二宮和也さん演じる“希望を強く唱え続けた男”に涙 映画『ラーゲリより愛を込めて』オリジナルもこもこ靴下をプレゼント
12月9日(金)より公開となる映画『ラーゲリより愛を込めて』は第二次世界大戦後、極寒のシベリアで死と隣り合わせの日々を過ごしながらも、家族や仲間を想い、希望を胸に生きた人たちの実話を二宮和也さん主演で映画化した作品です。シベリア抑留の実態を描いたノンフィクション小説『収容所(ラーゲリ)から来た遺書』が原作で、二宮さんが演じるのは極限の状態であっても明るく前向きに生きた山本幡男。抑留者役で松坂桃李さん、中島健人さん、桐谷健太さん、安田顕さんが出演し、北川景子さんは日本で4人の子どもを育てながら山本の帰国を信じ続けた妻・モジミを演じています。本作のメガホンを取ったのは『64‐ロクヨン‐』『8年越しの花嫁 奇跡の実話』などの瀬々敬久監督です。
映画『ラーゲリより愛を込めて』の公開を記念して、名古屋の映画情報サイトCine@nagoya(シネアナゴヤ)からオリジナルもこもこ靴下(非売品)を2名様にプレゼントします。映画『ラーゲリより愛を込めて』の見どころ、公開初日に行われる舞台挨拶生中継、プレゼントの応募方法をご紹介します。
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二宮和也さん演じる“生きることへの希望を強く唱え続けた男”の姿に涙
映画『ラーゲリより愛を込めて』の舞台は第二次世界大戦終了後、約60万人の日本人が抑留されたシベリアの強制収容所(ラーゲリ)です。わずかな食料での過酷な労働が続き、死に逝く者が続出するような劣悪な環境下にありながら生きることへの希望を強く唱え続けた男、山本幡男の壮絶な生きざまを二宮和也さんが演じました。北川景子さんは日本で4人の子どもを育てながら山本の帰国を信じ続けた妻・モジミを演じています。山本と共にラーゲリで過酷な日々を過ごす抑留者役で松坂桃李さん、中島健人さん、桐谷健太さん、安田顕さんが出演し、松坂さんが戦争で心の傷を負い傍観者を決め込む松田、桐谷さんが旧日本軍の階級を振りかざす軍曹の相沢、中島さんが元漁師の純朴な青年・新谷、安田さんが過酷な状況下で変わり果ててしまった同郷の先輩・原を演じています。
二宮さんが演じる山本は、分け隔てなく皆を励まし続け、仲間を想って行動し、ギスギスしていた抑留者たちの間に仲間としての絆を作り出していきます。「生きる希望を捨ててはいけません。帰国(ダモイ)の日は必ずやって来ます。」と訴え続ける山本の姿に涙せずにはいられない作品です。
リアルなオープンセットと予想外の雪によって生まれた名シーン
映画『ラーゲリより愛を込めて』の撮影は2021年10月下旬にクランクイン、12月27日にクランクアップするまで約2ヶ月間に及び、映画の舞台となるラーゲリの撮影は、新潟県のとある山間にあった約1万平米ほどのスペースに建てられたオープンセットで行われました。抑留経験者から話を聞いたり、資料を探して柵やバラック、門などの材質や形状を考え、セットに使用する白樺やダケカンバは、北海道や群馬県などから、計100トン近くの資材を取り寄せて作られたそうです。ラーゲリのセットについて松坂さんは「作りこみのクオリティがすさまじくレベルが高いので、演じるうえで助けられる部分は大きいですね。ここで寒さを肌で感じると、より一層、ラーゲリの過酷さを痛感させられる気がします」と印象を語っています。安田さんもあの場所をロケ地に選んでくださったということで、寒くて撮影条件は過酷ですが、おかげで寒さを演技で表現する必要はない。それがこの作品にとって良い方に働くといいなと思います」とコメントを寄せています。
雪のシーンの撮影は雪が降る季節に合わせてスケジュールが組まれていて、クランクアップの直前には氷点下のラーゲリのオープンセットに雪が降りしきる中、大型扇風機を使って風を起こし、猛吹雪の状態を作り出して撮影が行われました。スクリーンで観ると実際に極寒のシベリアで撮影したのではないかと見紛うほどのリアルさで「役者にリアルな場で演じてもらおう」という瀬々敬久監督のこだわりからだったとか。
