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2026-04-27

「名古屋スゴイ!めちゃめちゃ感動」センチュリーシネマで映画『津田寛治に撮休はない』舞台挨拶 主演の津田寛治さん、萱野孝幸監督らが登壇


 

4月24日から名古屋のセンチュリーシネマで上映中の映画『津田寛治に撮休はない』は、映画『ONODA一万夜を超えて』やドラマなどでさまざまなキャラクターを演じてきた俳優の津田寛治さんが本人役で主演を務めるミステリーです。‟休み(撮休)”という概念がなく、撮影や稽古・打ち合わせなどで多忙な日々を送る津田寛治さんに、不可解な出来事が相次いで起こり、徐々に精神が追い詰められて…というストーリーです。俳優「津田寛治」の現実と虚構の行き来をスクリーン越しに観ている私たちもその境界線が曖昧になっていく不思議な味わいがあります。

津田寛治さんは映画ファンの間では名の知れた存在であり、多数のテレビドラマにも出演する名バイプレーヤーです。北野武監督の映画『ソナチネ』(1993年公開)での映画デビュー以来、メジャーやインディーズにこだわらず映画やテレビドラマ・舞台やナレ―ションなど幅広く活躍し、出演作品は300本以上。そんな津田さんを主人公にしてリアルとフィクションの世界を立体化させるのは映画『断捨離パラダイス』(2023年公開)や現在公開中の映画『黄金泥棒』のメガホンをとった萱野孝幸監督です。出演者は愛知出身の渡辺哲さん、岩崎ひろみさん、篠田諒さん、駒井蓮さん、板橋駿谷さん、映画監督の井口昇さんが本人役で登場するほか、若手人気タレント役の一ノ瀬竜さん、津田さんのマネージャー役の中村祐美子さんなどバラエティ豊かな方々です。

名古屋での公開2日目となった4月25日。センチュリーシネマで映画『津田寛治に撮休はない』の舞台挨拶が行われ、主演の津田寛治さん、萱野孝幸監督、津田さんのストーカー役の園山敬介さん、名古屋在住の藤井麻莉子さんが登壇しました。和気あいあいとしたムードで撮影秘話や、好きなシーンなどを話しました。(取材日:2026年4月25日)

津田寛治さん 知多半島との縁・名古屋愛を語る 「会場もスクリーンも大きい」萱野孝幸監督、園山敬介さんはセンチュリーシネマに感動

映画『津田寛治に撮休はない』の上映後、主演の津田寛治さん・萱野孝幸監督・園山敬介さん・藤井麻莉子さんがお揃いのTシャツを着て登壇しました。神戸や京都など関西のシアターの舞台挨拶を巡っての名古屋入りだったそうで、津田寛治さんは「今日一番大きな劇場で、お客さんが一番入っています。名古屋スゴイ!めちゃめちゃ感動しております」と挨拶し、「津田寛治役の津田寛治です」と言うと会場内から笑いと拍手が送られました。

続いて津田さんのストーカー役を演じた園山さんが「会場もスクリーンも大きいですね。圧巻です。僕もこのスクリーンで観たくなりました」と二コリ。そして劇中でオーディションを受ける女性の中の一人を演じた藤井さんが「今日はよろしくお願いします」とフレッシュな挨拶をし、萱野監督が「こんなにスクリーンが大きいと思っていなかった」と驚きつつ「数ある映画の中でこの作品を選んで下さりありがとうございます」と感謝を表しました。

知多半島映画祭で津田さんが監督をした話をMCの松岡ひとみさんに振られて、津田さんは「愛知出身の渡辺哲さんや、他の俳優さんも知多半島出身の方に出て頂いて知多半島の市民による知多半島の市民のための知多半島の映画を撮らせて頂きました」とリンカーンの明言をもじって答えました。そして津田さんは「日本の大都市の中で、名古屋が一番好きです。変に自己主張しないから」と言うと会場が笑い声で満たされました。そして津田さんが「道が広いから空も広いんですよ。いつか名古屋を舞台にした映画に出演したいです」と声に力を込めると観客は歓迎の拍手で応えました。

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この映画の制作のきっかけを萱野監督は「『断捨離パラダイス』の主演で、本作にも出演している篠田諒さんが津田さんの事務所の後輩だったんです。それで僕が津田さんファンだと話したら津田さんの人柄などを少し教えていただき、津田さんといつか一緒に作品を作りたいと思いました」と話し、津田さんを中心とした作品のアイデアが浮かんだと明かしました。

萱野監督との初対面について津田さんは「別府のブルーバード劇場という素敵なミニシアターで舞台挨拶をしていたら、監督がいらっしゃったんです。僕も諒君から萱野監督の話を聞いていてお会いしたかった」と述べ、「企画書を渡されて、タイトルを見たら『津田寛治に撮休はない』と入っていてビックリしました!バラエティ番組のオファーかなって思った」と表情豊かに話しました。続けて津田さんが「劇映画でドキュメントタッチの部分もあるので、僕の日常を取材してもらおうと次に会うスケジュールを決めるも何も…それよりも早く台本が来てしまいました」と明かすと会場が驚きの嵐!津田さんはやや不安に思いながら台本を読んだそうです。読んだ感想について津田さんは「どこで僕を見ていたんだろうと思うほど、とんでもなく僕のリアルなプライベートでの姿が書かれていたんです。怖い怖い」と笑い、「夢中になって読みました。この台本だったら津田寛治役じゃなくても出たいって思うほど面白かった」と絶賛しました。

