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2020-12-24

「西野さんにロマンを感じました」『映画 えんとつ町のプペル』スコップ役の藤森慎吾さん登壇の名古屋試写会舞台挨拶


 

12月25日に公開となる『映画 えんとつ町のプペル』は煙突だらけで黒い煙に覆われた“えんとつ町”を舞台に、えんとつ掃除屋として家計を助ける父親を亡くした少年・ルビッチとハロウィンの夜に彼のもとに現れたゴミ人間・プペルが出会い大冒険を繰り広げる物語です。西野亮廣さんが製作総指揮・脚本を手がけ、ロングセラー中の絵本「えんとつ町のプペル」では描かれなかったえんとつ町の“本当の物語”を描き出しています。

公開直前の12月23日に東海地区で初めてとなる試写会が109シネマズ名古屋で開催され、劇中で重要なキーマンとして登場するおしゃべり鉱山泥棒・スコップを演じるオリエンタルラジオの藤森慎吾さんが上映前の舞台挨拶に登壇しました。ヴォイスキャストとしてオファーを受けた時の気持ちやアフレコの様子、西野さんが絵本を書き始めたころの思い出、まもなく100万回再生を突破する宣伝ラップ動画についてなどを交えて、集まったお客さんに『映画 えんとつ町のプペル』への熱い気持ちを伝えました。(取材日:2020年12月23日)

 

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一息の長台詞に苦労「ディスニーよりも難しくてやりがいもあった」

『映画 えんとつ町のプペル』はいつも厚い煙に覆われ、空を見あげることを忘れた「えんとつ町」を舞台に、星を信じる少年ルビッチと、ハロウィンの夜にゴミから生まれたゴミ人間プペルが「星を見つける旅」へと出る物語です。公開直前の12月23日に109シネマズ名古屋のスクリーン6で『映画 えんとつ町のプペル』中京テレビ特別試写会が行われ、上映前の舞台挨拶に鉱山泥棒・スコップのヴォイスキャスト藤森慎吾さんが登壇しました。

大きな拍手で迎えられた藤森さんは「会場のお客さんって、僕が一人で来るってのはご存知なんですよね?」とルビッチ役の芦田愛菜さん、プペル役の窪田正孝さんは来ないことを笑いを交えて紹介しつつ「西野さんから“すまん藤森、名古屋は頼んだ”と言われて、一人ですが、精一杯頑張りたいと思います」と挨拶しました。

藤森さんは「5年ぐらい前に“絶対これいつか映画にするからその時はこの役をお前にやって欲しいんだ”といって熱烈なオファーをいただいたんです」と西野さんからのオファーは映画化が決まるずっと前だったことを明かしました。実際に映画化が決まった時も直接連絡を受けたそうで、「てっきりなくなった話かと思うくらい時が経っていたんですが、その間も着々と準備をされて、こんな素晴らしい作品ができたんだなと嬉しかったです」と感慨深げな表情をみせました。

これまでもアニメや洋画吹替など声優の経験のある藤森さんですが今回のスコップ役について「とにかく早口で、めちゃくちゃ喋るんですよ。一息の台詞で一番長かったので台本2,3ページありました。リズムや息遣いとかで一息で言って欲しいということだったので、何テイクもしてます。ディスニーの吹き替えとかもやらせていただいたんですけども、それよりも難しかったですし、やりがいもありました。とにかく長台詞が難しかったです」とアフレコ時の苦労を語りました。また藤森さんは「西野さんがずっと見ているから、それで余計に緊張しちゃう」とアフレコ中の西野さんの様子を話し、シーンによってチャラさとシリアスさを求められたことについて「“チャラ男・まじめ・チャラ男・まじめ”と自分の情緒がおかしくなりそうな発注をしてくれました」と西野さんのこだわりを語りました。

藤森さんが演じた“スコップ”について「一言でいうと、すごくおしゃべりな鉱山泥棒です。おしゃべりで軽いタッチの役柄なんですけど、物語が転換するときにグッと引きこむようなシリアスな表情を見せたりするので、やりがいのある、オイシイ役をやらせていただけたなと思っております」と満足げな笑顔をみせました。

「西野さんにロマンを感じました」まもなく100万回再生のラップ動画も全力で!

