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2017-07-26

夏休みはゴジラ展で特撮の面白さを知ろう!


7月15日にスタートした名古屋市博物館のゴジラ展。すでに見に行かれた方もいらっしゃると思いますが、改めてゴジラ展の魅力をレポートします。

名古屋市博物館40周年記念

地下鉄桜山駅から徒歩5分のところにある名古屋市博物館は今年開館40周年をむかえます。周年記念特別展の第二弾としてゴジラ展が開催されています。昨年夏に北海道、その後に福岡で開催され、本州で一番最初に開催されたのが名古屋ということで、多くのゴジラファンが博物館を訪れているようです。

ゴジラと名古屋の関係

60年の歴史のある歴代のゴジラシリーズの中には名古屋が舞台になった作品もあります。1964年公開の映画『モスラ対ゴジラ』です。名古屋城とテレビ塔を破壊するシーンが印象に残っているのですが、会場内ではその映像の一部を見ることができます。

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特撮映画の裏側

会場内にはゴジラスーツや劇中に登場した武器など貴重な品々が展示されています。ゴジラ誕生に纏わる資料から映画製作の裏側、ゴジラの様々な登場キャラクターのデザイン案からスーツ、立体造形の数々、様々なクリエイターによるゴジラを題材にしたアート作品までを見ることができます。撮影できない資料もあるのですが、撮影可能なゴジラスーツもあります。

とくに2003年公開の『ゴジラ×モスラ×メカゴジラ東京SOS』の特撮用セットの設計図や撮影プランなどが書かれた資料やキャラクターの素案、イメージイラストなどの展示が豊富にあります。展示を通してどうやってゴジラ映画が作られたのか、これまでの映画製作スタッフの皆さんの努力や工夫を知ることができ、特撮の奥深さや面白さに気づくことができると思います。会場で販売されているグッズのひとつ、オリジナル冊子「GODZILLA-特撮現場」はここでしか手に入らないゴジラ展限定の冊子で、貴重な撮影現場の様子がたくさん掲載されています。あまりの人気に品切れになっているそうですが(7/25現在)、8月には納品されるそうなので見つけたらぜひ購入することをおススメします。

 

またゴジラ展の入り口前には数々のゴジラ作品の特撮美術を担当してきたゴ三池敏夫さんが監修した「特撮フォトスポット」があり、自身がゴジラになった気分で街にあらわれたような写真を撮ることができます。

また会場内には、名古屋城を背景にゴジラと対決している写真を撮れる「特撮体験スタジオ」もあり、ゴジラ展来場の記念になる楽しい写真もたくさん手に入れることができます。

樋口真嗣監督の講演会

7月22日には、『シン・ゴジラ』の監督・特技監督である樋口真嗣監督の講演会が行われ、事前申込をした200名を超える方々が地下講堂に集まりました。

講演会の内容は来場した方々だけのために樋口監督が特別に用意したものということだったので、細かくは書けないのですが、特撮好き、ゴジラ好きの方にとっては堪らない時間となったようです。

ゴジラファン交流の場に

ゴジラ展は本当に見所が多すぎてゴジラにそんなに詳しくない人にとっては、何が何だか、、となってしまうがしれません。そんな方には学芸員さんによる展示説明会ががオススメです。(7月30日13時半より、当日先着100名)学芸員さんがゴジラ展の魅力を紹介してくれるそうです。

必ずしも来場されているとは限りませんが、ゴジラ通の方に出会うことができると展示について、色々と教えてもらえるという噂があります。ゴジラ展は世代を越えてゴジラについて語り合える場となるかもしれまん。

基本情報

ゴジラ展

期間 2017年7月15日(土)〜9月3日(日)
開館時間 9:30~17:00(入館は16:30まで)
休館日 毎週月曜日、第4火曜日、※8月14日は特別開館

Ticket:一般 1300円、高大生 900円、小中生 500円

Place:名古屋市博物館

Address:名古屋市瑞穂区瑞穂通1-27-1

Map:

名古屋市瑞穂区瑞穂通1-27-1

Tel:052-853-2655

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