スピッツが名古屋に!?福原遥さんの可愛い勘違い 映画『楓』名古屋先行上映会 行定勲監督と共に登壇
12月19日(金)より全国公開となる映画『楓』は、福士蒼汰さんと福原遥さんがW主演するスピッツ『楓』を原案にしたラブストーリーです。福士蒼汰さんが演じる事故で双子の弟を失った涼と福原遥さん演じる弟の恋人・亜子。大切な人を亡くした2人が「秘密」を抱え、互いに真実を言えないまま惹かれあってく、『世界の中心で愛を叫ぶ』(2004年公開)の行定勲監督のによる喪失と再生の物語です。劇中には“彗星”や“天体”が物語の重要なモチーフとして登場し、星空世界遺産に登録されているニュージーランドのテカポ湖での撮影も行われました。

公開前に、名古屋駅前のミッドランドスクエアシネマで映画『楓』の舞台挨拶付き先行上映会が行われ、上映前に福原遥さんと行定勲監督が登壇しました。撮影中のエピソードや福士さんとの共演について話したり、ニュージーランドでの撮影や現地でみた美しい景色について語るなど、これから映画を観る観客に向けて様々な話をしてくれました。行定監督がスピッツと対面したエピソードを語り、福原さんがある勘違いをするハプニングもあるなど、和気あいあいとした和やかな雰囲気でトークが繰り広げられました。(取材日:2025年12月11日)
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スピッツがサプライズ登場!?「今日、来てるのかと思った!」福原遥さんの可愛い勘違い
映画『楓』はスピッツ『楓』を原案にしたラブストーリーで、福士蒼汰さんが事故で双子の弟を失った涼を演じ、福原遥さんは弟の恋人・亜子を演じています。大切な人を亡くした2人が「秘密」を抱えながらも惹かれあっていく美しい映画となっていて、観た後に語り合いたくなったり、物語の内容を知った上で、もう一度観たくなる魅力的なラブストーリーです。
名古屋駅前のミッドランドスクエアシネマで行われた先行上映会の舞台挨拶に福原遥さんと行定勲監督が登場しました。1998年にリリースされたスピッツの「楓」を映画化するにあたっての経緯を聞かれた行定監督は、1年くらい前に脚本を受け取ったことを伝え、「20年前に撮った『世界の中心で愛を叫ぶ』以来の感情を持ちました」と言い、スピッツの「楓」が原案であることから「一筋縄ではいかないと結構なプレッシャーもありました」と引き受けるにあたっての気持ちを話しました。スピッツの「楓」がリリースされた年に生まれた福原さんは「勝手にご縁を感じて、出演できたことが嬉しかった」と話し「日常に流れていて、気づいたら口ずさむ、みんなが知っている曲」と楽曲の印象について答えました。さらに「聞くタイミングによって聞こえ方や受け取り方が違う楽曲で、成長とともに全然違う曲に聞こえるのが素敵で、みんなに寄り添ってくれる楽曲なんだなって感じています」と加えました。
スピッツの皆さんが映画を鑑賞する試写会に立ち会ったという行定監督は「いるんだスピッツ!」と初対面の気持ちを伝え「美輪明宏さん以来の緊張感」と例えていました。「草野マサムネさんは言葉少なく、人見知りな感じでした」と直接の会話は少なかったようですが、草野さんが「30年前の自分に映画になるよ言ってあげたい」「美しい映画でした」などと言っていたエピソードを紹介し、行定監督は楽しんでもらえたと感じたようで「観ていただけただけでもうれしいです」と感想を言葉にしました。
スピッツには会ったことがない福原さんが「いつかお会いしてみたいですね」と述べたのに対して、実際に会ったことのある行定監督が「いますよ!」と言葉を添えると、福原さんは「え??」とサプライズでスピッツが登場するのか?と一瞬驚いた表情をしました。行定さんが「実際にいますよ!(実在しますよの意)」と念を押すと、福原さんが「びっくりした!今日、来てるのかと思った」と大笑い。行定監督も福原さんの反応に「名古屋に来てたらスゴイよね」と笑顔になりました。
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「演じていて心が苦しくなる瞬間がたくさんある役」「言葉で表せない感情を観客の皆さんに感じてほしい」
福原さんは、自身が演じた亜子という役柄について「亜子は明るくて天真爛漫な部分もあったりして、相手を慮れる心優しい女性」と紹介し「大切な人をなくしてしまってから、今にも心が壊れちゃうんじゃないかっていう状態がずっと続いていて、そこから頑張って頑張って立ち上がろうとします」と話し「演じていて心が苦しくなる瞬間がたくさんある役でした」と振り返りました。
