映画『ルームロンダリング』主演の池田エライザさんに名古屋でインタビュー

7月7日に公開となる映画『ルームロンダリング』はいわくつきの“事故物件”に住むことで部屋を“浄化する”八雲御子が主人公のハートフルなコメディ作品です。本作の主演をつとめ、モデルや女優として活躍している池田エライザさんが名古屋を訪れ、インタビューに応じてくれました。
撮影時の様子を振り返り、今作が長編デビューとなる片桐健滋監督やスタッフについて語ったり、御子が出会う幽霊を演じている渋川清彦さんや光宗薫さん、隣人役の伊藤健太郎さん、叔父さん役のオダギリジョーさんなど共演者についてもお話をしてくれました。
映画『ルームロンダリング』への出演を決めた理由について、ちょうど家族との関係について考えていた時期に脚本を読んだ池田さんは「この作品に関しては脚本に一目惚れでした。」と話しました。予告編映像を観ると幽霊が出てくるコミカルで面白い映画のように感じるかもしれませんが、主人公がお母さんと心を通わせるようになるお話で池田さんも「なんていい話なんだろうと思い、是非私にやらせてくださいとお引き受けしたんです。」と言い、作品に強い思い入れがあったことを教えてくれました。
池田さんが演じたお化けが見える主人公について「御子ちゃん自身がとても私の私生活に近い感じなんです。」と話し、部屋の中で背中を丸めて絵を描いている様子やお風呂で小説を読むことなど、映画の中での御子と同じようなことをしていることを教えてくれました。
映画『ルームロンダリング』の監督をつとめた片桐健滋さんは、大阪生まれでフランスで映画制作を学び、日本では崔洋一監督や廣木隆一監督、豊田利晃監督などの現場で助監督として経験を積んでいます。「TSUTAYA CREATORS’ PROGRAM FILM 2015」で準グランプリを受賞し、今作が長編初監督作品となります。池田さんは片桐監督について「ユーモアがあって、それでいて音楽は三拍子でセーヌ川に沿って流れていくおしゃれな感じで。そんなアンバランスな感覚を監督は持っていらっしゃるんです。」と話し、「私も初めて会うタイプの監督さんでした。片桐監督は無駄に人を傷つけない、絵本みたいな優しい感性を持っていらっしゃると思います。」と語っていました。
渋川清彦さんについては「現場にいるときの佇まいもかっこいい。本当に渋い。いい味を出している方です。」と振り返りながら、「キャッチーで愛嬌があって。全力で生きて死んでしまったという役にぴったりだなと思いました。空き時間も津軽弁を勉強されていたり、歌を歌ったり。『ルームロンダリング』にかけている努力が一番すごい方かもしれないです。」と作品への貢献度を語り、舞台挨拶でお会いした時にちゃんと御礼が言いたいと話していました。初共演だったオダギリジョーさんについて「本番中も本当に気兼ねなく甘えることが出来ました。両親がいなくて甘えてこられなかった分ちょっと遅めの反抗期みたいにぶつけさせてくださるし、私がこういうことをやりたいということには真摯に向き合ってくださってすごく丁寧に応えてくださいました」と感謝の気持ちを述べていました。