感染拡大必至!名古屋で公開となった話題の映画『カメラを止めるな!』初日レポート

映画『カメラを止めるな!』は低予算のインディーズ映画でありながら、6月23日に東京・新宿K’sシネマで封切してから連日満席の記録を作り、映画ファンの間で話題沸騰中の作品です。名古屋での公開初日となった7月21日に名古屋駅西口のシネマスコーレでは、 19時05分からの上映回のチケットが早々に完売となり、21時20分からの追加上映が急遽決まりました。当日の朝10時から配布される整理券を求めて、オープン前からお客さまが劇場前に列をつくり、追加上映分も18時ごろには立ち見分も含めて完売したそうです。名古屋シネマスコーレは座席数は51席ですが、この日は補助席と立ち見を含めて80名ほどが劇場内で名古屋での初上映を楽しんでいて、上映後には大きな拍手が起きていました。
上映後すぐに始まった舞台挨拶に登壇したのは映画『カメラを止めるな!』で映画監督の日暮を演じた濱津隆之さんと娘役の真魚さん、上田慎一郎監督の3名。初めてシネマスコーレの中に足を踏み入れ「ギッシリですね!」「隙間が全然ない」「立って観ていただいた方、お疲れさまです」などと話しながら、スクリーンの前に登場しました。
映画『カメラを止めるな!』の成り立ちについて上田監督は「新人の監督と俳優たちでワークショップを経て、1本の映画をつくるプロジェクトで、去年の7月1日にクランクアップした。」と話し「人間として出来があまり良くない、不器用な、ポンコツな人たちがなんとか力をあわせて、ひとつのことを乗り越える映画を作りたかった。」と作品に込められて想いを語りました。
監督が何度もポンコツというワードを使う中で、濱津さんは「自分はほんとにポンコツです。」と会場を笑わせ、撮影中の監督の様子について「楽しんでいこう!と何度も言ってくれた。」と話しました。真魚さんは「(上田監督は)少年ジャンプみたいな人、大人なんですけど子供の心を持っている。」と独特の表現で皆を驚かせていました。
上田監督はこれまで短編を8本くらい撮っているのですが、好きで映画を作っていた中学生の頃とは異なり、偉い人に褒められたい、映画祭に入りたいなどの思いが出てきたことで右往左往している時期があったと話し「これは誰に何を思われてもいいから、もう一回中学生に戻って、自分のやりたいこと、好きなことだけを詰め込んで作った作品ですね。」と熱く話していました。