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2019-07-10

大切なおもちゃは「うさぎちゃん」映画『トイ・ストーリー4』日本版声優の竜星涼さんに名古屋でインタビュー


 

7月12日より公開となる映画『トイ・ストーリー4』は、世界初の長編フルCGアニメーションとして95年に第1作が製作・公開された「トイ・ストーリー」のシリーズ第4弾です。前作から9年ぶりの公開となる『トイ・ストーリー4』は前作の少し後の物語です。アンディのもとを離れたウッディ、バズ、その他仲間たちが幼稚園に入る手前の小さな女の子ボニーのおもちゃとして新たな生活を送っている中で、シリーズ初となる“手作りおもちゃのフォーキー”が仲間に加わり、新たな冒険が繰り広げられます。フォーキーの日本版声優を担当している竜星涼さんに名古屋でインタビューしました。

初めての声優に挑戦した感想や子供の頃に大切にしていたおもちゃ、本作の見どころについてお聞きしました。(取材日:2019年7月1日)

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同日に名古屋で行われたイベントの様子

竜星涼さんが名古屋の専門学校で選んだお気に入りは?映画『トイ・ストーリー4』スペシャルイベントに登場!

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初めての声優挑戦で感じた難しさとこだわり

映画『トイ・ストーリー4』で登場する新キャラクター“手作りおもちゃのフォーキー”の日本版声優を担当している竜星涼さんは『トイ・ストーリー』との出会いについて「最初に観たのはテレビの放送だったんじゃないかと思いますが、いつの間にか知っていて一緒に成長してきたという感じがします」と話しました。「(声優を)やってみたいという気持ちがありました」と念願だったことを明かし「最初の作品が『トイ・ストーリー』というのはすごく嬉しいですね。ハードルは高かったですが」と正直な想いを口にしました。

“手作りおもちゃのフォーキー”は小さな女の子ボニーがの先割れスプーンやモール、アイスの棒などで作ったもので、自分をゴミだと思い込んでいます。フォーキーの声は26歳の竜星さんの声だとは言われなければ気が付かないほど可愛らしく、お茶目で子供らしいところが魅力です。竜星さんは「生まれたての子供というか、2歳、3歳、5歳児くらいの子供をイメージしました」と話し「声優の仕事の場合は、ちゃんと聞こえるクオリティーの中で感情を表現することが奥深いなと思いました」と普段の俳優としての仕事との違いを感じたことを教えてくれました。

初めての声優、大好きなシリーズでの仕事ということで大切に取り組んでいた竜星さんは、収録した自分の声を客観的に聞くようにしていたと言い「監督のOKが出ているところも、自分の中で違和感や心残りがあったら、もう一度トライさせてもらうようにしていました」と振り返っていました。特にこだわった点を聞くと「最後のシーンが難しくて、成長しすぎちゃうと素の自分になってしまうので、(成長の度合いの)さじ加減が難しかったですね」と話してくれました。

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竜星さんにとっての大切なおもちゃは「うさぎちゃん」

映画のストーリーにちなみ、竜星さん自身が子供の頃に大切にしていたおもちゃについて聞くと「最初にもらったおもちゃは‟うさぎちゃん”でした。うさぎのぬいぐるみと一緒に寝たり、ずっと一緒にいたような気がしています」と教えてくれました。

現在「うさぎちゃん」がどこにあるのか聞くと、竜星さんは「いまだに捨てていないんじゃないかなぁ?実家にまだあると思います」と「うさぎちゃん」のありかを思い浮かべていました。その後、ヒーローのフィギュアなどのおもちゃでも一通り遊んだことを話してくれ「自分が泣いたり怒ったり笑ったりしているときに常に一緒にいたということが大事で、それが思い出として捨てられない要因なんだろうなぁと思います」とおもちゃへの想いを語ってくれました。

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見所は「〇〇が〇〇するところですよねー」

竜星さんにこれまでのシリーズの中でお気に入りのキャラクターをお聞きしたところ、後ろのポスターを眺めながら「“レックス”かな。いつも可哀そうなんですよね」と話し「最新作では、カブーンは男心をくすぐりますよね!」と笑顔をみせました。映画『トイ・ストーリー4』の魅力について「1から3まで観てきて、4は特に面白くて感動できたので、それに尽きると思います。続編への期待と不安があると思いますが、毎回面白くて、毎回パワーアップしていますよね。」と力強く語りました。様々なキャラクターの魅力に加えて、今回のストーリーの見所を「そこそうなる?っていう驚きがありましたよね!〇〇が〇〇するところですよねー」と観た人にしか話せないトークも盛り上がりました。

竜星さんは「僕は驚きながら、感動しちゃいましたね」と話し「(ウッディとバズの)背中越しのポスターは後から見るとかっこよくて、眩しくて」と話が止まらない様子でした。「映画を観て泣くタイプです!自分の声が入っているし、よりグッとくるかもしれないです」と大きなスクリーンで『トイ・ストーリー4』を観るのを楽しみにしていると笑顔で話していました。



作品概要

映画『トイ・ストーリー4』

2019年7月12日(金) ミッドランドスクエアシネマほかで全国ロードショー

【ストーリー】
“おもちゃにとって大切なことは子供のそばにいること”――新たな持ち主ボニーを見守るウッディ、バズら仲間たちの前に現れたのは、彼女の一番のお気に入りで手作りおもちゃのフォーキー。しかし、彼は自分をゴミだと思い込み逃げ出してしまう。ボニーのためにフォーキーを探す冒険に出たウッディは、一度も愛されたことのないおもちゃや、かつての仲間ボーとの運命的な出会いを果たす。そしてたどり着いたのは見たことのない新しい世界だった。最後にウッディが選んだ“驚くべき決断”とは…?

【スタッフ】
監督:ジョシュ・クーリー
製作:ジョナス・リヴェラ
製作:マーク・ニールセン
脚本:ステファニー・フォルソム
脚本・製作総指揮:アンドリュー・スタントン
製作総指揮:ピート・ドクター
音楽:ランディ・ニューマン
エフェクト・テクニカル・ディレクター:成田裕明
アニメーター:原島朋幸
キャラクター・テーラリング・アーティスト:小西園子

【キャスト/吹き替えキャスト】
ウッディ:トム・ハンクス/唐沢寿明
バズ・ライトイヤー:ティム・アレン/所ジョージ
ボー・ピープ:アニー・ポッツ/戸田恵子
フォーキー:トニー・ヘイル/竜星涼
デューク・カブーン:キアヌ・リーヴス/森川智之
ダッキー:キーガン=マイケル・キー/松尾駿(チョコレートプラネット)
バニー:ジョーダン・ピール/長田庄平(チョコレートプラネット)
ギャビー・ギャビー:クリスティナ・ヘンドリックス/新木優子
ギグル・マクディンプルズ:クリスティナ・ヘンドリックス/竹内順子

公式サイト:https://www.disney.co.jp/movie/toy4.html

配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン

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