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2017-07-01

ワンコインで名画を観よう!


名古屋市南区の南文化小劇場で名作映画を500円で観られる企画があると聞き、さっそく取材に行ってきました。(取材日:2017年6月20日)

ワンコイン名作映画シリーズ ミナミシネマ

2ヶ月に一度、懐かしの名画をワンコインで観られるこの企画は今回で45回目。7年半前から偶数月の第三火曜日の午後に開催されています。ラインナップは1940年代前後のアメリカ映画が中心で、お客様からのリクエストを参考にしながらスタッフがチョイスしているそうです。今回の上映作品は『モロッコ』(1930年/アメリカ)でした。マレーネ・ディートリッヒ演じるキャバレー歌手とゲイリー・クーパー演じる兵士の色恋が描かれているのですが、主演の2人が艶っぽくて、来場されたお客様も楽しまれていたようです。

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往年の映画ファンが集うミナミシネマ

お客様は70代以上の方が多く、お友達とロビーで待ち合わせをしたり、ご夫婦で参加されている姿もありました。お一人で来場される方も多いようでしたが、馴染みのお友達を見つけて声をかけられたり、スタッフの方と気さくに会話をされたりするなど、和やかな雰囲気が印象的でした。

開場前から感じたお客様の熱気

上映は13時半で開場は13時と聞いていたのですが、12時半頃に会場へ行くとすでに20名程度のお客様がロビーで開場を待ち、劇場の扉前に並んでいるお客様の姿もありました。スタッフの方によるとミナミシネマは自由席なので席にこだわりのある方は早めに来場されるそうです。開場時間が近づくとロビーにはお客様が溢れ、5分前倒しで開場、上映時間までお客様の来場は続き、上映開始時には総席数399の劇場のおよそ7割の座席が埋まっていました。来場者数は毎回250〜300名で、ミナミシネマの開催日を楽しみにしているリピーターの方も多数いらっしゃるそうです。

図書館との連動企画も

南文化小劇場は南図書館の3階にあります。図書館の一角には上映の1ヶ月前から上映作品に関連する書籍をまとめたコーナーが作られており、モロッコのガイド本や料理本、マレーネ・ディートリッヒの書籍も並んでいました。映画を観るだけでなく、鑑賞前後に関連書籍を読むことで作品への興味や理解を深めてもらいたいという思いがあるそうです。

次回のミナミシネマは?

『フィラデルフィア物語』(1940年/アメリカ)

2017年8月8日(火)13時半上映(13時開場)

上流階級における結婚と離婚、再婚による複雑な男女の関係、キャサリン・ヘプバーンとケイリー・グラントとジェームズ・スチュワートの三角関係と会話劇がウィットに富んだコメディとして楽しめる作品です。

前売券は開催日前日まで販売されています。

 

基本情報

Place:南文化小劇場(南図書館に併設)

Address:名古屋市南区千竈通2-10-2(3階)

Tel:052-823-6511

Map:

名古屋市南区千竈通2-10-2

Ticket:当日券前売券ともに500円(全自由席)

※リピーター前売り券割引あり

前回上映のチケット半券を持って前売り券を購入する方は450円になります。

前売券は南文化小劇場、名古屋市文化振興事業団が運営する名古屋市内の文化施設で取り扱っています。

南文化小劇場ホームページ

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