行定監督は映画を鑑賞する前の観客を前に言葉を選びながら「彼女の選択が結構重要なポイントで、その選択がどんな風に見えるのかをけっこう話し合いました」と語り「福士くんが演じてる相手の男性・涼はどんな気持ちだったのか、観終わた後で感じてもらうとせつないと思います」と伝えました。さらに「主張していない2人の話なので日本映画らしいラブストーリー、自分がその立場になったら、どんな気持ちになるだろうと考えてもらえたらと思います」と話しました。
共演した福士さんについて聞かれた福原さんは「同じ事務所の先輩で、2回目の共演でしたが、ガッツリ一緒にお芝居するのは始めて」と答え「クールな印象でしたが、親しみやすい方で、みんなが話しかけたくなる器の広い方で現場も引っ張っていってくました」と教えてくれました。撮影に入る前に、お芝居についても色々と話ができたそうで「すごく安心して現場に行けていました」と話しました。
行定監督は福士さんと福原さんについて「2人とも俳優としてニュートラルにカメラの前に立っていて、頼もしいです」と話し、2人の役が感情の起伏を心の中に押し込めてる役だったと言い「言葉で表せない感情を観客の皆さんに感じてほしいと思っているので、ピッタリの2人でした」と述べました。行定監督は2人が劇中で様々な表情を見せてくれていることを伝えながら「眼帯を付ける福原遥が僕は好きです」と言うと、隣に立つ福原さんは「いつも一番お気に入りって、一番良かったって」と恥ずかしそうすると、行定監督は「一番というわけではないけど、片目だけだと表現力が下がるのに、深刻な状況のお芝居、すごく良くてグッときました」と監督として福原さんに賛辞を伝えまました。
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「星が凄い!テカポ湖、行きたくなりますよ!」とアピール
ニュージーランドでも撮影が行われていて、1週間ほどの滞在だったという福原さんは「本当に行って良かったです!あの景色を見なければできなかったお芝居や生まれなかった感情があります。大きいスクリーンでニュージーランドの壮大な景色を観ると感動すると思います。テカポ湖、ミルキーブルーで綺麗なので、映像も楽しんでほしいです」と気持ちを込めて観客に伝えました。行定監督は「独特の色味をしてるんですよ」とニュージーランドで撮影した壮大な景色を紹介し、AIや合成が当たり前になっていると前置きしつつ「人物込みでそこで撮りたいって思わせてくれるんです」とあまりの美しさに撮影の予定がなかった移動日に突如撮影を行ったシーンがあることも教えてくれました。
行定監督は「星が凄い!テカポ湖、行きたくなりますよ!」と力強くアピールし、ニュージーランドで撮影した星空の美しさを語り「本物の星の素材を使ってます」と伝えました。星空と人物を同時に撮ることは難しかく合成もしているそうですが、星空の映像をそのままを合成すると嘘くさくなるくらい綺麗で「少し輝度を落とすなどして」と美しすぎるが故の苦労があったことを明かしました。
舞台挨拶も終盤になり行定監督は、星の光が地球に届くまでの時間の長さに言及し「人間は長くても100年位という短さの中で、こんなにも苦しく、いろんな感情を持って向き合う。人間らしさがこの映画の大きな共感するポイントかなと思ってます。いろいろな登場人物に感情を重ねてもらえれば嬉しいです」と語りかけました。福原さんは「見終わった後に、大切な人をもっと大切にしたくなるような心温まる作品になってると思うので、ぜひ楽しんでください」と優しく伝え、舞台挨拶を締めくくりました。
ミッドランドスクエアシネマを運営する中日本興行70周年を記念したイベントであり、福原遥さんと行定勲監督の登壇の前に、中日本興業株会社が興行部部長の酒井幸治さんが挨拶し「感動の創造をモットーに事業を続けてまいりました。 長くご愛顧いただいたお客様、配給会社様など、多くの方にご支援をいただいた賜物と思いまして大変感謝申し上げます。これからも楽しい映画館を目指して、より一層努力してまいりたいと思います。」と熱い気持ちを伝えていました。
作品概要
12月19日(金)全国公開
出演:福士蒼汰 福原遥 宮沢氷魚 石井杏奈 宮近海斗 大塚寧々 加藤雅也
監督:行定勲
脚本:髙橋泉
原案・主題歌:スピッツ「楓」(Polydor Records)
音楽:Yaffle
製作:映画『楓』製作委員会
制作プロダクション:アスミック・エース C&Iエンタテインメント
配給:東映 アスミック・エース
Ⓒ2025 映画『楓』製作委員会
2025/日本/カラー/120分/シネスコ/Dolby5.1c
公式サイト: https://kaede-movie.asmik-ace.co.jp