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2020-10-16

特別養子縁組による家族の絆に心揺さぶられる映画『朝が来る』原作小説プレゼント


 

10月23日公開の映画『朝が来る』は辻村深月さんの同名小説を原作とした作品で、樹木希林さんが主演した映画『あん』などの河瀨直美さんが監督をつとめ、永作博美さんと井浦新さんが夫婦役で出演しています。長い不妊治療を経て「特別養子縁組」で息子を迎え入れた夫婦と中学生で妊娠し子供を手放すことになった14歳の少女の物語が丁寧に描かれたミステリー作品です。


映画『朝が来る』の公開を記念して、名古屋の映画情報サイトCine@nagoya(シネアナゴヤ)から映画『朝が来る』原作小説(文春文庫)を2名様にプレゼントします。

2人の母親を通して描かれる妊娠・出産・家族の絆

映画『朝が来る』は辻村深月さんによるミステリー小説が原作で、2016年にテレビドラマ化されています。映画は原作小説に深い感銘を受けたという河瀬直美監督がメガホンをとり、永作博美さんと井浦新さんが長い不妊治療の末、「特別養子縁組」で息子を迎え入れた夫婦を演じ、蒔田彩珠さんが中学生で妊娠し子供を手放すことになった14歳の少女を演じています。

映画は6年前に特別養子縁組で息子を迎え入れた夫婦の日常から始まり、ママ友とのトラブルに頭を悩ませる中、息子の生みの母親を名乗る女性から「子どもを返してほしい」と脅迫めいた電話がかかってきます。夫婦の目の前にあらわれた女性は誰なのかという謎を解いていく形で、夫婦が息子を迎え入れるまでや中学生の少女の妊娠から出産、その後が描かれていきます。

河瀬監督の手によって生み出された本作は、永作さんと井浦さんが演じる不妊治療に取組んできた夫婦が「特別養子縁組」という制度を知り、息子を迎え入れるまでの過程がまるでドキュメンタリーのように描かれています。夫婦が参加する「特別養子縁組」の説明会はドキュメンタリースタイルで撮影し、実際に養子縁組した人たちにも出演してもらったそうです。

実の子を持つことができなかった女性と実の子を育てられなかった女性、2人の母親の悩みや葛藤をじっくりと見つめながら、妊娠・出産・家族の絆について深く考え、大きく感情を揺さぶられるエンタテインメント作品です。

映画『朝が来る』原作小説(文春文庫)プレゼント応募方法

映画の公開を記念し、映画『朝が来る』原作小説(文春文庫)をCine@nagoya(シネアナゴヤ)の公式Twitterをフォロー&リツイートされた方の中から抽選で2名様にプレゼントします。

応募方法:Cine@nagoya(シネアナゴヤ)のTwitterアカウントをフォローし、以下の投稿をリツイートしてください。映画『朝が来る』への期待や鑑賞予定の日程、鑑賞後の感想、作品に向けた熱い想いのコメントは当選者決定の参考にさせていただきます。

プレゼント内容:映画『朝が来る』原作小説(文春文庫)

応募期間:2020年11月2日(月)まで

当選数:2名様

※当選者へは後日DMにてご案内をいたします。

作品詳細

映画『朝が来る』

10月23日(金)よりTOHOシネマズ名古屋ベイシティ、伏見ミリオン座ほか全国ロードショー

出演:永作博美 井浦新 蒔田彩珠 浅田美代子

原作:辻村深月『朝が来る』(文春文庫)

監督・脚本:河瀨直美

共同脚本:髙橋泉 音楽:小瀬村晶 An Ton That

主題歌:C&K「アサトヒカリ」(EMI Records)

制作プロダクション:キノフィルムズ 組画

共同制作プロダクション:KAZUMO

配給:キノフィルムズ/木下グループ

©2020「朝が来る」Film Partners

asagakuru-movie.jp


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