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2026-03-24

西野亮廣さんとルビッチ役の永瀬ゆずなさんが名古屋で漫談!?”相手を信じて待つ”『映画 えんとつ町のプぺル~約束の時計台~』試写会&舞台挨拶


 

3月27日から全国公開される『映画 えんとつ町のプぺル~約束の時計台~』は、親友のゴミ人間・プぺルを失い、打ちひしがれていた少年ルビッチが、ひょんなことから時を支配する異世界”千年砦”に迷い込み、ネコのモフを相棒に、その世界にある時計台の謎に迫る様子が描かれる長編アニメーション。家族みんなで楽しめるアドベンチャー・エンターテイメントとなっています。お笑いコンビ:キングコングの西野亮廣さんが著した絵本を原案に2020年12月公開の映画『えんとつ町のプぺル』のその後を描き、前作で遠くに行ってしまった親友プぺルとルビッチは再会できるのか…。前作と同様に西野さんが製作総指揮と脚本などを担い、廣田裕介さんが監督を務めます。ルビッチの声は芦田愛菜さんから、ドラマ『監察医 朝顔』やNHK連続テレビ小説『あんぱん』の好演で知られる永瀬ゆずなさんにバトンタッチ。プぺルの声を窪田正孝さん、アントニオの声を伊藤沙莉さんが担当するなど前作に引き続き登場するキャラクターもあり、懐かしく感じる人も多いでしょう。新たなキャラクターに声で命を吹き込むのはMEGUMIさん、小芝風花さん、土屋アンナさん、山寺宏一さん、お笑いコンビ錦鯉の渡辺隆さん・長谷川雅紀行さん、カジサックさんなどバラエティに富んだメンバーです。

名古屋駅前のミッドランドスクエアシネマで特別試写会が行われ、映画の上映後に原作・脚本・作品総指揮の西野亮廣さんと、ルビッチ役の永瀬ゆずなさんがスクリーンの前に登場し、舞台挨拶が行われました。お二人の息の合った舞台挨拶の様子をリポートします。(取材日:2026年3月22日)

「本当に千年砦に行ったみたい」声優初挑戦永瀬ゆずなさんがアフレコを振り返る

 映画 えんとつ町のプぺル~約束の時計台~』は少年ルビッチと親友のゴミ人間:プぺルが離れ離れになって1年ほど過ぎ、プぺルとの再会を「信じて待つ」気持ちにルビッチ自身が揺らいでいるところからスタートします。そんな時、ルビッチの大切なブレスレットをネズミが盗んだことから大冒険が始まる…というワクワクする物語です。時を司る”千年砦”の世界に迷い込んだルビッチは元の世界に戻れるのか、異世界でどのような人に出会うのかなど目が離せないエピソードが続き、子どもも大人も楽しめて、美しい映像を堪能できる映画となっています。また、第76回ベルリン国際映画祭ジェネレーション部門にも正式出品され、世界の注目も集まっていることも見逃せません。

抽選で当選した約300人が劇場に集まり、カップル、小さなお子さんと一緒のご家族、カップルなど様々な年代・関係性の方々が映画『えんとつ町のプぺル~約束の時計台~』を鑑賞し余韻にひたる中、司会のZIP-FMナビゲーターの高木マーガレットさんが西野亮廣さんと永瀬ゆずなさんを呼び込みました。温かな拍手に迎えられて西野さんと永瀬さんが登壇し、「キングコングの西野亮廣です」、「ルビッチ役の永瀬ゆずなです!」と各々が言った直後「一生懸命がんばりまーす!」と声を合わせて挨拶しました。

西野さんが永瀬さんに今回の声優の仕事の感想を聞くと、永瀬さんは「声優はほぼ初めての挑戦でした。声だけで気持ちを表現するのは難しくて、いっぱい練習して自分の声を録音したり…」と奮闘したことを明かしました。また、映像の中のルビッチの動きに合わせて自分も動いてしまってマイクで声が拾えなくってしまったことがあったと言うと、西野さんと顔を見合わせてニッコリ。先生と生徒のようなほのぼのとした雰囲気が伝わってきます。西野さんは「ルビッチが<千年砦>に迷い込むのですが、永瀬ゆずな自身がルビッチになり切って、千年砦に行ったように感じてもらわないとお客さんを惹きつけられないと思っていました」と当時の想いを話し、「後半はマイクをガン無視だもんね」と永瀬さんが熱演してついマイクのことを忘れてしまったエピソードを加えました。永瀬さんが「本当に千年砦に行ったみたいでした」とルビッチとしての記憶と自分の記憶とが混ざって残っていると話すと、西野さんはルビッチになり切った永瀬さんを「作り手としてホンマにありがたいことです」と賞賛しました。

