知多半島ロス? 映画『世界でいちばん長い写真』高杉真宙さん、武田梨奈さん、草野監督に名古屋でインタビュー

映画『世界でいちばん長い写真』はベストセラー作家・誉田哲也さんによる同名小説を原作に映画化した作品で、昨年の夏に愛知県の知多半島でオールロケを行った青春映画です。公開を1ヶ月後に控え、イオンシネマ常滑での先行上映会のために愛知県にやってきた主演の高杉真宙さん、武田梨奈さん、そして脚本も担当されている草野翔吾監督が名古屋市内でインタビューに応じてくれました。
クランクイン前にイオンシネマ常滑で行われた制作発表会見も取材しているのですが、ついに完成した映画『世界でいちばん長い写真』について、今の気持ちをお聞きしたところ草野監督は「初めてこの原作を読んだのが4年前になります。昨年の8月に撮影をして、(東京に戻ってから)去年いっぱい知多半島ロスになっていました。今日も久々にこちらに来れるのを楽しみにしていました。前乗り後帰りしたいくらいなんです。」と楽しかった撮影を振り返っていました。高杉さんは「(映画を)観ると撮影を思い出すんですが、それと同時に自分の人生を振り返っているみたいな感じになります。高校生活を思い出す感じがあって、すごく嬉しかったです。」と話し、高杉さんもまた知多半島で撮影したいと思うほど、知多半島ロスになったそうです。武田さんは普段は自身の出演作を客観的に観られないそうですが「(今作では)純粋にそこにいる人たち映画の中の人たちの生活や青春を観ることができて、すごく不思議な作品だなと思いました。たくさんの方に早く観ていただきたい気持ちでいっぱいです。」と作品への想いを語りました。
知多半島知多半島で合宿をしてオールロケをした映画ということで、撮影の中で発見したおススメスポットを聞いたところ高杉さんが「おじいちゃんのリサイクルショップはすごくきれいなところでした。幻想的な場所で、撮影をした場所以外にもたくさんのいろんな年代のものが置いてあって不思議な場所に来た感じでした。」と言い、実際にあるリサイクルショップを使ってロケをしたことを教えてくれました。この場所は原作の本田哲也先生からも外観も含めてイメージのままだったと言われてとてもうれしかったと草野監督が話していました。
武田さんはこのリサイクルショップでのシーンについて「日間賀島のタコの干物を急遽用意してくださってとてもおいしかったです。」と話し、撮影終わってからも食べていたそうです。
知多半島の綺麗な景色もたくさん登場するのですが、草野監督は宏伸が自転車で回る、黒い壁の古民家がある一群、高杉さんは2回目に登場する頑張った後の枯れたひまわり畑など、撮影で訪れたスポットをおススメしていました。武田さんは撮影中の宿泊場所の近くだった知多半田駅を挙げ、「本当に地元のように感じていて、毎日みんなであの辺でご飯食べたりもしました。電車に乗って遊びに行ったり映画を見に行ったりしていたので、地元から東京に帰るのが切ないくらいあの場所に愛着が湧いてちゃいました。」と話し、撮影がお休みの時には高校生のような感じでみんなで過ごしていたことを教えてくれました。
高杉さんは高校時代の自分について何の取り柄もなかったと話し、本作で演じた宏伸について「こういう場所で育って人と出会って成長していくというのがうらやましいなと憧れと嫉妬心がありました。」と語りました。武田さんは文化祭や体育祭合唱コンクールなど自分から立候補して委員長やりたいですってるような盛り上タイプだったそうです。「今回、自分の周りの男の子たちの青春を見守る役だったんですが、これも青春だなと体感しました。自分の青春だけじゃなくて、身近な人の青春も自分の青春になるんだなと思いました。」と撮影期間中に青春を味わったことを教えてくれました。野監督はクライマックスの撮影会のシーンについて「高校時代に戻りました。」と話し、自身と高杉さん演じる宏伸は異なるタイプだと思っていたそうですが「やっぱり一緒なんだと思いました。」と自分の高校時代と重なって感じたことを話していました。