名古屋が主要ロケ地!名古屋出身・浅野寛介さん主演『四十九-SEEK』公開初日舞台挨拶 ケイン・コスギさんらが撮影秘話語る
7月31日(金)に全国公開されたアクション映画『四十九-SEEK』。世界17カ国42の映画祭で82冠を獲得した話題作の公開初日を迎え、主要ロケ地の一つである名古屋で舞台挨拶が行われました。会場には、主演・プロデューサーの浅野寛介さん、アクション監督・出演の石井靖見さん、ケイン・コスギさん、本作で長編映画監督デビューを果たしたシェイン・コスギ監督が登壇。作品に込めた思いや、世界を視野に入れて挑んだ撮影秘話を語りました。

名古屋出身の浅野さんにとって、この日の舞台挨拶は特別な意味を持つものです。かつて名古屋にはショー・コスギさんが主宰するアクション塾「ショー・コスギ塾」があり、浅野さんはその第1期生として学びました。当時、講師を務めていたシェイン監督と出会い、公私にわたる親交を育み、「世界を基準にしたアクション映画をつくりたい」という夢を共有してきました。その思いが結実した本作は、名古屋を主要ロケ地の一つとして撮影されたゆかりの深い作品。地元・名古屋で迎えた公開初日には、多くの映画ファンが駆け付け、満席となった会場は熱気と期待に包まれました。
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名古屋出身の浅野寛介さん「世界基準のアクション映画」を目指した夢
名古屋駅前のミッドランドスクエアシネマで行われた映画『四十九-SEEK』公開初日舞台挨拶。大きな拍手に迎えられて登壇した浅野さんは、客席を見渡しながら「満席になっているのが本当になにより嬉しいです。名古屋はすごいですね!」と笑顔であいさつ。地元で公開初日を迎えられた喜びをにじませました。

続けて浅野さんは、「シェインとは10年以上前から『世界を基準にしたものを作っていこう』と話していました。それがこうして形になったことが本当にありがたいです」と、長年温めてきた夢が実現した喜びを語ります。これを受け、シェイン監督も「世界で認められるエンターテインメントを目指しました。日本の素晴らしいアクションメンバーが揃っているので、ワンチームになって世界へ挑む気持ちで制作しました」とコメント。世界市場を見据え、日本発の本格アクション映画を届けたいという熱い思いを明かしました。
CGに頼らない”本物のアクション”と名古屋ロケへのこだわり
本作の見どころは、ワイヤーやCG、過度なカメラワークに頼ることなく、俳優たちの身体能力と技術で魅せるリアルなアクションです。中国武術の世界チャンピオンとして活躍した経歴を持つ浅野さんは、「演武は人を魅了する競技。その精神はアクションにも通じるものがあります」と、自身の経験が作品づくりにも生かされていることを紹介。しかし、司会者から「普段からそういうことを意識しているのですか?」と聞かれると、「全然気をつけてません!」と即答し、会場は笑いに包まれました。

アクション監督を務め、本編では元「四十九」のメンバー・岩井曜役として出演も果たした石井さんは、「カット割りやカメラワークでごまかさず、俳優自身の技術をしっかり見せることを意識しました」と撮影を振り返ります。浅野さんについては「中国武術のチャンピオンだからこそのキレがある。静と動の切り替えが素晴らしい」、ケインさんについては「存在感が圧倒的で、一つ一つの動きに説得力がある」と、それぞれの持ち味を絶賛しました。

さらに、本作最大の見どころとなる約5分間のノーカットアクションについて、ケインさんは「今まで経験した一番長いアクションシーンでも1分半くらい。5分間の長回しは体力も技術も必要ですし、スタントチームやカメラマンとの連携も重要。本当に圧巻のシーンになっています」と自信をのぞかせ、劇場の大スクリーンで体感してほしいとアピールしました。
また、本作では名古屋が主要ロケ地の一つとなっています。シェイン監督は以前、「他の作品で使われていない場所にこだわりました。名古屋は寛介の地元であり、協力者の方々のおかげで素晴らしいロケーションを確保できました」と、ロケ地選びへの思いを語っています。