思い出のシーンについて尋ねられた永瀬さんは「うーん、いっぱいあるな」と少し上を向いて考えた後に「(ネコの)モフとジャンケンをするシーンです!」とコミカルな場面を挙げました。西野さんも「僕も好き」と同意。そして「観客の皆さんに千年砦に行ってきたような…全体的にスクリーンを通して”旅をしてほしい”と思ったんです。ルビッチとモフのジャンケンや、宿に入った瞬間の細かなやりとりはストーリー的には必要ないけど、観て下さる方の体験と重なるのではないかと海外に行った時の”この部屋暗くない?”みたいな心当たりのあることを挟み込みました。だから僕も、こういうシーンが好きです」と語りました。西野さんと永瀬さんが推すルビッチとモフの宿でのやり取りにご注目下さい。

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相手を信じて待つ”は西野亮廣さんの実体験がベース 「西野と永瀬でございました!」舞台挨拶ツアーで仕上がった漫談?

西野さんは「僕はキングコングというコンビでキャリアをスタートさせました。運に恵まれて、早くからいろんな番組に出させていただいたのですが思うような結果を出せなかったんです。そんな中、相方の梶原さんが精神的に病んで失踪したんですよ」と切り出しました。「失踪3日後に見つかりましたが、会話もままならない状態でした。そこからキングコングの時計の針が止まってしまうんですね。梶原さんがいつ回復するかも分からず、吉本興行から”一人でやるか?”と提案されて…」と明かし、「でも梶原君の戻る場所が無くなるし、2人で漫才するのが好きだったし全部無くなるのが嫌だったから『待ちます』と覚悟を決めて会社に返事しました」と語りました。そして「戻って来るかどうか分からない相手を待つのは、非常にねぇ…。この経験がこの物語のベースとなっています」と物語の根底に流れる、相手を信じて待つ想いについて語りました。

西野さんは「子育てにしても、子どもの失敗を見越して体験させて家族でフォローするなど、子どもの成長を信じて待つ挑戦をされているのだと思います。(会社などの)チームにしても成長が遅い人を切り捨てると成り立たないし、待たないと成長がないので彼らの成長を信じて待つチャレンジをしていると思います」と一般的な例をあげ、「このテーマはキングコングだけじゃなくて、僕たちが忘れてはいけないテーマなのかなと作品のド真ん中に置かせていただきました」と声に力を込めました。

西野さんは永瀬さんに「まだ10歳ですから、こういう待つ経験はないかな?」と聞くと永瀬さんは「あります!」と元気な声で答え、公園で約束した友達を待った話をしました。西野さんは「小さい話だな~!でも何時間も待ったんでしょ?」と重ねて質問すると、食い気味に永瀬さんが「10分!」と笑顔で掛け合い、西野さんが「すぐだな!でも一人で待っていたんでしょ?」と言ったところから観客はネタだと気づいてクスクス。数ラリーが続いて「すみません、これ仕上がっています。名古屋が試写会・舞台挨拶ツアーのラストだったから鉄板ネタを入れてしまいました。西野と永瀬でございました!」と西野さんと永瀬さんがお辞儀すると拍手と共に笑顔の花が咲きました。

