京都国際映画祭クリエーターズ・ファクトリーでグランプリ受賞の中川駿監督の前作を名古屋で上映!
2017年10月15日に閉幕した「京都国際映画祭2017」の期間中に行われた「クリエイターズ・ファクトリー」は映像文化における〝次世代を担う人材、才能〞を発掘する公募型のプロジェクトです。エンターテインメント映像部門でグランプリを受賞したLGBTを題材にした作品『カランコエの花』の監督である中川駿さんが2015年に発表した尊厳死をテーマにした作品『尊く厳かな死』が名古屋・大須のシアターカフェで上映されます。
シアターカフェでの上映期間中には中川監督が来場するトークショーや舞台挨拶も予定されています。尊厳死、LGBTとテーマ性を持った作品でありながら、見事に共感させることのできる手腕をもっている中川駿監督の作品をぜひこの機会にご覧ください。
『尊く厳かな死』(2015年/60分)
第二回新人監督映画祭や福岡インディペンデント映画祭2016ほかで数々の賞を受賞したヒューマンドラマです。
ある日、母親が転んで頭を強打し脳に重大な損傷を負い、そのまま植物状態になってしまいます。息子の直樹と娘の由佳、そして直樹の妻・綾子の3人は突然の出来事に動揺を隠せないでいました。そんな中、母が「尊厳死の宣言書」(リビングウィル)を作成しており、かねてから尊厳死を望んでいた事を思い出します。直樹らは、母の尊厳死を受け入れるか否かの選択を迫られます。理性と感情の狭間で、葛藤する直樹らが出した答えとは?
監督:中川 駿
中川駿監督プロフィール:1987年 石川県出身/東京都在住。大学卒業後、イベントの制作会社にて勤務。退職後、ニューシネマワークショップにて映画制作を学ぶ。現在はフリーランスのイベント/映像ディレクターとして活動中。新作『カランコエの花』は第26回レインボー・リール東京でグランプリを受賞。
出演:イワゴウサトシ、松﨑映子、篠田光里、中野健治、満利江、高橋弓利子
配給:ニューシネマワークショップ
公式サイト:https://www.toutoku-ogosokanashi.com/
© 2017 中川組
シアターカフェでの上映スケジュール
上映作品:『尊く厳かな死』(中川駿監督)
上映日:10月21日(土)~23日(月)、27日(金)
上映時間:①14:00~15:00 ②19:00~20:00
10月22日(日)14:00の回上映後トークショー
登壇者:中川駿監督、安藤明夫理事(日本尊厳死協会東海支部)
10月22日(日)19:00の回 舞台挨拶
登壇者:中川駿監督
※シアターカフェは席数が少ないので、事前予約がおススメです。
予約はこちらから
Place:シアターカフェ
Adress:名古屋市中区大須2丁目32-24 マエノビル2階
Tel: 052-228-7145
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