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2020-01-14

1/18~シネマスコーレで上映・映画『ミドリムシの夢』 名古屋に縁のある真田幹也監督からメッセージ


 

1月18日から名古屋駅のシネマスコーレで1週間上映される映画『ミドリムシの夢』は“ミドリムシ”と罵られる駐車違反を取り締まる駐車監視員の2人のおじさんを中心とした群像劇です。深夜勤務中に2人が切った違反キップをきっかけに予期せぬ出来事に巻き込まれていく中で、無関係に思われた登場人物が意外な形で繋がっていくコミカルなヒューマンドラマです。登場人物たちのバックグラウンドを知るうちに、自分にとって大切なことを思い出したり、夢を語りたくなるような、心地よい読後感のある作品です。

本作の真田幹也監督は高校時代を名古屋で過ごしていて、登場人物の思い出の地として名古屋も登場します。『バトル・ロワイアル』(00)や『アウトレイジ』(10)などに俳優として出演しながら、これまでに短編映画で様々な賞を受賞しており、本作が初の長編映画となります。真田監督からメッセージが届きましたので、シネマスコーレでの上映情報とあわせてご紹介します。

1月18日から映画『ミドリムシの夢』名古屋シネマスコーレで上映

映画『ミドリムシの夢』

上映期間:1月18日(土)~24日(金)

上映時間:17:40~19:10

※シネマスコーレでは1月18日(土)~24日(金)19:20~上田慎一郎監督の『スペシャルアクターズ』が上映。『ミドリムシの夢』の主人公マコト役の富士たくやさんは、『スペシャルアクターズ』でエキストラ事務所の頼りない社長役で出演。1月18日には『スペシャルアクターズ』の舞台挨拶に上田慎一郎監督、大澤数人さんと共に登壇予定です。

シネマスコーレ(名駅)

Address:名古屋市中村区椿町8-12 アートビル1階

名古屋市中村区椿町8-12

映画『ミドリムシの夢』真田幹也監督メッセージ

僕は高校3年間を名古屋で過ごしました。
一番多感な時期、甘酸っぱいたくさんの思い出とともに、
名古屋駅前から少し入った路地にある黄色の屋根とポスターだらけの空間がずっと気になっていました。

それからだいぶ大人になって、僕は映画を撮り始めました。
演出家・蜷川幸雄氏の元で修行を積み、2006年文化庁「若手映画作家育成プロジェクト」に選出され『Life Cycles』を監督。
名古屋のシンボルでもあるナナちゃん人形の恋愛を描いた野心作『キスナナ the Final』(主演:池松壮亮/2013年伏見ミリオン座にて劇場公開)にて高砂市観光協会長賞、『道玄坂事変』にて第1回映画少年短編映画祭準グランプリ、『オオカミによろしく』にてちちぶ映画祭2014グランプリ受賞など、俳優活動と共に約20本の短編映画を手掛ける。

その他、千葉テレビ『未来をつくるこどもクリニック』(全12話、構成・演出担当)、街でよく見る緑色の服を着た駐車監視員(ミドリムシ)を主人公にした日本初!?駐禁コメディ『ミドリムシの夢』が2019年に都内で劇場公開、2020年1月18日(土)~24日(金)シネマスコーレにて待望の名古屋上映。

今回久しぶりに僕も名古屋に行こうと思います。
初めて撮った長編作品を持って。
興味津々でいつも前を通っていた黄色の屋根の映画館で、
自分の作品が上映される日が来るとは感無量です。
皆様のご来場お待ちしております。

作品概要

『ミドリムシの夢』

『ミドリムシの夢』は、“ミドリムシ”とも呼ばれる緑色の服を着た駐車監視員という職業をテーマに、「爽やかではない」おじさんが主人公の青春映画である。演出家・蜷川幸雄氏の元で修行を積み『オオカミによろしく』にてちちぶ映画祭グランプリを受賞した新鋭・真田幹也による初長編作品。脚本はハロープロジェクトの舞台や映画『インターン!』などを手がける太田善也、音楽はタカタタイスケ(PLECTRUM)が担当。仕事に誇りを持つ駐車監視員・マコト役を『スペシャルアクターズ』の富士たくや、だらしないが憎めない相棒シゲ役を、『おっさん☆スケボー』のほりかわひろきが演じます。共演は今村美乃、吉本菜穂子、佐野和真、歌川椎子、仁科貴、長谷川朝晴、戸田昌宏、数々の作品で活躍中の演技派・個性派俳優陣が集結。全く異なる4つの事情からなる、現状から「変わりたい人たち」のとある一晩の話を疾走感をもって描く、日本初!?とも言える駐禁コメディが誕生しました。

出 演:富士たくや ほりかわひろき 今村美乃 吉本菜穂子 佐野和真 歌川椎子 仁科貴 長谷川朝晴 戸田昌宏

監 督:真田幹也

脚 本:太田善也

©「ミドリムシの夢」製作委員会


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