ルビッチの新たな相棒“モフ”役の MEGUMIさんに無茶ぶり?「アドリブの応酬が楽しかった」

 「今回新しい仲間が出てきましたが、モフはどうでしたか?」と西野さんが永瀬さんに問いかけると、永瀬さんは「モフはルビッチのお姉さんみたいなツッコミ役で、面倒を見てくれたり一緒にふざけてくれたりする面白いネコでした」と話しました。西野さんは永瀬さんが収録前にかなり準備してくれたおかげでいろいろ試したいという下心ができたそうで、「かなりアドリブというか、その場で作って行く感じになりましたね」と振り返りました。永瀬さんが「遠吠えをしてって言われて」ワオォーとその場で披露。西野さんは「後で鑑賞していただくと分かるのですが、あるシーンで…え?この舞台挨拶は上映前じゃなくて上映後?」と急に我に返りました。観客たちが上映後だと頷くと西野さんはネタバレを考慮して話す内容をセーブしていたと慌てながら、「そのシーンは台詞がない中、先にルビッチのアフレコを撮って、次にモフ役のMEGUMIさんがアドリブで話してという別撮りでした。そのアドリブの応酬が非常に楽しかった」と満足そうな表情を浮かべました。

最後に永瀬ゆずなさんは「ルビッチはプぺルが戻ってくることを諦めそうになっていましたが、最後まで走りぬく格好いい子だと思っています。モフや千年砦の仲間達がルビッチを応援してくれたように前作を観て下さった皆さんにもルビッチを応援していただけると嬉しいです。今日はありがとうござました」とメッセージを届けました。西野亮廣さんは「面白かったですか?」と観客に問いかけ大きな拍手で応えられると安心したように「待つということは何もしないわけでなく、相手を信じぬくことだと気づくことが描かれた物語です。もしかしたらコスパ、タイパとかで今一番僕たちが苦手になっていることかもしれない。”待つことを手放してはいけない”ということが伝わればいいなと、この物語を作りました。今、待つことや相手を信じることが難しくなりかけている人に届けばいいなと思っております」とアピールしました。

西野さんは結びに「前作の公開は2020年12月でコロナ禍で、映画館でも規制が多くて、試写会や舞台挨拶ができませんでした。仲間と4,5年かけて作った映画を観に来てくださいと言うことすら言えない時期でしたから、今回のこの機会を得られて感謝しています。映画『えんとつ町のプぺル~約束の時計台~』は3月27日から公開されます。4月に入ったらまた全国を回り、舞台挨拶で名古屋に戻ってきます」と約束し、「その時は、ネタバレ必至の話をします!友達には1回観といてと勧めてくださいね。そして今日の感想をXでポストしてください。僕は必ずチェックします。悪口を書いたらブロックします」と笑いを取りました。フォトセッションでは西野さんはモフのぬいぐるみ、永瀬さんがルビッチのぬいぐるみを持って観客に笑顔を向けました。

試写会に参加した方からは「絵本の『約束の時計台』が映画ではどうなるのかと期待して鑑賞しました。期待以上の内容で、何度か涙が出そうになりました。もう一度観たい」(50代男性)「第1作目を観ていなかったけれど、この作品を初めて見て感動しました。絵もキレイ!第1作も観てみようと思います」(高校生の女性)「新キャラのモフ。めっちゃ可愛くてぬいぐるみが欲しくなりました」「とても面白かったです」(20代のカップル)などの声が聞こえてきました。

映画公開後には、全国で「ネタバレ必至! 公開御礼全国舞台挨拶ツアー」が行われ、原作・製作総指揮の 西野亮廣さんが登壇します。名古屋では4月15日(水)に、ミッドランドスクエアシネマ、TOHOシネマズ赤池、109シネマズ名古屋の3劇場での実施が予定されていて、時間など詳細は決定し次第、お知らせします。まずは映画を観て、ここでしか聞けない制作秘話や観た人だけがわかる“あの瞬間”の裏側などが聞ける機会を楽しみにしましょう。

【ネタバレ必至! 公開御礼全国舞台挨拶ツアー】 

作品概要

映画 『えんとつ町のプペル ~約束の時計台~』

2026年3月27日(金)ミッドランドスクエアシネマほか全国公開

製作総指揮・原作・脚本:西野亮廣

監督:廣田裕介

出演:永瀬ゆずな、窪田正孝

アニメーション制作:STUDIO4℃

原案:「チックタック 約束の時計台」にしのあきひろ著(幻冬舎)

主題歌:「えんとつ町のプペル」ロザリーナ(ソニー・ミュージックレーベルズ)

配給:東宝・CHIMNEY TOWN

© 西野亮廣/「映画 えんとつ町のプペル ~約束の時計台~」製作委員会


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