ZIP-FM「Sparkling」(2026年3月14日放送)≪卒業シーズンに観たい!映画館でしか観られない映画≫『14歳の栞』
2017年7月にスタートした名古屋の映画情報サイトCine@nagoya(シネアナゴヤ)は〝名古屋でもっと映画を楽しもう!″を合言葉に名古屋を生活圏とする皆さんに向けて名古屋に特化した映画情報を発信しています。「名古屋で映画に携わる活動がしたい」「名古屋で映画の魅力を伝えたい」という想いではじめたCine@nagoya(シネアナゴヤ)は今年でスタートから8年目。サイトの運営とあわせて、シネマアナウンサーという肩書きで映画イベントの司会やインタビュアーとしてのお仕事をしている水野由美子に面白いお声かけをいただきました。ZIP-FMで毎週土曜日13:00~16:00に放送、清里千聖さんがナビゲーターをしている「Sparkling」内のコーナー「Sparklingrammar」に毎月1回レギュラーで出演し、テーマにあわせた映画を紹介しています。

12回目となる2026月3月14日(土)の放送では、清里千聖さんに代わって、高木マーガレットさんがナビゲーター。初めましてのマギーさんと楽しくトークさせていただきました。卒業式が多く行われている季節にぜひ観てほしい映画として、≪卒業シーズンに観たい!映画館でしか観られない映画≫を紹介。ラジオ出演に連動する形で、番組で話したアカデミー賞に関連する上映についてなど、ラジオでは話し切れなかったことも含めてまとめました。
新着情報
『14歳の栞』(2021年3月5日公開)
『14歳の栞』は、とある公立中学校の2年生、1クラス35人の3学期、約50日間に密着したドキュメンタリー作品です。特定の誰かを主人公として追うのではなく、クラスにいる35人全員にカメラを向け、それぞれの言葉や日常を丁寧に記録していきます。大きな事件が起こるわけではありませんが、部活に打ち込む子、恋に悩む子、友達との距離感に戸惑う子など、“大人になる途中”にいる14歳の姿が静かに映し出されていきます。

いわゆるテレビドキュメンタリーとは少し違い、どこか詩的でエモーショナルな映像となっています。生徒一人ひとりの個別インタビューを通して、性格や価値観、個性が少しずつ見えてきます。野球、サッカー、バスケ、バレー、美術部、吹奏楽部、文芸部など、さまざまな部活に打ち込む姿や、学校以外で夢中になっていることを持つ生徒も登場します。目立つ生徒だけでなく、クラスの隅にいる子、恋愛に悩む子、成績や進路に不安を抱える子、何気ない毎日を過ごす子など、それぞれの人生に小さなドラマがあることに気づかされます。
映画の根底には「人はいつ大人になるのか?」という問いがあるようです。生徒たちは「どんな大人になりたい?」「どんな大人になりたくない?」という質問に、14歳の彼らの言葉でで答えていきます。男子と女子の対比や、バレンタインの時期ならではの初々しい恋のエピソードも印象的です。また、保護者から提供された幼い頃の映像も挿入され、子どもが成長していく時間の重みを感じさせます。幼さと大人っぽさが同居する14歳、思春期の子どもを持つ親にとっては、子どもの気持ちを理解するきっかけになるかもしれませんし、多くの人にとっては自分の中学時代の記憶がよみがえる作品でもあります。主題歌はクリープハイプの「栞」、この曲が映画制作のきっかけにもなりました。
なお、本作に登場する生徒たちは実在する中学生です。顔や名前、学校名も映画の中で公開されていますが、彼らは今もそれぞれの人生を歩んでいます。作中では鑑賞者に対して、SNSなどを通じたプライバシー侵害や誹謗中傷は控えることを伝えています。『14歳の栞』が最初に劇場公開されたのは2021年3月5日で、公開終了後も配信やソフト化がされておらず、映画館でしか観ることができません。被写体となった彼らに感謝の気持ちを持ちながら、観る側がルールやモラルを守ることで、毎年3月に映画館で再上映され続けています。
そして公開から6年目となった今年も卒業シーズンの3月に全国の映画館で上映され、名古屋では、センチュリーシネマにて3月13日(金)から3月26日(木)まで2週間の上映。春の時期にだけスクリーンで再会できる、特別な映画です。今年の上映は、『14歳の栞』と同作の竹林亮監督による2024年公開の児童養護施設で暮らす子どもたちの日常を追ったドキュメンタリー『大きな家』が日替わりで2週間上映されます。3月22日(日)には竹林亮監督が来名し、センチュリーシネマで『大きな家』舞台挨拶&サイン会付き上映会も予定されています。春の訪れとともに、もう一度スクリーンで出会える14歳の物語。ぜひ劇場で体験してみてください。
3月22日(日)センチュリーシネマで『大きな家』竹林亮監督 舞台挨拶&サイン会付き上映会
竹林亮監督は『14歳の栞』公開の翌年、2022年10月に映画『MONDAYS/このタイムループ、上司に気づかせないと終わらない』が劇場映画2作目として公開されています。小さな広告代理店を舞台に、社員全員が同じ一週間を繰り返していく新感覚のオフィス・タイムループ・ムービーで、映画好きを中心に面白い!と大きな話題になりました。
竹林亮監督による劇場映画2作目 話題のタイムループ映画『MONDAYS/このタイムループ、上司に気づかせないと終わらない』
NHK「連続テレビ小説」『ばけばけ』に主人公の親友役で出演している円井わんさんが小さな広告代理店で働き、大手広告代理店へ転職を目指してプライベートもなく懸命に仕事に向き合っている主人公を演じ、マキタスポーツさんが物語のキーパーソンになる部長役で出演。映画『MONDAYS/このタイムループ、上司に気づかせないと終わらない』公開時には、マキタスポーツさんが来名し、センチュリーシネマで舞台挨拶が行われ、司会を担当させてもらいました。
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2026年3月14日(土)放送のZIP-FM「Sparkling」内のコーナー「Sparklingrammar」で紹介した映画をまとめました。
放送はradikoでも聴けるので、こちらをチェックしてくださいね!

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