『映画 えんとつ町のプペル』の主人公は町の中でたった一人、煙の向こうに「星」があることを信じる少年・ルビッチです。藤森さんは「主人公は夢を追いかけるんですよ。町の人たちからものすごく馬鹿にされるんです。『そんな夢叶うわけないだろう』とか『星なんて、そんなものあるわけないんだ』とか言われても信じ抜くというのはこの物語の主軸になるところです。西野さんもなんですよね、それって」と西野さんの経験がルビッチに繋がっていることを話しました。「(西野さんが)ある日突然“絵本を書き始めます、ひな壇に出ません”って言った時、吉本の芸人たちから袋叩きにあってました。僕もその中の一人だったんです。映画に登場する町の市民の一人だった」と過去のエピソードを話し「(映画には)西野亮廣の芸人人生が全部詰まっているような気がして、それでストーリーが一つ一つ繋がって、これで一つのゴールになっていることにキュっとするものがあったので。そこにロマンを感じました。映画も好きだけど西野さんをもっと好きになりました」「西野亮廣はワクワクさせてくれるんですよね」と西野さんへの想いを熱く語りました。

藤森さんはヴォイスキャストとしてだけでなく、『映画 えんとつ町のプペル』の宣伝用ラップ動画を制作しています。「西野さんからYouTube用にプペルの宣伝ラップを作ってくれとオファーがありまて」と制作の経緯を話しました。藤森さんは「僕は西野さんにロマンを感じている男でしたから、簡単な作業で終わらせず、2,3週間かけて作詞をして、曲も『PERFECT HUMAN』の楽曲を作ってくれた方にお願いして、撮影隊も撮影もロケ地も自分で手配をして、これ以上ないっていう作品を西野さんに届けたら“こんなのお願したつもりないわ。かっこよすぎるよ、まじめにやりすぎてオモロすぎる”って僕にとっては最高のほめ言葉でした」と完成した動画への西野さんの反応も交えて教えてくれました。

藤森さんによるラップ動画の再生回数はまもなく100万回を突破するほどの勢いで、映画の宣伝だけに留まらない歌詞の内容も話題になっています。歌詞について藤森さんは「頭の中に西野さんを思い描きながら作詞をしました。楽屋で一人で絵本を描いている西野さんを周りの芸人たちが笑っていることがあったんです。その当時のことから最後には光り輝く希望が見えてきたのでそれも書きました」と話し「あれだけ、みんなに叩かれながら描いた絵本から、ここまで大規模な映画になって、これだけの役者を巻き込んで感動を与えてくれるというのは、一番分かりやすい表明のしかたじゃないですか。それを泣きながら書きました」と強い想いを込めて全力で動画制作にあたったことを教えてくれました。

舞台挨拶の司会を担当したのは中京テレビの新人アナウンサー 伊藤楓さん、初めての舞台挨拶司会に緊張していて、藤森さんに質問を投げかけるのに精いっぱいな様子でした。藤森さんは伊藤さんを優しくフォローし、最後には「楽しかったよ!」と声を投げかけながら降壇しました。

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作品概要

『映画 えんとつ町のプペル』

12月25日(金)よりミッドランドスクエアシネマ他全国東宝系にてロードショー

製作総指揮・原作・脚本:西野亮廣

監督 :廣田裕介「ベルセルク」「ハーモニー」CGI監督

アニメーション制作:STUDIO4℃ 『海獣の子供』

OP主題歌:「HALLOWEEN PARTY -プペルVer.-」 HYDE(Virgin Music)

ED主題歌:「えんとつ町のプペル」 ロザリーナ(ソニー・ミュージックレーベルズ)

声の出演:窪田正孝 芦田愛菜 立川志の輔 小池栄子/國村隼

配給  :東宝=吉本興業

公式サイト:https://poupelle.com/

予告編はこちら:https://youtu.be/1g6Ca_UjOrs

©️西野亮廣/「映画えんとつ町のプペル」製作委員会


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