萱野監督は「学生時代に映画を1日3本ハシゴして観たときに、全部に津田さんが出演していました。いつしか作品の中で津田さんが出ると嬉しくなって、津田さん探しが始まって…」と思い出を語ると観客の皆さんも同じ思いなのか大きく頷いていました。津田さん沼にハマった萱野監督は「津田さんをもっと長い尺で観てみたいって思った」とこの作品が生まれたきっかけを匂わせ、映画『津田寛治に撮休はない』で「浴びるほど津田さんを楽しめたのではないでしょうか」と微笑みました。

本作の津田さんのストーカー役で出演している園山敬介さんの「津田寛治love」も負けていません。園山さんは「普段から津田さんのことが好きなので、その気持ちを濃縮して演じようと考えました。劇中で出てくるノートは僕が(役作りのために)自主的に書いたんです。津田さんの過去の記事とかをコピーして、想いを込めて筆圧高めで書いて」と明かすと会場内に感嘆のため息が洩れました。「監督に何気なくそのノートを見せたら劇中で使って下さったんです」と園山さんが言うと津田さんが「宣伝部の方々も感動して、今回のパンフレットは彼のノートがベースになって作られているんですよ」と付け加えました。パンフレットの最後のページには津田寛治さんのお面があるそうです。

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名古屋生まれ名古屋育ち、名古屋在住の俳優:藤井麻莉子さん出演の「オーディションシーンが好きなんです」と語る津田寛治さん リアルとフィクションの境界が曖昧になる面白さ

名古屋生まれで名古屋育ち、名古屋在住の俳優:藤井麻莉子さんは、劇中でオーディションを受ける女性のなかの一人を演じています。津田さんは「僕はこの作品の中で、このオーディションのシーンが好きなんです。屋外でのオーディションって普段ないですし、何を見せられているのか、見られているのは自分なのかと思えてくるんですよ」と不思議な雰囲気があると述べました。藤井さんは「本当のオーディションのように自己PRなどをしていくところを撮られていました。リアルなオーディションと同じくらい緊張しましたが、目の前が海だったのでスタジオよりも思い切ってできました」と屈託なく話しました。自己紹介やオーディションで渡される台詞を演じるところなど、ほぼ現実のオーディションの流れと同じだったそうで、長い時間撮影したと萱野監督が明かしました。津田さんはそのオーディションシーンには映画『フィリピンパブ嬢の経済学』に出演した一宮レイゼルさんも出演していると補足しました。津田さんの共演者や愛知を大切に思う気持ちが伝わってきます。

好きなシーンを尋ねると萱野監督は「焚火のシーンです。虚構と現実が曖昧になってきてカメラを回していることを忘れるくらい入り込みましたね」と振り返りました。津田さんはそのシーンの「映画の神様に片思いしているストーカー」という台詞に深く刺さったそうで、「世の中には映画の神様に愛されている俳優がいるんですよ、浅野忠信さんとか浅野忠信さんとか」と浅野さんの名前を連呼して笑いを取り、自身について「映画の神様が大好きなのに、こっちを向いてくれないってストーキングするイメージ。それを萱野監督が核心を突いて書いてくださって驚きました。あの台詞を言っているときは撮影のことを忘れていましたし、炎の力もあって‟さらけ出す”感じで喋っていました」と振り返りました。園山さんは「冒頭の長回しの1カットは素晴らしいです。そして飴を包装紙がついたまま口に入れるシーンが普段の天然の津田さんが現れていて好きです」と推しました。津田さんの魅力がいっぱい詰まった作品『津田寛治に撮休はない』。あなたのお気に入りのシーンはどこでしょうか。

舞台挨拶も終わりが近づき、津田さんが「今日も朝からミニシアターを5館くらい回っています。ミニシアターで良かったと思うのは、舞台挨拶をする機会が多く、お客さんの笑顔や拍手を直にいただけて、まわりに拡散してくださいって直接言えることです。とても幸せなんですよね。この映画こそ、舞台挨拶ができてよかったです。ありがとうございました」と結びました。津田寛治さんをじっくり堪能できる映画『津田寛治に撮休はない』センチュリーシネマで上映中です。是非おこしください。

作品概要

映画『津田寛治に撮休はない』

4月24日(金)よりセンチュリーシネマで公開中

3月28日(土)より新宿K’s cinema ほか全国順次公開

出演:津田寛治 平澤由理 一ノ瀬竜 こばやし元樹 篠田諒 中村祐美子 / 井口昇 駒井蓮 岩崎ひろみ 渡辺哲

脚本・監督:萱野孝幸

プロデューサー:中村祐美子 / 酒井翔太郎 企画:萱野孝幸 / 中村祐美子

音楽:松下雅史 撮影&照明:宗大介 編集:萱野孝幸 録音:地福聖ニ 美術:小島圭

ヘアメイク:馬場エミリ 衣裳:天希衣絵菜 助監督:城也 ラインプロデューサー:原田光

製作:KAYANOFILM 制作:KAYANOFILM / playApart

配給:アークエンタテインメント 配給協力:クロスメディア

2025|日本|カラー|114分 映倫|G

©映画『津田寛治に撮休はない』製作委員会

公式サイト:https://www.satsukyu.com/ 公式X:@SatsukyuMovie


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