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2022-05-23

“悶絶ミューズ”SKE48・末永桜花さんにメロメロ続出!映画『鋼音色の空の彼方へ』名古屋舞台挨拶


 

5月20日(金)から名古屋での先行公開がスタートした映画『鋼音色の空の彼方へ』は、名古屋が世界に誇るバンドOUTRAGEのデビュー35周年記念作品です。主人公である”OUTRAGE”メンバー役の4人をはじめ、名古屋を拠点とする個性派キャストが多数出演する”ALL名古屋MADE IN 名古屋”の名古屋愛が詰まった映画で、OUTRAGEのメンバーもひょんな場面でカメオ出演しています。映画『鋼音色の空の彼方へ』の公開を記念して、名古屋駅前のミッドランドスクエアシネマで舞台挨拶が行われ、マドンナ役で出演しているSKE48の末永桜花さん、山田貴教監督、OUTRAGEのNAOKIさん、阿部洋介さんが登壇し、出演もしている酒井直斗さんが司会をつとめました。

NAOKIさんは本作に参加したスタッフや役者の変化に「きっと何か気づきがあった」と話し、劇中で「OUTRAGEのドラマー丹下を演じる山内」が一目ぼれをする女性を演じた末永さんの“悶絶ミューズ”っぷりも披露されました。OUTRAGEの丹下眞也さんは本作を通じて「末永さん推し」になったそうで、映画と現実が交錯しているようなミラクルが実際にも起きてることが明らかにされました。キャストの岡陽介さん、安藤悟さん、山中裕史さんも客席に映画を楽しみに来ていて、フォトセッションにも参加するなど賑やかなお祭りのような雰囲気だった舞台挨拶の様子をご紹介します。(取材日:2022年5月21日)

映画の恋が現実に発展? OUTRAGEの丹下眞也さんが末永桜花ちゃん推しに!?

映画『鋼音色の空の彼方へ』は名古屋・大須を拠点に世界中にヘヴィ・メタルを発信するバンドOUTRAGEのデビュー35周年を記念して企画された映画です。劇中劇の形で、OUTRAGEのメンバーを演じる若い俳優やタレント、芸人たちが役を通して自分と向き合い、大切な仲間と共に次のステージへと駆け出し始めるという熱い物語が繰り広げられます。ミッドランドスクエアシネマで行われた公開記念舞台挨拶にヒロイン役で出演しているSKE48の末永桜花さん、山田貴教監督、OUTRAGEのNAOKIさん、阿部洋介さんが登壇し、出演もしている酒井直斗さんが司会をつとめました。

劇中劇で「OUTRAGEの丹下が恋に落ちるマドンナを演じる高橋可那子役」の末永さんは本作のオファーが来た時を振り返り「握手会の帰りにLINEで来て、絶対にドッキリだと思って、撮影が始まるまで信じていませんでした」とキラキラした笑顔で話し「無事に映画として公開されて、舞台挨拶ができてうれしいです!一流女優みたい~」と答えました。複雑な台本を読んで混乱したと言いながら「可那子ちゃんがモテモテなんですよ!どこでも歓迎されていて、皆さん笑顔になってもらえているので、“悶絶ミューズ”を味わってもらいたいなと思います!」と元気にアピールしました。

酒井さんから「(可那子を表す)言葉を作りたいという話があって、誰かが“悶絶ミューズ”と言って、それだ!となったんですよ」と説明してくれました。本作の劇中劇の中で可那子が丹下の心を打ちぬくセリフが話題になり、NAOKIさんは「あそこのシーンはドキュメンタリー。女の人と話していると、おいおいおい!また始まったぞ!って。リアルで何千回もみとる」と当時の丹下さんの惚れっぽさを教えてくれました。実はこの日、ミッドランドスクエアシネマでの舞台挨拶の前にセンチュリーシネマでも舞台挨拶が行われており、来館予定のなかった丹下さんが飛び入り参加していたそうで、酒井さんが「丹下さんが末永桜花ちゃん推しになっています」と明かしました。NAOKIさんも「丹下が惚れっぽいのはここ20年くらい見てなくて、久しぶりに見た」と映画の恋が現実に発展しているかのような状況になっているそうです。

