名古屋駅前のミッドランドスクエアシネマで映画『TAP -THE LAST SHOW-』舞台挨拶付き上映会が行われました。(取材日:2017年6月25日)
満員の観客からの拍手と歓声
登壇したのは監督・主演を務めた水谷 豊さん、そして共演の岸部一徳さん。エンドロールが終わると拍手が溢れ、MCの呼び込みで2人が登場すると拍手とともに大きな歓声があがり「豊さーん!」という黄色い声も響いていました。
終始なごやかな雰囲気の舞台挨拶
舞台挨拶は水谷さんと岸部さんの仲の良さが伝わってくる、笑いが絶えない終始なごやかな雰囲気で進んでいきました。6/17の公開から各地で行ってきた舞台挨拶ツアーの最終日を迎えた水谷さん、司会者から初監督作品のお客様の反応を尋ねられると「どうやら悪くないようです」と照れ笑いを浮かべていました。
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キャスティングで最初に決めたのは岸部さん
水谷さんと岸部さんと言えば、「相棒」シリーズでの共演歴が長く、右京と小野田官房長は対立しながらも深い絆で結ばれているまさに相棒のような存在。舞台挨拶の途中で水谷さんがいきなり映画『 相棒 -劇場版II-警視庁占拠!特命係の一番長い夜』での名シーンを再現し、「官房長ーーーー」と叫んだのには驚きました。岸部さんは撮影当時を振り返り、亡くなっているシーンなのに感動して起き上がりそうになったと話していました。水谷さんは岸部さんを「貴族からホームレスまで魅力的に演ってくれる方」と話し、岸部さんにはぜひ自身の監督作品に参加してもらいたいと一番最初にオファーをされたそうです。
撮影に際して水谷さんが岸部さんにお願いしたのは「関西弁で」ということのみで、あとは岸部さんにお任せすることが多かったそうです。またお二人は岸部さんのアイディアが活きているシーンを具体的に紹介し、映画鑑賞後のお客さんは映画を思い返しながら、お二人の話を楽しそうに聞いていました。
名古屋で“ひつまぶし”を堪能
水谷さんと岸部さんはこの日の午前中に京都で舞台挨拶をされ、新幹線で名古屋に来られました。ミッドランドスクエアでの15時からの舞台挨拶の前に名古屋で食事をされたそうで、そのメニューは“ひつまぶし”だったそうです。岸部さんは名古屋に来たら食べたいと思っていたそうで、かなりお腹いっぱいの様子でした。
お客さんにも撮影タイム
舞台挨拶の終盤では満員のお客さんへのサプライズで、お客さんも撮影OKの写真撮影タイムが設けられました。突然のことに皆さん興奮気味でしたが、水谷さんと岸部さんの貴重なツーショットをたくさん撮っていました。
『TAP -THE LAST SHOW-』は大人が楽しめる映画
映画『TAP -THE LAST SHOW-』は水谷豊さん演じる伝説のタップダンサー渡が岸部一徳さん演じる劇場オーナーであり盟友の毛利からタップショーの演出を依頼され、若いタップダンサー達とステージを作っていく物語。渡の醸し出す雰囲気が渋くて、旧友たちが集まって夢を叶えようとする姿がジンワリきます。そして、ラストのタップショーのシーンはとにかく圧巻です。岸部さんは撮影中に目の前でみて、「すごいな、すごいな」と何度も繰り返し言っていたそうです。
映画『TAP -THE LAST SHOW-』は夢を叶えることの難しさと大人になっても夢を見て、それに向かって努力することの尊さを感じさせてくれる映画です。劇中だけでなく、夢はこのプロジェクトのテーマでもあるように感じました。初監督をつとめた水谷さんは40年間ずっと作りたかった映画を完成させて、多くの観客に届けることができて「これすら夢なのではないかと思ってしまうほど長い夢を見ていた」などと語り、「はやく次の夢を見て、夢が叶って、また皆さんの前に来られたら」と締めくくられていました。
名古屋市内での上映はこの2館
映画『TAP -THE LAST SHOW-』
ミッドランドスクエア、TOHOシネマズ名古屋ベイシティほかで公開中
©2017 TAP Film Partners
上映スケジュールは各劇場ホームページをご覧ください。
ミッドランドスクエアシネマ
Address:名古屋市中村区名駅四丁目7番1号 ミッドランドスクエア5階
Tel:052-527-8808(音声案内)
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TOHOシネマズ名古屋ベイシティ
Address:愛知県名古屋市港区品川町2-1-6
Tel:050-6868-5005
(24時間自動音声案内・お客様お問い合わせ・FAXサービス)
※AM 10:00 ~ PM 9:00 は、オペレーターへ転送できます。
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※上映館に関する情報は7/1時点のものです。最新の情報は各劇場ホームページをご確認ください。
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