桐谷さん演じるラーゲリを脱走しようとする相沢が、二宮さん演じる山本に止められ、「それでも生きよう」と説得されるシーンは11月下旬に撮影が行われました。もともとは雪のない設定のシーンの予定でしたが、前日の夜から雪が降り、急遽、雪の設定で撮ることになったそうです。二宮さんは「予想外の雪がすごく良かったです。自分より体が大きくて、しかもテンションが上がっている相沢をどうやって止められるか、ずっと考えていたんですが、雪で(足が)もたついてくれたので本当に助かりました」と話し、桐谷さんも「雪があることでとても力強いシーンになったと思いますし、雪が積もってくれたことが嬉しかったです。いろんな力に支えられてできたシーンだと感じます」のコメント。北川さんはが完成作を見て最も感動したシーンの一つとして、このシーンを挙げています。
1989年に刊行され、第21回大宅壮一ノンフィクション賞と第11回講談社ノンフィクション賞を受賞した辺見じゅん氏による『収容所(ラーゲリ)から来た遺書』を原作に、想像を絶する過酷さの中で生きることへの希望を捨てなかった山本幡男の壮絶な生きざま、ラーゲリで山本と出会い生きる力をもらった仲間たち、山本の帰りを待ち続けた妻、様々な人々の希望を描いた本作をぜひスクリーンでご覧ください。
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12月9日(金)の初日舞台挨拶は名古屋の映画館でも生中継!
映画『ラーゲリより愛を込めて』の公開初日となる12月9日(金)には、TOHOシネマズ 六本木ヒルズで2回の舞台挨拶が予定されています。「15:30の回 上映終了後」と「19:15の回 上映開始前」に二宮和也さん、北川景子さん、松坂桃李さん、中島健人さん、桐谷健太さん、安田顕さん、瀬々敬久監督が登壇する予定です。
舞台挨拶の様子は全国の映画館で生中継される予定で、愛知県内ではミッドランドスクエアシネマ、イオンシネマ大高イオンシネマ岡崎、ミッドランドシネマ名古屋空港、TOHOシネマズ 東浦、TOHOシネマズ 赤池で生中継が行われます。
映画『ラーゲリより愛を込めて』オリジナルもこもこ靴下プレゼント応募方法
映画の公開を記念し、映画『ラーゲリより愛を込めて』オリジナルもこもこ靴下をCine@nagoya (シネアナゴヤ)の公式Twitterをフォロー&リツイートされた方の中から抽選で2名様にプレゼントします。「FROM SIBERIA WITH LOVE」という言葉と劇中で抑留者に飼われていた黒毛の犬・クロを思い出させる肉球の形が刺繍されています。寒い日に足元を温めてくれるもこもこ靴下をぜひゲットしてくださいね!
応募方法:Cine@nagoya (シネアナゴヤ)のTwitterアカウントをフォローし、以下の投稿をリツイートしてください。映画『ラーゲリより愛を込めて』への期待や鑑賞予定の日程、鑑賞後の感想など、作品に向けた熱い想いのコメントは当選者決定の参考にさせていただきます。
フォロー&RTでプレゼント
映画『ラーゲリより愛を込めて』(12/9公開)もこもこ靴下🎁#二宮和也 さんが希望を強く唱え続けた男を演じる
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→投稿をRT(期待や感想)12/19(月)23:59〆
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プレゼント内容:映画『ラーゲリより愛を込めて』オリジナルもこもこ靴下(非売品)2名様
応募期間:2022年12月19日(月)まで
当選数:2名様
*当選者には後日DMにてご案内をいたします。
作品概要
12月9日(金)よりミッドランドスクエアシネマ他全国東宝系にてロードショー
原作:『収容所(ラーゲリ)から来た遺書』(辺見じゅん著/文春文庫刊)
監督:瀬々敬久『64‐ロクヨン‐』『8年越しの花嫁 奇跡の実話』
出演:二宮和也 北川景子 松坂桃李 中島健人 寺尾 聰 桐谷健太 安田 顕
ⓒ2022 映画「ラーゲリより愛を込めて」製作委員会ⓒ1989 清水香子
公式サイト:https://lageri-movie.jp/