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2026-10-04

「祖母からLINEが来まして」西畑大吾さん&福本莉子さんが名古屋で語る『時給三〇〇円の死神』共演者の魅力と撮影秘話


 

10月2日(金)から公開の映画『時給三〇〇円の死神』は、死者の心残りを解消する「死神のアルバイト」をすることになった佐倉真司と花森雪希の姿を描く物語です。死者が抱えるさまざまな思いや、そこに寄り添う人々の姿を通して、人を思いやることの大切さや、誰かと誰かのつながりを温かく描き出します。

公開3日目、名古屋のミッドランドスクエア シネマで公開記念舞台挨拶が行われ、西畑大吾さんと福本莉子さんが登壇。東京、大阪に続く舞台挨拶の最終地となった名古屋で、作品を観た身近な人からの反響をはじめ、名古屋めし、役作りや撮影の裏側、共演者についてなど、さまざまなエピソードを語りました。(取材日:2026年10月4日)

「心温まる映画をありがとう」祖母からのLINEに西畑さん感激 福本さんにも身近な人から反響

東京、大阪、そして名古屋と続いた舞台挨拶。この日が最後の地となった名古屋で、まず話題になったのは、作品を観た身近な人からの反響です。西畑さんは「祖母からLINEが来まして」と切り出すと、最近スマホを持ってLINEを始めたばかりだという祖母から、映画を観た感想が届いたことを明かしました。そのメッセージは、「本当に優しい気持ちになった、心温まる映画をありがとう」というもの。始めたばかりのLINEで頑張ってメッセージを送ってくれたことも含めて「すごくうれしくて」と、身近な人から届いた言葉を嬉しそうに紹介しました。

福本さんにも、前日に身近な人が映画を観に来てくれたそうです。お姉さんや友人から「人に優しくしようと思った。本当に素敵な映画だった、ありがとう」と言われたといい、「そう言ってもらえてうれしかった」と笑顔。自分たちが出演した作品を、家族や友人がどのように受け止めてくれたのか。2人にとっても、改めて作品が誰かの心に届いていることを実感する出来事になったようです。

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「挑戦的な福本莉子が見られるのは名古屋だけ!」名古屋めし&ご当地トークで盛り上がる

名古屋では、舞台挨拶ならではのご当地トークも展開されました。東京、大阪、名古屋と、それぞれの場所で少しずつ雰囲気を変えているという福本さん。この日の衣装や髪型についても、「遊んでみました!名古屋なんで。名古屋ではいつも遊ぶ」と話します。東京での公開初日の舞台挨拶とは違うスタイルに、西畑さんも反応。そこから衣装についてのやり取りが始まり、西畑さんが「挑戦的な福本莉子が見られるのは?」と振ると福本さんは「名古屋だけです!!」と宣言。会場からも拍手が起こりました。

一方、西畑さんはこの日、オールブラックの衣装にキラキラとしたピンをつけたスタイル。東京、大阪と舞台挨拶を回る中で感じた変化を質問されるも、福本さんが西畑さんの服の変化だけに着目していたことに「服の変化やないかい!!」と自らツッコむような場面もあり、2人の軽快な掛け合いで会場を沸かせました。

名古屋めしの話になると、西畑さんは前日にひつまぶしを食べたことを報告。「濃い味が好き」だそうで、ひつまぶしや手羽先など、名古屋ならではの味を楽しんだ様子です。福本さんは「天むすが好き」と話し、これまで名古屋で撮影をしたり、プロモーションで訪れたりした経験にも触れました。名古屋の食べ物について話すうちに、「茶色いもの」「味噌が多い」と盛り上がり、西畑さんは「茶色いもんいっぱい食べたい」と名古屋めしへの食欲をのぞかせます。

さらに「時給300円で名古屋で働くとしたら?」という質問では、福本さんが選んだのはジブリパーク。「合法的に忍び込める」と、300円という時給そっちのけで楽しみ方を考える福本さんに、会場からも笑いが起こります。西畑さんが選んだのは矢場とん。「味噌カツが好き」という理由から、もし時給が300円でも「まかないとか、割引とかあったら」と話します。実際に働くならきちんとした賃金が必要だという話にもなり、福本さんから「めっちゃけちぃなぁ」とツッコミが入り、西畑さんも笑顔に。名古屋ならではの話題で会場を楽しませました。

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「一つ一つの現象に新鮮な気持ちで」西畑さん&福本さんが語る役作りと撮影の裏側

続いて、2人がどのように役を作っていったのかという話へ。佐倉真司を演じた西畑さんは、「現実世界で生きてて、心残りに寄り添うってことはあんまりないじゃないですか」と、普段の生活ではなかなか経験することのない役柄だったことを振り返ります。そんな西畑さんに酒井麻衣監督から伝えられたのが、一つ一つの現象に対して新鮮な気持ちで向き合うこと。目の前で起きていることを当たり前と思わず、初めて見るような感覚で受け止めることが、佐倉を演じるうえで大切だったと話しました。

一方、花森雪希を演じた福本さんは、佐倉を死神のアルバイトへと誘う天真爛漫なキャラクター。「つかみどころがないというか、どういう子なんだろうっていうのを考えながら」と役作りを振り返り、リハーサルではセリフだけではなく、小道具をどう扱うか、どんなふうに動くかなども考えていたそうです。

