愛知県豊田市が舞台の映画『星めぐりの町』主演の小林稔侍さん、黒土三男監督が大村知事を表敬訪問
1月27日に全国公開となる映画『星めぐりの町』は愛知県豊田市を舞台にしたヒューマンドラマです。イオンシネマ豊田KiTARA、トヨタグランド、ミッドランドスクエアシネマでは1月20日より先行公開されています。先行公開の前日に主演の小林稔侍さんと豊田市在住の黒土三男監督、エグゼクティブプロデューサーを務めた岩城レイ子さんが愛知県庁を訪れ、大村秀章愛知県知事を表敬訪問し、映画のPRと公開に向けて応援のお願いをしました。(取材日:2018年1月19日)
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豊田市の魅力が詰まった元気の出る映画『星めぐりの町』
映画『星めぐりの町』は2017年3月、4月の桜が満開の時期に豊田市全域でロケが行われました。小林稔侍さんが妻を早くに亡くして娘と2人で暮らす豆腐職人を演じ、近くに引っ越してきた東日本大震災で家族を失った少年との交流が描かれています。
映画『星めぐりの町』の主演の小林稔侍さんと豊田市在住の黒土三男監督、エグゼクティブプロデューサーを務めた岩城レイ子さん、そして杉山基明豊田市副市長、中神康次豊田市経営戦略課長が映画のPRのために愛知県公館で大村愛知県知事を表敬訪問しました。
小林さんは豊田市での撮影を振り返って「車の町のイメージだったけれど、綺麗な田園都市を満喫しました。」と話し、映画『星めぐりの町』について「人と人との交わりの素敵さが自然の中で育まれていて、愛と力に満ちた元気の出る映画です。」と映画の魅力を語りました。
愛知県豊田市在住の黒土三男監督
東日本大震災での被災を機に豊田市に移住した黒土監督は、豊田市に親戚がいたこともあり馴染みもあったそうで、映画『星めぐりの町』は12年ぶりの作品となり、原案と脚本も黒土監督がつとめています。映画は震災で心に深い傷を負った少年が豊田市で人と関わり心を開いていく様子が描かれています。「豊田市で映画を作れたことはラッキーでした。」と言いながら、黒土監督は東北の方にも映画を見てもらうことが東北へのエールになれば良いと思うと話していました。
豊田市内の各所で撮影が行われ、エキストラとして多くの豊田市民が参加しました。表敬訪問後の囲み取材で、小林さんは「地域の皆様の協力に支えてもらいました。」と話し、豊田市で培ってきた黒土監督の力と人柄によるものだと敬意を表していました。
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作品との縁を話す大村知事
大村知事からは愛知県内では映画やドラマの撮影がよく行われていて、最近ではTBSドラマ「陸王」のマラソンシーンのロケがあったことや、官庁街で道を止めてカーチェイスの撮影をしたり、北野武監督がよく愛知県内で映画の撮影を行っていることなどの説明もありました。
また、映画の中で小林さんが豆腐職人を演じていることを聞くと大村知事の親戚が豊田市で古くからの豆腐屋を営んでいると話し、昔ながらの豆腐屋の方の励ましにもなるのではと場を盛り上げました。
映画『星めぐりの町』の魅力を聞いた大村知事は、小林さんや黒土監督と握手を交わし、豊田市の満開の桜が写されたパネル前で写真撮影に応じました。
北野武監督の愛知県・名古屋市の映画撮影についてはこちらで
作品概要
2018年1月20日(土)よりイオンシネマ豊田KiTARA トヨタグランド ミッドランドスクエアシネマにて先行公開
2018年1月27日(土)より丸の内TOEI ほか全国公開
脚本・監督:黒土三男
出演:小林稔侍、壇蜜、荒井陽太、神戸浩、六平直政、平田満、高島礼子
配給:ファントム・フィルム
上映時間:1時間48分
©2018 豊田市・映画「星めぐりの町」実行委員会
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