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2025-11-04

戸田奈津子さん、中島歩さん、入江悠監督らが登壇!名古屋発の映画祭「NAGOYA CINEMA Week 2025」開催決定 「食べる映画会」ジャパンプレミア上映も!


 

11月23日(日・祝)から29日(土)までの7日間、名古屋の映画ファンにおなじみの「NAGOYA CINEMA Week 2025」が開催されます。会場は伏見ミリオン座やセンチュリーシネマ、ミッドランドスクエアシネマなど名古屋市内の映画館や各所で、主催はスターキャット株式会社です。

俳優の中島歩さんや映画監督の入江悠さん、字幕翻訳者の戸田奈津子さんなど、多彩なゲストが登壇し、名古屋市と連携した特別上映や“映画×食”をテーマにした人気企画「食べる映画会」、新進映像作家を応援する「映像AWARD」も行われる名古屋発の映画祭「NAGOYA CINEMA Week 2025」をご紹介します。※チケットはミッドランドスクエアシネマで開催のプログラムが一部販売スタート、伏見ミリオン座・センチュリーシネマで開催のプログラムは11月6日(木)18時より販売スタート予定となっています。

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戸田奈津子さん、中島歩さん、入江悠監督によるゲストトーク&上映会で映画と文化を語り合う

毎年人気のゲストトーク&上映会は、映画とトークを楽しみながら、ゲストとともに未来と文化について考えるトーク付きの上映会です。11月23日(日・祝)13:00~はミッドランドスクエア シネマで、字幕翻訳者・戸田奈津子さんを迎えて『地獄の黙示録 ファイナル・カット』上映し、上映後に翻訳の舞台裏や名作との出会いを語ります。18:00~はセンチュリーシネマで俳優・中島歩さんが登壇し、『グッド・ストライプス』をめぐる制作秘話や俳優としての表現についてトーク。

戸田奈津子さん写真:撮影/亀井重郎

11月24日(月・休)には映画プレゼンター・赤ペン瀧川さんが、伏見ミリオン座で『画家と泥棒』(12:00)を、三越映画劇場で『ロボット・ドリームズ』(16:00)を紹介し、独自の切り口で作品の魅力を語ります。最終日の11月29日(土)18:00には、伏見ミリオン座で入江悠監督が登壇。自身の最新作『あんのこと』の上映後に、作品に込めた想いや映画づくりの背景を語り尽くします。上映後のトークを通して、作品世界をより深く味わえる特別な時間となるでしょう。

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注目のジャパンプレミア上映2作品 ― 海外から話題作を名古屋で初体験

「NAGOYA CINEMA Week 2025」では、国内外の映画祭で高い評価を受けた2作品を“ジャパンプレミア”として名古屋初上映。映画ファンにとって見逃せないラインナップとなっています。11月23日(日・祝)14:20〜/伏見ミリオン座で上映されるティルダ・スウィントン主演『THE END』(監督:ジョシュア・オッペンハイマー)は2024年の シカゴ国際映画祭 や サン・セバスティアン国際映画祭 にノミネートされた話題作。近未来を舞台に、ある“最後の一家”の豪邸で起こる異変と転落を、ミュージカルと家族劇の融合で描いた衝撃作です。11月29日(土)11:00〜/センチュリーシネマで上映されるイタリア映画『VITTORIA』(監督:アレッサンドロ・カッシゴリ、ケイシー・カウフマン)は2024年に ヴェネツィア国際映画祭 アルカ・シネマ・ジョヴァーニ部門で最優秀イタリア映画賞を受賞、さらにFEDICアワードも獲得。イタリア・ナポリの美容師ジャスミンが、父の死を契機に娘を迎えたいという夢を追い、ベラルーシでの国際養子縁組に挑む物語で、実際の経験者が本人役で出演するなど“現実と虚構の融合”を追求した作品です。

11月28日(金)18:30〜/伏見ミリオン座で上映される『黒の牛』(監督:蔦哲一朗)は、日本・台湾・アメリカによる三国合作で、2024年東京国際映画祭でも注目を集めた話題作。禅の思想「十牛図」をモチーフに、自然と人との関わりを静謐な映像美で描きます。主演はリー・カンションと田中泯。音楽には坂本龍一の楽曲を使用し、70mmフィルムの一部を用いた壮大な映像体験が魅力です。2026年1月に劇場公開予定。

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名古屋市と連携した特別上映、「食べる映画会」、クリエイター支援や体験型イベントも充実

「世界共通の文化」であり、世代を問わず感動を分かち合うことのできる『映画』を通して感性を育みます。国内外映画賞受賞作から旧作名画、アニメーション、ドキュメンタリーまで幅広くラインナップしています。今年は初の試みとして、名古屋市とのコラボレーションによる特別上映会『アニマルぼくたちと動物のこと』を開催。「ネイチャーポジティブ〜生物多様性の回復を目指して〜」をテーマに、名古屋市環境局によるトークショーも行われます。SDGsを軸にした地域連携イベントとしても注目されています。

“映画×食”をテーマにした人気企画「食べる映画会」では、11月24日(月・振替休日)15:00〜/伏見ミリオン座で料理を軸に家族の絆と旅を描く国際合作映画『家族のレシピ』の上映後、映画内に登場するシンガポール料理の再現メニューが食べられます。料理監修はフードコーディネーターの鈴木あゆみ氏。『家族のレシピ』は斎藤工さんが主演、松田聖子さんが共演、高崎市でラーメン店を営む主人公が父の遺品から見つけたノートを手がかりに、シンガポールへと旅立ち、亡き母の料理の記憶と向き合っていく物語です。11月29日(土)17:45〜/三越映画劇場で『食べることは生きること ~アリス・ウォータースのおいしい革命~』お弁当付き上映会にも注目です。全米で予約の取れないレストラン シェ・パニースの創始者であり、オーガニックの母と呼ばれるアリス・ウォータースと日本国内、カリフォルニアへとおいしい革命の探究へと向かうドキュメンタリーを上映します。

映像クリエイターの支援とその活動の場の創出を目的としたコンペティショ「NAGOYA NEW クリエイター映像AWARD」では、入江悠監督と俳優・辻凪子さんを審査員に迎え、授賞式および受賞作品の上映も行います。星が丘テラスでは、エシカル・サステナブルをテーマにした「ミライテラスマルシェ」も開催。地域と人がつながる映画祭ならではの多彩なプログラムがそろいます。会場となる伏見・矢場町エリアを中心に、ミッドランドスクエア シネマや三越映画劇場、星が丘テラス、オリマチ錦など、名古屋の街全体が映画で彩られます。映画を観て、街を歩き、語り合う——そんな体験ができるのもNAGOYA CINEMA Weekならでは。秋の名古屋で、映画と人、街がつながる一週間をぜひお楽しみください。

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開催概要

NAGOYA CINEMA Week 2025

期間:2025年11月23日(日・祝)〜11月29日(土)

会場:伏見ミリオン座、センチュリーシネマ、ミッドランドスクエア シネマ、三越映画劇場、星が丘テラス、オリマチ錦

主催:スターキャット株式会社

公式サイト:https://nagoya-cinema-week.com


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