撮影中の印象的な場面として話題になったのが、雨のシーン。冒頭の雨は人工雨を使って撮影されたそうで、西畑さんは「一日中雨に打たれてました」と振り返ります。さらに、小澤征悦さん演じる雨野が登場する雨のシーンについては、もともと雨が降る予定ではなかったところ、実際に雨が降ったことで生まれた場面だったことも明かされました。福本さんは、その雨によって「すごく雰囲気が出て、怖さもあって、すごくいいシーンになった」と話します。西畑さんも小沢さんの姿を振り返り、「水も滴るいい男」と表現。長い髪の小沢さんが雨に濡れることで、どこかジョーカーのような雰囲気もあり、「雨が降ったことで、より小沢さんの哀愁というか、そういうものが出ていた」と、そのシーンの印象を語りました。

さらに、劇中に登場するカップ麺の容器に入った100円玉について、西畑さんから思わぬ考察も飛び出します。花森が佐倉をアルバイトに誘う際、「ご飯あげるからバイトやってください」というようなやり取りがあったことから、「もしかしたら、あれは花森が使ってた容器なんじゃないか」と考えたという西畑さん。福本さんは「監督から言及されなかった」と返しますが、西畑さん自身も「今しゃべりながら思いついた」と笑い、会場も和やかな雰囲気に包まれました。

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「もう“好き”ってなって」齋藤潤さんは「アクスタみたい!?」西畑大吾さん&福本莉子さんが透明感を絶賛

共演者の話題では、齋藤潤さんについてのトークが盛り上がりました。福本さんは齋藤さんについて、「潤くん、大きくなったなって思いました」と一言。以前、福本さんの兄役を演じたことがある齋藤さんを見ているだけに、「なんかお母さんみたいな気持ちになりました」と、成長を感じたことを明かしました。今作では、セリフが多くなくても、その存在だけで何かを背負っているように感じられる重要な役どころ。福本さんは「すごく大事な人になってくる」と、齋藤さんの存在感を語りました。

西畑さんは齋藤さんと一緒に芝居をしたのは「2日間ぐらい」だったそうですが、撮影を終えた際に、齋藤さんから「西畑さんとこうやってお芝居一緒にできてすごく嬉しかったです」「西畑さんと出会えた人生すごく幸せです!」と言われたそう。その言葉に西畑さんは、「もう“好き”ってなって」と笑顔。短い撮影期間ながら、すっかり齋藤さんの魅力に心をつかまれたようです。さらに齋藤さんの印象について、西畑さんは「目がめちゃくちゃまっすぐで、純粋で、綺麗」と絶賛。福本さんも「綺麗、もう透き通ってる」と共感します。

西畑さんが「ほんまに透明、透明。僕のどす黒さが顕著に出たなっていうくらい。ほんまに透き通ってて」と話すと、福本さんも笑いながら同意。そして西畑さんが「めちゃくちゃ透明。ほぼ半透明じゃないですかね?実物も」と言うと、福本さんが「実物も?」と反応します。「アクリルの……」という福本さんの言葉に、西畑さんが「そうそう、アクスタ(アクリルスタンド)みたいな」と続け、まさかの“アクスタ”例えに。齋藤さんの透明感を表現する2人の独特な言葉選びに、会場からも笑いが起こりました。

10月9日からは、酒井麻衣監督、西畑さん、福本さんによる副音声上映もスタートします。撮影の裏話だけでなく、監督だからこそ知っている作品の細かなポイントについても語られているそうで、福本さんは「自分たちも知らなかったことがあった」と振り返りました。西畑さんも「より深みが増すと思います」と話し、すでに本編を観た人にも改めて楽しんでほしいと呼びかけました。

最後に福本さんは、映画を観ることで「人に優しくしよう」と思えるような作品だと紹介。「言葉にできないけど、何か思っていることがある人」にも寄り添ってくれる映画として、多くの人に届けたいという思いを語りました。西畑さんも、映画を観終わった後に温かな気持ちになれる作品だとし、「心が折れそうなときとか、悩んでいるときに、背中を押してくれる作品になれば」とメッセージ。名古屋の観客への感謝を伝え、温かな雰囲気のなか舞台挨拶を締めくくりました。

作品概要

映画『時給三〇〇円の死神』

2026年10月2日(金)より全国公開

出演:西畑大吾 福本莉子 渋谷凪咲 齋藤潤 泉谷星奈 佐津川愛美 山口馬木也 小澤征悦

原作:藤まる「時給三〇〇円の死神」(双葉文庫)

監督:酒井麻衣『劇場版 美しい彼〜eternal〜』『ストロベリームーン 余命半年の恋』

脚本:福田果歩『366日』

音楽;富貴晴美

主題歌:HY「心海」(UNIVERSAL MUSIC / ASSE!! Records)

制作プロダクション:楽映舎『366 日』

配給:ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント/ギャガ

レーティング:<G>

©2026 藤まる/双葉社・「時給三〇〇円の死神」製作委員会

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#映画時給 300 円の死神


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