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2019-12-24

手羽先を食べにまた名古屋に来たい!映画『AI 崩壊』名古屋での舞台挨拶に大沢たかおさんと入江悠監督が登壇!


 

2020年1月31日より公開となる映画『AI 崩壊』はAIが人々の健康管理を始め、生活のいたるところで活用されている2030年の日本を舞台にしたサスペンス超大作で、名古屋で大規模な撮影が行われた作品です。主人公は医療 AI「のぞみ」の開発者として人々の生活を飛躍的に便利にした英雄でありながら、突然AIが暴走し日本中が混乱に陥る中で、テロリストの疑いをかけられて警察に追われてしまいます。主演の大沢たかおさんとオリジナル脚本を手掛けた入江悠監督が名古屋で行われた特別試写会の舞台挨拶に登壇しました。撮影に参加したエキストラの方々との再会もあり、一般のお客様に向けて初めて上映前に行われたという舞台挨拶の様子をレポートします。(取材日:2019年12月23日)

名古屋での大規模ロケを振り返り、エキストラ参加のお客様と再会

映画『AI 崩壊』はAIの進化により人々の生活が飛躍的に便利になった近未来の日本で、突然AIが暴走をしたことで日本中がパニックに陥るサスペンス超大作です。大沢たかおさん演じる医療 AI「のぞみ」の開発者はAIの暴走を仕掛けたテロリストだと疑われる主人公を演じており、警察に追われながらAIの暴走を止めるべく奔走する姿がスリリングに描かれています。本作は『22年目の告白-私が殺人犯ですー』の入江悠監督による完全オリジナル脚本で、AIが進化した近未来の日本をリアリティたっぷりに描いていて、名古屋で大規模なロケが行われたことも話題になっています。

名古屋での撮影場所の近くである109シネマズ名古屋で行われた中京テレビ特別試写会の上映前に大沢たかおさんと入江悠監督が登壇しました。大澤さんは「去年のこの時期に名古屋の皆様の力を借りて、名古屋で大事なシーンの撮影しました。初めての舞台挨拶を名古屋でできることを嬉しく思います」と話し、一般のお客様の映画鑑賞前に舞台挨拶を行うのは今回が初めてであることを明かしました。

映画『AI 崩壊』は今年1月にささしまライブ地区で大規模な撮影が行われました。名古屋での撮影を振り返った大沢さんは「脚本を読んだ時、現実的に撮影するのは難しそうでCGでやるのかと思っていたのですが、名古屋の皆さんの協力を得て実現したシーンがいつくかあり、そのシーンがなければ成立しない映画だと思います」と撮影に協力してくれた方々への感謝の気持ちを述べ、名古屋で舞台挨拶ができたことを嬉しいと口にしていました。

名古屋で撮影されたシーンは主人公が次から次にピンチに襲われて様々な問題を解決しなければいけなくなる起点、スタート地点です。入江監督は「(撮影が可能な場所を)日本全国探しても実現できる場所がなかったんです。最後の最後に出てきたのが、開通したばかりの‟ささしまアンダーパス”で、名古屋の皆さんがエキストラとして参加してくださるということで・・」と話していると、客席に手を振っている観客の姿があり「エキストラの方ですか?」と確認し「ありがとうございます。寒空の下、朝から晩まで、、ありがとうございます!!!」と何度も感謝の気持ちを伝えていました。

‟ささしまアンダーパス”で撮影されたシーンは映画の重要なシーンのひとつで、途轍もない迫力とインパクトがあります。このシーンが名古屋で撮影されたというのは名古屋人として感動を覚えました。この日、会場にはエキストラ参加をされた方が何人かいたようで、名古屋で撮影に参加した映画をいち早く観られる特別な機会となったのではないでしょうか?

手羽先を食べにまた名古屋へ!「名古屋から広めてください!」

共演者について聞かれた大沢さんは義弟役の賀来賢人さんについて「真面目で、芝居に誠実で、現場でも集中していて、大好きな俳優さんの一人です」と話しました。また、警察庁のエースで若き管理官を演じた岩田剛典さん「ほとんどシーンが一緒になっていなくて、出会いのシーンとさ、、あ、それ言っちゃ答えになっちゃうか、ごめんなさい忘れてください」と照れ笑いをしてごまかし「彼は音楽もやっていて多方面で活躍しているんですけど、映画に来る時の気持ちが真摯で、みんなと騒ぐことなく役の気持ちを維持するためにじっと考えたりしている姿を見て、尊敬に値するなと思いました」と映画の内容に触れないように注意しながらコメントしていました。

映画『AI 崩壊』は原作のない完全オリジナル脚本の作品で、このプロジェクトを聞き「原作ありきの映画が多い中、この挑戦に自分も乗ってみようと思いました」と話していた大沢さん。入江監督は「今が人工知能が過渡期で、人工知能と人が向き合う作品は今こそ作られるべきだと思いました」と今作への想いを語りました。入江監督は主人公と一緒になって物語に乗ってほしいと言いながら「(映画を観て)10年後の未来について思うことや映画の感想をお友達や家族にお伝えいただければと思います。名古屋から広めてください!!」とこれから映画を観る観客に気持ちを伝えました。

今作は東京大学大学院 工学系研究科 松尾豊教授など複数の専門家にAI監修をしてもらっており、大沢さんは「決してありえない話ではなく、僕らがこれから体験することになるかもしれないパニックを(映画で)体験してもらえればいいのかなと思います」と話しました。フィクションではありますが、近未来の日本を想像しながら観るとより一層楽しめると思います。

また大沢さんは試写会に集まった観客に対して「公開した際にはもう一度、できればお金を払って観ていただければ名古屋の興行成績がグッと伸びるんですよ!!そうするとまた名古屋に舞台挨拶に来て、色々、食べられるですよ!鳥の手羽先とか!」とまた名古屋に来たい気持ちがあることを伝え、客席からは拍手が起きていました。

 

作品概要

『AI崩壊』

2020年1月31日(金) 全国公開

その日、AI が命の選別を始めた――。

【ストーリー】

2030年。人々の生活を支える医療 AI「のぞみ」の開発者である桐生浩介(大沢たかお)は、その功績が認められ娘と共に久々に 日本に帰国する。英雄のような扱いを受ける桐生だったが、突如のぞみが暴走を開始――人間の生きる価値を合理的に選別し、殺戮を始める。 警察庁の天才捜査官・桜庭(岩田剛典)は、AI を暴走させたテロリストを開発者である桐生と断定。日本中に張り巡らされた AI 監視網で、 逃亡者・桐生を追い詰める。 桐生が開発した AI を管理していたのは、桐生の亡き妻であり AI 共同開発者の望(松嶋菜々子)の弟、西村(賀来賢人)。事件の鍵を握る西村も 奔走する一方で、所轄のベテラン刑事・合田(三浦友和)と捜査一課の新米刑事・奥瀬(広瀬アリス)は足を使った捜査で桐生に迫る。 日本中がパニックに陥る中、桐生の決死の逃亡の果てに待っているものとは?一体、なぜ AI は暴走したのか?止まらない AI 社会の崩壊は、衝撃 の結末へ――。

出演 大沢たかお / 賀来賢人 広瀬アリス / 岩田剛典 / 髙嶋政宏 芦名 星 玉城ティナ 余 貴美子 松嶋菜々子/三浦友和

監督・脚本 入江悠

企画・プロデューサー 北島直明

主題歌「僕らを待つ場所」AI(EMI Records / UNIVERSAL MUSIC)

配給:ワーナー・ブラザース映画

©2019 映画「AI 崩壊」製作委員会


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