名古屋出身の浅野さんと、名古屋にゆかりの深いシェイン監督がこだわり抜いたロケーションにもぜひ注目を。具体的な撮影場所は明かされていませんが、映画を観ながら「ここは名古屋のどこだろう」とスクリーンに映る風景を探してみるのも、本作ならではの楽しみ方の一つです。
コスギ兄弟ならではの息の合ったやり取りに会場も笑顔
本作では、ケインさんとシェイン監督が兄弟として初めて本格的にタッグを組んだことも大きな話題です。ケインさんは、「弟が監督になるなんて思っていなかったので、本当に誇りに思っています。現場でも頼もしく、俳優として安心して身を任せることができました」とシェイン監督を称賛。一方で撮影中のエピソードとして、「劇中で人を殴るシーンがありますが、実際に殴られているのはシェインなんです。30何年ぶりの兄弟げんかでした」と笑顔で明かすと、会場は大きな笑いに包まれました。

これにシェイン監督も、「13歳くらいまでは毎日のように兄弟げんかをしていました」と応じ、最後は母親に怒られて仲直りしていたという幼少期の思い出を披露。世界を目指す本格アクション映画の舞台挨拶でありながら、兄弟ならではの温かなやり取りに、会場は終始和やかな雰囲気に包まれました。
「日本のアクション映画を世界へ」――登壇者が観客へ熱いメッセージ
イベントの最後には、登壇者それぞれが観客へメッセージを送りました。シェイン監督は、「10年間住んでいた大好きな名古屋で初日を迎えられて本当にうれしいです。この作品は観るだけではなく、体感してほしい作品です」とあいさつ。続いてケインさんも、「自分にとっても誇りの作品です。皆さんに楽しんでいただけたらうれしいです」と笑顔で呼びかけました。石井さんは、「今までにない新しい忍者映画になっています。最後まで楽しんでください」と作品をアピールしました。

最後にマイクを握った浅野さんは、「この作品を通してアクション界、ひいては日本映画をもっと盛り上げ、世界に示していきたいと思っています。ぜひ1回だけでなく、2回、3回と劇場で観ていただけたらうれしいです」と力強く締めくくり、満員の観客から大きな拍手が送られました。地元・名古屋からスタートを切った『四十九-SEEK』が、世界へ羽ばたく日本発アクション映画としてどのような広がりを見せるのか、今後の展開にも期待が高まります。
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作品概要
7月31日(金)ミッドランドスクエアシネマほか全国公開
歴代の四十九(シーク)の中でも指折りのエージェント《相沢 京平(あいざわきょうへい)》。京平は、心からの笑顔を周りに見せない。そんな京平が唯一心を許していた最愛の恋人が飛行機事故で京平の元からいなくなってしまう。孤独な京平は生きていく意味を考え続ける。ある日、京平は四十九(シーク)から任務を受け、日本のヤクザ高月組に侵入して任務を果たす。京平の存在を知った高月組は“ある目的”の為にあらゆる手を使い、京平の周りから人を排除していく。京平は自分のせいでみんながいなくなることに気づく。そして、独り、高月組に立ち向かう。
キャスト:浅野寛介、三浦誠⼰、菜 葉 菜、⼸削智久、⼩川未祐、吉⽥美佳⼦、上村侑、結城貴史、⽯井靖⾒ / ケイン・コスギ
監督・編集:シェイン・コスギ
アクション監督:⽯井靖⾒(Japan Action Enterprise)
プロデューサー:浅野寛介、シェイン・コスギ、綾野⽂咲、浅野博貴
配給:KeyHolder Pictures
©2026 映画「四十九 SEEK」 製作委員会





















