくゆったりとした空気が流れ、綺麗な英虞湾をクルージングで見た景色が忘れられなく、とても印象深い思い出。」と語りました。比嘉さんもそれには共感しながら、自身がほぼ1ヶ月を過ごした伊勢志摩での生活について、約3日に1回くらい、ホテルから展望台まで走って30分の距離を朝ランをしていたことを告白。「朝、誰もいない展望台から見る景色、穏やかな海、島々が連なる風景といったなんとも贅沢な時間が、癒しと同時に役づくりにもつながった。」と答えました。

舞台挨拶の最後に、一足早く本作を鑑賞した観客に向けて、比嘉さんは「一人ひとりの今まで経験してきた価値観で良いです、あなたの心に何か刺さってくださっていれば、10月6日より全国に羽ばたいていくためにぜひとも応援をいただけたら本当に嬉しいです。」と語り、続けて三浦さんも「この映画で受け取っていただいたものを10月6日の公開に向けて三重県の素晴らしさを皆さんで伝えていただけたら嬉しい。ご協力をお願いします!」と客席に呼びかけました。

 

作品概要

映画『親のお金は誰のもの 法定相続人』

2023年10月6日(金)より シネマート新宿、イオンシネマほか全国公開

出演:比嘉愛未 三浦翔平 浅利陽介 小手伸也 山﨑静代(南海キャンディーズ) 松岡依都美 田中要次 デヴィ夫人 内海崇(ミルクボーイ)  DRAGONGATE 石野真子 三浦友和

監督:田中光敏

脚本:小松江里子

主題歌:ビッケブランカ「Bitter」(avex trax)

配給:イオンエンターテイメント、ギグリーボックス

©2022「法定相続人」製作委員会

公式HP https://oyanookane-movie.com/

公式SNS
Twitter:https://twitter.com/oyakane_movie (アカウント:@oyakane_movie)

Instagram:https://www.instagram.com/oyakane  (アカウント:oyakane)


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