センチュリーシネマでは末永さんが(本物の)丹下さんに向けてぶつけた話題のセリフを、今回は酒井さんに向けて言うことになりました。末永さんと向かい合って「直人くん!」と声をかけられた酒井さんは「ダメだわ!」とその悶絶ミューズっぷりに汗だくの様子。改めて末永さんが「直人くん!ダサい芸人になったらいかんよ!本物を目指すんだよ!」と目を見つめて伝えると「はい!!」と大きく返事。その様子に会場から大きな拍手が起きました。

映画『鋼音色の空の彼方へ』公開前に山田貴教監督、出演者の秋田卓郎さん、 岡陽介さん、OUTRAGEの 阿部洋介さん、 安井義博さん、 丹下眞也さんにインタビュー

SKE48でも“悶絶ミューズ”に?現実にも影響を与える映画の強いメッセージ

映画の撮影を経て末永さんは「SKE48の活動で可那子寄りの部分も出てきました」と話すと、客席から大きな拍手が起きました。映画の中の役の雰囲気が現実の活動にも影響しているようで、NAOKIさんは「この映画に携わった方って、スタッフも役者もきっと何か“気づき”があったんだと思います」と話し、映画『鋼音色の空の彼方へ』の中で描かれているOUTRAGEが歩んできた道のりから感じる様々な強いメッセージを思わせるコメントをしていました。

NAOKIさんは本作の感想を聞かれると「いまだに不思議な感じで、映画の中だけど現実として捉えられる。境界線がないんです。不思議としかいいようがない、映画なんだけど現実でもあり、現実なんだけど映画でもありみたいな」と話しました。阿部さんは「阿部役の佐久間」について「演奏シーンはいいね!髭がうける」と短く感想を述べ、「NAOKI役の前田」による歌唱シーンについてNAOKIさんは「実際の僕よりかっこいいかな?」と言いながら「ちょっと謙遜してみました」と会場を沸かせました。酒井さんから客席にいた「NAOKI役の前田」を演じた岡陽介さんが紹介されると振り返って来場者に挨拶、NAOKIさんと岡さんの座席越しの2ショットも撮ることができました。

本作にカメオ出演しているNAOKIさんと阿部さんに出演シーンのヒントを聞くとNAOKIさんは「酒井さんが話したコンビの熱い語りのシーンの片隅に隠し絵のように出ています」と話し、阿部さんは「まるっきり普段の日常をそのままやっただけです」とヒントにならないヒントだったので、酒井さんから「もう少し、、」と促されると「うちのワンちゃんがスクリーンデビューです!」と言うと会場から拍手が起きました。

山田監督は本作の制作にあたり「メンバーひとりひとりとサシで時間を取って、聞いたことのあるエピソードもさらに掘り下げて聞いていくと、同じエピソードでもメンバーによって捉え方が違っていて、メンバー間でも知らないことがあるんですよ」と話し、メンバーを含めてOUTRAGEをよく知っている人にとっても新鮮に感じられる作品になっていることを語りました。客席に座っていた「安井役の加藤」を演じた安藤悟さん、監督役の山中裕史さん、プロヂューサー役の近藤久美子さん、若手作家役の市野倖大さんも紹介され、最後のフォトセッションには岡さん、安藤さん、山中さんも参加してくれました。

映画の上映前にも関わらず客席をバックにした撮影では大盛り上がりの様子でした。この後の上映を鑑賞するNAOKIさんと阿部さんから「ポップコーン!」とリクエストがあったり「ビールも!」と声が上がるなど、お祭りのような上映開始となりました。OUTRAGEメンバーやキャストと一緒に大きなスクリーンで映画を観ることができた方々にとっては貴重な体験となったのではないでしょうか?

作品概要

映画『鋼音色の空の彼方へ』

2022年5月20日(金)名古屋先行公開 ミッドランドスクエアシネマ、センチュリーシネマほか

出演:秋田卓郎、岡陽介、兼平勝成、安藤悟 近藤久美子、 山中裕史、 末永桜花(SKE48) 、三根孝彦、 酒井直斗 、梨伽 、高井泉帆 、憲俊 、野々田奏、上田定行

<特別出演> 【OUTRAGE】NAOKI 阿部洋介 安井義博 丹下眞也

原案:伊藤政則

プロデューサー:小崎滋之

監督:山田貴教

脚本:成子貴也

THEME SONG [Inspired by the movie] 「Summer rain」「Psycho flower」/ OUTRAGE

製作:「鋼音色の空の彼方へ」製作委員会

配給:スターキャット


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